平成30年度工程表
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商工労働部 雇用人材局 産業人材課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者


 所属名 産業人材課 所属長名 澤 雅子 電話番号 0857-26-7223

組織ミッション

鳥取県の将来を見据えた産業人材の育成を図る。

1.政策内容と目標

(1)政策内容

(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 職業能力開発総合大学校の調査研究機能の一部移転を契機に、高度技能・技術の訓練・開発拠点を形成する。

(2)今年度の目標

職業能力開発総合大学校の高度訓練開発室の移転(4月)及び業務開始(7月)の円滑な実施に向けて連携・協力するとともに、職業能力開発総合大学校が行う自動車分野の職業能力体系の整備に県内企業と共同して取り組む。また、県の事業としても、職業能力開発総合大学校のノウハウを活用しつつ、県内企業のニーズに応じた職業訓練プログラムの開発を行う。

(参考)該当する長期的目標

政策項目元気づくり総合戦略将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他
V幸せを感じながら鳥取の時を楽しむ(2)働く場B戦略的な産業人材の育成・確保

2.測定指標

測定指標なし

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1とっとり高度技能開発拠点形成事業 (予算額(事業費)36658千円)(1)高度技能開発拠点形成セミナー・・・職業大移転や人材育成に関するセミナーや勉強会を開催。(2)高度技能・技術人材育成プログラム開発事業・・・高度人材育成戦略会議及び訓練プログラム検討ワーキンググループを開催し、県内企業のニーズ等をもとに専門家、職業大等とともに、成長3分野の訓練プログラム開発を行う。(3)MONOZUKRIエキスパート構築検討事業・・・大学や企業等で構成するコンソーシアムを設置し、高度熟練技能とAI・IoT技術を兼ね備えた実践人材を育成するための新たな教育体系の構築に向けて検討する。(4)高度5軸加工機活用支援事業・・・同時5軸加工機を設置し、県内企業の在職者等に対して訓練を実施する。

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
7
評価理由
鳥取県、厚生労働省及び(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構の3者で作成した職業大移転に係る成案(平成29年3月合意)に沿って、平成30年4月に職業大基盤整備センター高度訓練開発室がポリテクセンター鳥取内に移転した。県及び県内企業との連携による成長3分野(医療機器・自動車・航空機)の職業訓練コース及び教材開発の第一弾として、自動車分野への取組を開始し、1年目の成果として職業能力体系の整備を行うことができた。 

H30年度の取組成果
高度技能開発拠点形成セミナー 県と職業大の共同による職業大高度訓練開発室移転記念セミナーを開催。職業大の圓川校長による基調講演、角基盤整備センター所長による業務等説明を行い、県内企業による人材育成に資する情報を発信した。
県、県内企業及び職業大が連携した自動車分野の職業能力開発体系の整備 県内企業5社が調査研究委員会に参画し、機械部品と電装品の2つを中心に職業能力体系の整備(仕事の見える化、能力の見える化)を行った。
高度人材育成戦略会議、訓練プログラム検討ワーキンググループ 県、県内企業及び職業大が連携して取り組む職業能力開発体系の整備による成果の活用について、現在の課題や検討の方向性等の検討を進めた。また、タイ王国の労働省やマヒドン大学と連携して、それぞれの取組に関する情報交換を図った。
MONOZUKURIエキスパート構築検討事業 産学官連携によるコンソーシアムを立ち上げて、モノづくりに関する知識とAIに関する知識を併せ有し、製造現場の生産性向上を推進する高度人材の育成に係る新たなキャリアアップ体系の構築の検討を開始した。初年度は、目標とする人材像を明確化し、体系づくりに向けたAI活用実証実験を行うための準備を進めた。
高度5軸加工機活用支援事業の推進 県内の企業に対する随時個別見学会、講座、個別OJT利用等を行い、5軸加工機の機能及び高度な加工技術に関する理解を深めていただいた。また、戦略産業雇用創造プロジェクトの求職者向け3次元CAD研修の中で、実際の加工を体験・学習いただいた。
 
 
 
 
 
課題今後の取組
成長3分野の職業能力開発体系整備の成果を活用した県内企業に対する効果的な人材育成支援への展開県内企業及び職業大と連携して職業能力開発体系の整備を進める中で関連する知識やノウハウの吸収に努めるとともに、県が主催する高度人材育成戦略会議での意見をもとにした課題解決型の職業訓練プログラムの開発、職業大が行う職業能力開発体系の整備をもとにした県版又は個別企業版の職業訓練プログラムへの展開等について、ものづくりの専門家及び職業大と連携して検討する。
MONOZUKURIエキスパート構築にあたっての修士認定コースの検討今年度に立ち上げた産学官連携コンソーシアムにより、鳥取大学はじめ県内の学術機関や産業支援機関と検討していく。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。



最後に本ページの担当課
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