福祉保健部 子育て王国推進局 皆成学園の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 皆成学園 所属長名 岸根弘幸 電話番号 0858-22-7188
組織ミッション
１ 入所利用児童へのサービスの向上及び充実
２ 在宅障がい児へのサポート機能の充実
３ 発達障がい児（者）に対する地域における総合的な支援体制整備の推進
１．政策内容と目標
（１）政策内容
入所利用児童へのサービスの向上及び充実
（２）今年度の目標
○入所利用児童等の生活支援の安定及び充実を図る。
○入所利用児童等の主体的な社会自立及び円滑な地域移行を推進する。
（参考）該当する長期的目標
| 政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン（教育振興基本計画） | その他 |
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２．測定指標
測定指標なし
３．目標を実現するための主要事業・主要制度
| 番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
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| 1 | 皆成学園費 （予算額（事業費）93969千円） | |
４．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
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| ○（予定どおり） |
| 達成度の評価 |
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| 7 |
| 評価理由 |
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| ・支援事例の検討や各種研修参加及び研修の園内開催、実践報告会の開催などを通じ、個別支援の維持向上、個別支援の充実に取り組むことができた。
・養護学校と連携し、移行先の見学や実習を重ねながら、今年度卒業した児童１０名中８名は本人・保護者の希望する成人施設等への入所等の移行に繋がった。また、高等部を卒業した児童及び高等部卒業を待たずに成人施設への移行を希望した児童のいずれも、保護者、学校、行政及び相談支援事業所との計画的な協議を行い、成人施設へ入所と繋がった。
以上のことから、達成度は７と評価した。 |
| H29年度の取組 | 成果 |
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| ・年間を通して、入所利用児童の生活支援及び移行支援に取り組んだ。
・家族での療育支援や地域での在宅支援が困難な要支援児童の緊急入所や一時保護の受け入れに取り組んだ。
・当園の利用希望児童の保護者、特別支援学校、児童相談所、相談支援事業所、市町村と共に支援情報を共有し、障がい特性やニーズに応じて、入所利用等ができるように取り組んだ。 | ・利用児童の保護者、特別支援学校、児童相談所、相談支援事業所、市町村とともに支援情報の共有を継続的に行い、本人・保護者の希望する成人施設への入所等移行に繋がった。（年間；成人施設入所３件、地域のグループホーム入居５件(年度末予定含む)、アパート入居１件、家庭復帰１件、在所延長予定２件）
・保護者、学校、支援関係機関と連携しながら、要支援児童の情報を共有し、地域・家庭のセーフティネットに取り組めた。（年間；入所５件（うち緊急入所２件）、一時保護３件） |
| ・年間を通じて、園内での児童支援の困難さや思春期年齢の児童の特性やニーズに係る課題に応じた支援事例の検討や関係機関と連携した支援研究を中心に近江学園との交流事業（職員の相互派遣研修、共同・個別支援研究）等に取り組んだ。
・契約入所児童について、自立支援協議会や行政等支援機関から地域の支援環境を学び、入所前からの生活支援や入所後の移行支援の充実を図るため、支援情報の共有に取り組んだ。 | ・行動障がいのある児童の支援事例の検討（リスクマネジメント委員会や虐待防止委員会での取組み）し、安全で安心できる個別支援の維持向上に取り組んだ。（年間；支援検討２件）
・思春期年齢の児童の支援について、園内ＰＴで作成した｢生と性の支援｣マニュアル・手順書の活用、児童相談所や特別支援学校等との連携に加え、園内支援の実践報告会を含む園内研修会を企画開催し、個別支援の充実に取り組めた。（年間；支援対象１１件、園内研修４回）
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| ・倉吉養護学校の進路指導主事と連携し、退所後の地域移行及び高等部卒業後の就労を見据え、児童本人及び保護者（又は児童相談所）の意向を尊重し反映させながら、現場実習先を検討し、事業所で働く実体験を通して、現実的に進路を検討できるよう、調整を図る。
・高等部３年生については、１１月に保護者等との移行に係る手続等について、話し合いの場を設定した。
・高等部１，２年生については、園内進路検討会を１月に開催し、養護学校との合同進路検討会（３月）に参加した。
・入所利用児童の移行支援の一環として、事業所・施設見学を個別に計画、実施した。
・園内において、これまで課題であった地域連携（関係機関連携等）体制について、検討を行った。 | ・年間を通じて、日々の連絡調整を行い、児童の特性と希望に合った実習先を学校に依頼し、調整することができた。
・保護者との話し合いの場を設定したことにより、移行に係る申請等がスムーズに行えた。
・園内進路検討会において、個々の児童の障がい特性、家庭環境又は進路に係る課題を整理し、支援方針を検討した。
・養護学校との合同進路検討会において、学園と学校が共通の認識、方針で対応するためのすりあわせの協議を行った。なお、措置児童に関しては、児童相談所とも随時連携しながら、支援の方向性を確認した。
・事業所・施設見学を個別に計画・実施することで、各児童が現実的に進路を検討できるよう支援した。
・当園で取り組むべき地域連携体制が構築でき、平成３０年度からの取り組みが明確化された。 |
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| 課題 | 今後の取組 |
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| ・高等部卒業生が２名、移行先がなく、引き続き入所を継続する。 | ・入所継続児童に対しては、成人施設への移行に向けて学園全体で取り組む。
・高等部生については、３年生だけではなく、早期から移行に向けた取り組みや保護者・関係機関との連携の機会を作る。 |
| ・地域連携体制の具現化。 | ・今年度、協議検討した地域連携については、平成３０年度において、取り組みを進めていく。 |
| ・近江学園との交流事業の継続。 | ・園内での支援実践及び人材育成に活かすとともに、当園の地域連携等の支援体制の見直しに活かす。 |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。