企業及び求職者のニーズに的確に対応した職業訓練を訓練生に提供し、就職支援を強化する。また、在職者訓練を拡充・強化し、企業をとおして戦略産業と雇用の創造を図る。
H29年度の取組 | 成果 |
・本人及び保護者との面談を繰り返し実施し、個人の特性を見極めながら、効果的な訓練を実施する。 | ・複数回実施した企業実習の効果は大きく、訓練生一人一人が就労に対する意欲が高め、結果的にほぼ全員の訓練生が一般就労することができた。 |
・就職後の職業生活を持続させるために、生活面の指導も徹底的に行う。 | ・新規で行った製造技能、ベッドメイクの訓練に直接関連する業種の事業所に就職する訓練生もあり、就職先の幅を拡げることができた。 |
・昨年度より長い期間の企業実習を実施し、基本的労働習慣の習得を図りながら、訓練生の課題把握に努める。 | ・離職者対象の実践型訓練について、就職には結びつかなかったが、訓練生の職業技能、就労意欲の向上につながった。 |
・新たに、製造・運送業、医療・福祉事業に向かうための訓練を開始し、訓練生の就職先の幅を拡げる。 | ・早期訓練について、障がい児2人の一般就労に貢献した。 |
・昨年度の修了生の就職先を定期的に訪問して、就労が継続していくよう支援を行う。 | ・実践能力習得訓練では訓練先での就職は難しかったが、3ヶ月に以内に就職できた。 |
・関係機関と連携して、委託訓練のPR活動を行い、対象者を募りながら、1つでも多く訓練を実施する。 | 修了者数19名、就職者数1名、就職率50%
対象:平成29年度中に終了した科の修了生
報告数値:対象者の就職率
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・訓練の効果を上げるだけでなく、受講生に対し、訓練期間中から就職するための訓練であることを理解させて、修了後には、自主的に就職活動を行うよう促す。 | |
・ハローワーク米子や産業人材育成センター倉吉校担当者と連携をとった。 | |
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課題 | 今後の取組 |
・発達障がい、あるいは、精神障がいの疑いのある訓練生の割合が増加傾向にあり、訓練の円滑な実施が難しくなっている。 | ・幅広い科目の訓練を実施するとともに、訓練生の希望職種にあわせた個別の訓練も充実させながら、生活面の課題解決も含めて就労支援を行う。 |
・離職者対象の訓練について、応募者が少なく、訓練実績が減少傾向にある。 | ・離職者対象の訓練について、引き続き、周知活動を行い、訓練実績を伸ばしながら、障がい者雇用の進展に寄与する。 |
・OAビジネス科の訓練生の中には、就労意欲がなく、パソコン講習の一つとしか、とらえていない者も含まれており、訓練の継続について検討する必要がある。 | ・OAビジネス科については、訓練生の選定にあたり、真に就労意欲のある者のみに絞りこむことに努める。 |
・集合型訓練修了生の早期就職。 | ・担当職員は全国研修へ参加するなど、幅広い知識、スキルを習得し、支援の質を向上させる。 |
・簿記のニーズが少なくなってきている。また精神障がい者が多くなってきているので、ニーズをしっかりと把握し、訓練計画を検討する。 | ・ハローワークとの連携を強化し訓練ニーズの収集を行う。 |