平成29年度工程表
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生活環境部 水・大気環境課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者


 所属名 水・大気環境課 所属長名 大呂英樹 電話番号 0857-26-7400

組織ミッション

安全で快適に暮らせる水・大気環境づくり   ・快適な水環境の確保   ・良好な大気環境の確保   ・生活排水処理の普及

1.政策内容と目標

(1)政策内容

良好な大気環境の確保

(2)今年度の目標

大気環境の汚染状況を測定し、県民等への情報提供を進めるとともに、工場、事業場等への監視・指導等を通し、生活環境や星空観察等に適した良好な大気環境を保全する。

(参考)該当する長期的目標

政策項目元気づくり総合戦略将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●環境イニシアティブプラン

番号目標施策具体的な目標
1【5 安全・安心】安全で安心してくらせる生活環境の実現 5-1 大気・水・土壌環境の保全と地下水の適正管理・ベンゼン等有害大気汚染物質の環境基準の達成
2【5 安全・安心】安全で安心してくらせる生活環境の実現 5-2 環境汚染化学物質の適正管理・大気中のダイオキシン類濃度の環境基準の達成

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
ベンゼン等の有害大気汚染物質の環境基準達成率(%)成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値100100100100
時点平成27年度平成29年度平成28年度末 29年度分は30年6月末確定平成26年度末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
環境イニシアティブプラン

指標2

指標名指標の分類
大気中のダイオキシン類濃度(pg-TEQ/Nm3)
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値0.0120.0140.0140.00950.012
時点平成19年度平成27年度平成29年度平成28年度末 29年度分は30年6月末確定概ね平成30年度末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
環境イニシアティブプラン

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1大気汚染防止対策事業 (予算額(事業費)29202千円)・工場、事業場のばい煙発生施設の排出ガス規制、立入検査・指導を実施する。  ・一般環境、沿道環境の大気汚染状況を測定し、結果を公表する。  ・大気汚染物質が高濃度となった時や高濃度が予想される時の注意喚起、注意報・警報の発令を行う。
2環境汚染化学物質対策事業 (予算額(事業費)21844千円)・工場、事業場に立入検査を実施する。  ・一般環境中のダイオキシン類等化学物質濃度を測定し、結果を公表する。
3世界に誇れる「星取県」ブランド化推進事業 (予算額(事業費)22924千円)・鳥取星空観察における科学的視点からの考察を情報発信

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
8
評価理由
・一般環境中の大気汚染物質の状況は、光化学オキシダントや微小粒子状物質(PM2.5)において環境基準を達成できていないが、これらは大陸等からの移流が原因。その他の項目(窒素酸化物、いおう酸化物、一酸化炭素)は全て環境基準を達成し、基準値を大きく下回る濃度で推移。 ・一般環境中(大気、水質、土壌、底質)のダイオキシン類濃度はいずれも環境基準を達成し、排出ガス、排出水の濃度も排出基準を達成している。 ・また、星取県に関して、29年12月議会で、星空環境を観光や地域経済の振興、環境教育に生かし、美しい星空が見える環境を県民の貴重な財産として保全し、次世代に引き継ぐため「鳥取県星空保全条例」を制定することができた。 今後もこうした大気環境が維持できるよう、県民・企業等に現環境のとともに、星空保全条例の普及啓発に努めていく。 

H29年度の取組成果
大気汚染防止対策事業 ・大気汚染防止法に基づき、対象施設に立入し実施した排出ガス測定検査の結果、排出ガス基準の超過は無かった。 ・大気汚染防止法に基づき実施している大気常時監視については、PM2.5、光化学オキシダントで環境基準を達成できなかった ・今年度(30年3月14日現在)、PM2.5に関する注意喚起を6回行い、健康被害の防止を図った。 ・光化学オキシダントは注意報発令レベルに近い濃度が1回観測されたため、、関係工場にばい煙や揮発性有機化合物の排出削減措置の準備をしてもらうとともに、行政機関に住民・学校・保育園等への外出自粛等の周知の準備をしてもらうための「情報発令」を行った。
環境汚染化学物質対策事業 ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、対象となる施設への立入検査を実施した結果、排出ガス、排出水とも排出基準超過等の違反はなかった。 ・環境中のダイオキシン類濃度を測定し、大気、水質、地下水、土壌、底質のいずれも環境基準値を下回っていた。なお、大気中の濃度(年平均値)は最大0.010(pg-TEQ/m3)であり、今年度の目標値(0.014pg-TEQ/m3)を下回り、目標を達成した。
世界に誇れる「星取県」ブランド化推進事業 29年12月議会で「鳥取県星空保全条例」が制定され、優れた星空環境で自然的社会的条件から保全がとくに必要な「星空保全地域」の30年度当初の指定に向けた目処がたった。
 
 
 
 
 
 
 
課題今後の取組
大気環境の維持保全大気汚染防止事業については、次のとおり取り組む ・引き続き、大気汚染物質の主な発生源となる施設を有する工場・事業場への立入検査や大気汚染状況の監視を継続実施する。 ・微小粒子状物質(PM2.5)やオキシダントについて、引き続き、大気汚染状況を踏まえて、住民への情報提供や注意喚起について適切に行う。
化学物質等の監視・ダイオキシン類については、引き続き法の対象となる施設への立入検査や、環境中(大気、水質、底質、土壌)のダイオキシン類濃度の監視を継続実施する。
星空保全条例の運用星空保全条例の円滑な運用、また星空保全地域の指定等については地元との協議を諮りながら進めるとともに、学校、地域等への光害防止の学習活動や星空環境を活用した環境教育活動を支援していく。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。



最後に本ページの担当課
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