中部総合事務所福祉保健局障がい者支援課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

　所属名　障がい者支援課　所属長名　河原英徳　電話番号　0858-23-3187

組織ミッション

【局のミッション】
　・中部地区の皆様の豊かで健康な生活を応援します。
【障がい者支援課のミッション】
　・障がい者が地域で安心して暮らし、働き、活動できるよう、市町及び関係機関と連携して相談・支援を行う。
　・障害者やＤＶ・自殺・アルコール依存・ひきこもりなど、心と女性の課題に対する正しい理解を深めるための普及啓発や地域における支援者
　を育成する。

１．政策内容と目標

（１）政策内容

ＤＶ被害者相談支援

（２）今年度の目標

１　DV防止及び被害者支援が適切に行えるよう普及啓発と相談支援体制を強化する。
２　関係機関との連携強化と職員の資質の向上を図る。

（参考）該当する長期的目標

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
○

●将来ビジョンの取組の方向性（該当所属のみ）

番号	大項目	取組みの方向性
1	Ⅴ【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う	①関係機関の連携を充実強化し、県や市町村による教育・普及活動を充実させ、暴力を許さない社会を実現します。
2	Ⅴ【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う	②相談窓口の充実、関係機関の連携等により、ＤＶ発生の未然防止を推進します。
3	Ⅴ【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う	③DＶ被害者への緊急保護支援・一時保護施設の充実や、ＤＶ被害者に対する就労、住居の確保等の必要な支援の充実を図る一方で、DV加害者の再発防止対策を進め、ＤＶ被害者が安心して暮らせる社会の実現を目指します。ＤＶ被害者に対する民間支援団体等を支援するとともに、協働・連携してＤＶ対策を推進します。

２．測定指標

測定指標なし

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	ＤＶ被害者支援強化事業　（予算額（事業費）4533千円）	配偶者や恋人等からの暴力被害者及びその同伴家族の保護支援を行うに当たり、関係機関等との連携体制を整備し、施策の効果的な推進を図る。 ○｢女性に対する暴力防止」相談機関担当職員ネットワーク会議の開催（事例検討・連絡・研修等）　４回／年 ○DVセンター業務研究会（事例検討含む）　４回／年 ○女性法律相談　１２回／年 ○DV予防啓発支援員連絡会　６回／年 ○DV防止啓発活動：街頭キャンペーン、デートDV学習等への研修講師派遣

４．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
8
評価理由
・相談機関担当職員ネットワーク会議、研修会を開催し、関係機関の連携強化、資質向上を図った。・必要に応じて、市町、警察、児童相談所、一時保護施設等関係機関と連携し被害者支援を行った。・各学校と打ち合わせを行い、実情に合わせて内容を工夫しデートDV予防学習会を行った。

H30年度の取組	成果
相談機関担当職員ネットワーク会議：３回開催（５月１１日、８月３日、２月８日）関係機関職員研修会を開催（１０月２６日）	・ネットワーク会議で顔が見える関係が作れ、個別ケースにおいての連携につながっている。・関係機関からも、ケースの対応についての問い合わせがあり、その都度留意点の確認や助言を行い、相談者をたらい回しにすることがないよう、ワンストップでの対応を図っている。・事例を通してDV被害者支援の困難さ、役割分担の重要性等について共通認識を図ることができた。・外部講師による法テラス、法的知識に関する講義を行い、支援者の資質向上を図った。
DVセンター業務研究会への参加：４回（５月１８日、８月１７日、１１月１６日、２月１５日）	・事例検討等で各圏域の相談状況の共有や意見交換を行い、また、他圏域の取組等について情報収集することで担当職員のスキルアップを図った。・各所属での疑問、課題等について意見を出し合い、県下で考え方の統一を図った。
予防啓発活動	・DV予防啓発支援員連絡会を開催（年５回）し、デートDV予防学習会に向けた意見交換や準備、デートDVに関する情報交換等行い、資質向上を図った。・フォローアップ研修では教育相談員から高校生の実態について講義していただき、デートDV予防学習会の主な対象者である高校生への理解を深めた。・依頼元の学校と打ち合わせを行い、対象者に合った教材作りを行った。実施後のアンケートでは「よくわかった」「わかった」が全体で約9割を占める成果を得た。・今年度新たに１名が支援員として登録（事務局職員除く）。来年度以降の講師活動に向け、支援員連絡会への参加やデートDV予防学習会の見学をしていただいている。・鳥取看護大学・短期大学学園祭（シグナス祭）に参加し、感染症予防、自死予防と連動してパネル展示等行った。

課題	今後の取組
関係機関との連携及びＤＶ対応能力の向上	平成３１年度以降は、「DV相談支援担当者ネットワーク会議及び事例検討会」を開催（年２～４回）。担当者の変更もあるため、年度当初の会議では各種支援制度の説明や、当局の業務説明を行う。・引き続き会議や個別ケース等様々な機会を通じて、各機関の役割を共通認識し、DV被害者支援への理解が得られるよう務めながら、連携を図る。
・DV防止に関する普及啓発・平成３１年３月時点で、中部圏域では３１名が支援員登録しているが、連絡会への参加、予防学習会での講師等実際に活動している支援員は１０名程度であり、その中でも日中に行われる予防学習会での講師活動が可能な支援員は６名と少なく、派遣講師の確保に苦慮することがある。	・中部地区高等学校・中学校養護教諭部会でデートDV予防学習会ついて周知を行う（平成３１年３月２０日）。今後中学校でのデートDV予防学習会の実施に向けて、DV予防啓発支援員連絡会事務局、支援員連絡会で準備、教材検討を十分に行い適切に実施できるようにする。・現在、全登録支援員に平成３１年度以降の活動の可否、登録継続の意向について確認中であるが、平成３０年度新規登録した支援員（１名）や、活動実績のない支援員が予防学習会講師として活動できるよう、連絡会への参加、学習会の見学、講師補助としての参加を促していく。・圏域での派遣講師の確保が困難な場合は、引き続き、他圏域で登録している支援員を派遣する。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。