鳥取県の観光の魅力を高め、国内外に情報発信するとともに、米子ソウル便、環日本海航路の維持発展を図り、活用することにより国内外から鳥取県を訪れる観光客の増加を図る。
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 新たな航空旅客創出事業 (予算額(事業費)73550千円) | 県内両空港を発着する航空路線の維持拡充や新規国内路線の誘致に向けて新たな旅客の開拓を図るとともに、空港の情報発信機能の強化や二次交通の整備等による利便性向上を図り、国内航空便の利用拡大につなげる。 |
2 | 国際航空便利用促進事業 (予算額(事業費)83910千円) | 平成28年9月に就航した米子香港便について、利用者が定着するまでの間の安定的運行を図るため、同路線の運行経費に係る支援を行うとともに、香港・マカオ地域等と教育、スポーツ等の交流、往来の創出につながる取組を支援するほか、航空会社と連携した利用促進キャンペーンや二次交通対策等を併せて実施し、その後の増便へつなげていく。 |
3 | 国内航空便利用促進事業 (予算額(事業費)61053千円) | 県内両空港を発着する航空路線の維持拡充と利便性向上を目的に両空港の利用促進懇話会等と連携し、首都圏等でのPR活動や旅行商品造成の働きかけを行う。 |
4 | 米子空港国際定期航路利用促進対策費 (予算額(事業費)81203千円) | 山陰初の国際定期航空路線である米子ソウル便の安定就航を図るため、同便を運航するエアソウルに対して米子空港の着陸料、施設使用料等の経費を支援するとともに、山陰両県の官民で組織する国際定期航路利用促進委員会の一員として同便の利用を促進する。 |
H29年度の取組 | 成果 |
鳥取東京便については、前回の国土交通省による羽田発着枠政策コンテストによって、平成30年3月まで継続されている5便化について、今秋開催されるコンテストで高評価を得て、さらに継続させる。 | ○平成29年9月13日に国土交通省で開催された「取組の評価検証に係る懇談会」において、これまでの取組等を評価され、10月4日に平成32年3月までの2年間、5便化が継続されることとなった。 |
米子東京便については、通期1日6便の運航が一定期間5便となる予定であるが、当該期間は大型機の運航によって利便性を確保する。 | ○ANAに御協力いただき、1日5便の運航となる平成29年6月から9月までのうち、7月から8月は1往復、9月は2往復について、山陰では初就航となるボーイング787型機(335人乗り)によって機材大型化が実現できた。 |
県内空港に就航する国内航空便の充実を図るため、鳥取空港の利用を促進する懇話会、米子空港利用促進懇話会等と連携して首都圏からの観光客誘致、エアサポート支援事業(特定の目的・対象に対する航空運賃助成)、県境を越えた広域的な事業展開(鳥取:兵庫県但馬地域、米子:島根県東部地域)、鳥取空港においては、羽田乗継による海外インバウンドの促進等の利用促進の取組を実施する。 | ○首都圏からの観光客誘致については、時期、ターゲットを明確化した取組として、若年層女性向けに「鳥取多美」でインスタグラムを活用した情報発信、モニターツアーを実施した。
○東京発朝1便利用に特化した首都圏旅行会社の商品造成を支援した。
○エアポート支援事業は好調に申込者数が推移し、キッズ、移住定住等で手ごたえを感じた。本年度から「但馬版キッズエアサポート」として、但馬地域も対象として助成を始めた。 |
米子ソウル便の利用促進を図る。 | ○平成13年4月のアシアナ航空の就航からこれまでの搭乗者数50万人突破を記念して式典を開催した。
○エアソウルと連携して、スーパーチューズデー、プレミアムフライデーキャンペーンなどを新たに展開した。
○エアソウルからの打診を受け、9月から関係機関等と調整して12月23日から週2便を増便して週5便となった。これは、3月24日までの冬季限定であったが、利用促進に努めた結果、平成30年度春ダイヤでも増便が継続された。
○増便の継続を控えて、10月29日の就航1周年記念イベント及び11月2日のソウルでの鳥取県観光情報説明会について、いずれも知事に出席いただき、滞りなく開催することができた。
○12月1日に国際定期便利用促進協議会臨時総会、13日に空と海で世界とつながる国際ネットワーク戦略会議を開催し、増便継続後のアウトバウンド利用促進を図った。
〇増便後もインアウトともに利用者が増加し、1月以降は就航以来初となる搭乗者5千名を突破し、2月も過去最多搭乗者数を更新。
搭乗率(4〜翌2月):67.1%(前年度同期65.7%)
搭乗者数(4〜翌2月):42,108人(前年度同期33,834人) |
米子香港便の利用促進を図る。 | ○4月の知事訪港以降、香港航空とのワーキングチームを立ち上げ、緊密に連携しながらプロモーションを実施し、利用実績は堅調に推移している。香港ブックフェア(7月)、イオン香港での鳥取岡山観光物産展(9月)、イオン日吉津での就航1周年記念イベントでは、来場者に抽選で当たるペアチケットを提供いただくなど、利用促進に当たって香港航空との連携を進めた。
○平成28年9月14日の就航から1周年を記念し、式典等のイベントを開催した。
○7月の香港航空副総裁から提案いただいた米子香港便を利用した物流システムの構築については、関係機関と調整中。
〇就航から平成30年2月までの累計搭乗者が3万人を突破。11月には最高搭乗率が84.2%を記録した。
搭乗率(4月〜翌2月):73.7%
搭乗者数(4月〜翌2月):24,370人 |
空港を拠点に賑わいや交流を創出するため「空の駅」化を推進する。 | ○鳥取空港については、コンセッション方式への移行、ターミナルビルの一体化、鳥取港とのツインポート化が空港港湾課を中心に進められている。
○ツインポート化のために整備された県道鳥取空港賀露線「かにっこ空港ロード」が3月10日に開通し、これとあわせて「空の駅フェスタ」を開催した。 |
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