農林水産部東部農林事務所八頭事務所八頭農業改良普及所の工程表

基本的事項

　所属名　八頭農業改良普及所　所属長名　谷口佳人　電話番号　085872-3837

豊かな自然環境を活かした中山間地農業の振興・多様な担い手育成と経営改善の支援・地域特性を活かした特産物の育成とブランド化・環境に配慮した持続可能な農業を振興

地域に合った品目、品種の導入による産地育成と農産物のブランド化の促進

・中山間地域の特性に合った野菜の生産拡大と特産物づくりを支援する。
・白ねぎ農家の調製作業改善を支援する。

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
○					○

番号	大項目	取組みの方向性
1	Ⅰ 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく	⑨本県の特徴である多様な農林水産物の生産に対応した生産基盤の整備を促進します。また、高品質な県内農産物の生産・加工を通じた輸出拡大や、食品加工産業への県内農林水産品の供給拡大、新品種や機能性食品など付加価値の高い新商品開発を通じた、農林水産物供給・加工の一大生産・供給拠点を目指すフードバレーの取組を推進し、農家所得の向上を目指します。

白ねぎの夏ネギ栽培面積を３８０ａとする。

指標名	指標の分類
夏ネギ栽培面積	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	290a	270a	290a	270a	380a
時点	Ｈ２６年度末	平成２８年度末	平成２９年度末	平成２９年度１０月	H29年度末

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
その他計画等	普及計画	普及指導計画により

指標名	指標の分類
単年度白ねぎ調製作業改善実施農家	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	６戸	４戸	５戸	５戸	８戸
時点	H26年度末	H28年度末	H２９年度末	平成２９年度末	H29年度末

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
その他計画等	普及計画	普及指導計画により

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	みんなでやらいや農業支援事業　（予算額（事業費）222321千円）	市町村が中心となって行う地域農業の活性化の取組や意欲的な農業者の規模拡大などの経営発展の取組を支援し、地域の活性化や雇用の創出を目指す。

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
7
評価理由
・新たな栽培方法（チェーンポット１粒まき）の取組面積が５０ａとなったが、目標を下回った。・出荷調製作業の問題点が確認でき、改善にもつなげることができた。

H29年度の取組	成果
【夏ねぎ】・栽培の安定化を図るため、防除や土寄せ技術等の支援を行った。・新たな栽培方法（チェーンポット１粒まき）の調査をＪＡと定期的に行った。・上記の調査結果を農家に報告し、次年度への取り組みを提案した。	・新たな栽培方法（チェーンポット１粒まき）の太りが早く、収獲時期が慣行より早いことがわかり、農家も反応も良かった。・３０年産は八東地区で５０ａ程度栽培することとなった。
【白ねぎ農家の調製作業改善の支援】・出荷調製作業の問題点・効率化に対する意向、快適な作業環境づくりや身体負担軽減等について　啓発、事例紹介、改善提案を行った。・５戸について収穫・出荷調製作業の実態調査を行い、問題のある組織に対して他の農家の事例紹介や改善提案を行った。	・照明器具交換による照度確保、冷え対策の実施、作業手順を変更等を実施され、効率化・快適化につながった。・問題のある組織は効率がよくない原因を認識されたが、現作業場ではレイアウト変更等が難しいため、新しく作業場を整備する際には検討する意向である。・出荷調製の工夫事例収集できた。

課題	今後の取組
【夏ねぎ】・新たな栽培方法（チェーポット１粒まき）に切り替えて省力化を図ることはできるが、収量の安定確保には排水対策も必要となる。	・新たな栽培方法（チェーンポット１粒まき）に、さらに収量的な面も考慮し、１．５粒まき、２粒まきを検討する。・水田転換畑での収量の安定確保を図るため、農家に、早期の畑地化や排水対策が必要なことを提案する。
【白ねぎ農家の調製作業改善】平成23年頃より生産部、個人を対象に取り組んできた結果、改善できるものは改善できた。	野菜特技活動の中で農家要望や課題が出てきた際に、対応を行う。改善提案した組織については、新作業場整備の際に効率化に向けたレイアウト、作業手順等の助言を行う。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。