総務部 東京本部の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 東京本部 所属長名 吉井美和子 電話番号 03-5212-9077
組織ミッション
○県政の円滑適正な執行や本県経済社会の活性化に役立つ情報の首都圏における収集・発信 ○首都圏からの企業や観光客、移住者の誘致（持って来る） ○首都圏における本県農林水産品や県内企業製品の販路開拓・販売促進（打って出る）
１．政策内容と目標
（１）政策内容
首都圏からの積極的な情報発信による鳥取県の認知度向上およびイメージアップ
（２）今年度の目標
地方創生(観光誘客、移住定住等を含む）、大山開山 1300 年祭、星取県、鳥取砂丘コナン空港と米子鬼太郎空港の利用促進等
（参考）該当する長期的目標
| 政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン（教育振興基本計画） | その他 |
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○
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●所属で設定する長期目標（設定がある場合のみ）
平成３４年までにテレビ、新聞、雑誌等のメディアでの露出数１２０件以上を目指す。
２．測定指標
指標１
| 指標名 | 指標の分類 |
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| 首都圏での情報発信（テレビ番組誘致） | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
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| 数値 | ９０件 | | 100件 | | １２０件 |
| 時点 | 平成２９年 | | 平成30年 | | 平成３４年 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
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| その他計画等 | | 平成３０年より５年間計画で１２０件以上のテレビ、新聞、雑誌等のメディアでの露出を目指す（鳥取県としてリリースまたはアプローチして露出した数）。 |
３．目標を実現するための主要事業・主要制度
| 番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
|---|
| 1 | 首都圏情報発信事業 （予算額（事業費）6191千円） | 【マスコミ・旅行エージェント等への情報提供、イベント参加】
・鳥取県の観光、特産品、イベント等の情報を首都圏のマスコミや旅行エージェント
へ提供
・各種イベントで鳥取県ＰＲ |
| 2 | 広域連携ＰＲ推進事業 （予算額（事業費）543千円） | 「中国五県物産観光協議会」による首都圏観光物産振興イベントの共同開催 |
| 3 | 国内交流等推進事業 （予算額（事業費）654千円） | 首都圏の交流自治体等が主催するイベント等において、県内自治体が参加する際の側面支援及び鳥取県の観光・移住定住、物産等のＰＲを実施する。 |
| 4 | 首都圏ゆかりメディア等連携事業 （予算額（事業費）8400千円） | ・鳥取県に「ゆかり」のある（県出身者、県内での勤務経験者など）メディア関係者とのネットワークを構築・強化する。
・ネットワークを活用し、「とっとり・おかやま新橋館」を首都圏での情報発信の拠点として、鳥取県ゆかりの著名人やメディアと連携したイベント等を実施し、メディア等への露出を図る。 |
| 5 | 首都圏発！Tottoriへ行こう東京オリ・パラ誘客促進事業 （予算額（事業費）3500千円） | ・首都圏での外国人ネットワークとの連携の幅を広げ、深化させるため、懇談会を開催する。（年１回）
（参加想定者）首都圏の外国プレス、大使館関係者、外資系企業駐在員等
・国内外に発信力や影響力のあるキーパーソンを首都圏から県内へ招へいする。（年１回）（招へい想定者）首都圏の外国プレス他 |
４．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
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| ○（予定どおり） |
| 達成度の評価 |
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| 7 |
| 評価理由 |
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| 東京本部が情報提供をしていた「ジープラスメディア」社の媒体「Gaijinpot」において発表された「Top 10 Japan Travel Destinations For 2019」で鳥取県が1位に選ばれ、それが「news every」（日本テレビ）、「Ｎスタ」（ＴＢＳ）、「めざましテレビ」（フジテレビ）、「ビビット」（ＴＢＳ）等の全国放送の番組で取り上げられ、全国に鳥取県の魅力を発信することができた。 |
| H30年度の取組 | 成果 |
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| １ 首都圏でのPRイベント等
【首都圏でのPRイベント実施】
以下のとおりイベント等によりPRを実施した。
4月：武蔵野桜祭、春の日本橋まつり、日本旅行記者クラブ春季情報交換会
5月：商工中金本店での大山開山1300年PR展示、大橋小学校での梨交流
6月：都内のフランスレストランでの鳥取県フェアにあわせた鳥取県PR、山の日フォーラムでの大山
開山1300年祭PR、伯耆国「大山開山１３００年祭」記念東京講演会、中国ブロック観光情報交
換会
7月：上野夏祭りでの郷土芸能披露、鳥取県･北栄町PRイベントinお台場、春日大社・鳥取県共同発
表会（特別展「大山山麓の至宝～「大山」ゆかりの刀を中心に～」及び春日大社「古伯耆物」を
中心とした日本刀の魅力について）
8月：シティOL夏祭りin 東京、鳥取県×天然生活「大山開山１３００年記念フェア」、蟹取県ウェルカニ
キャンペーン記者発表会、「MATSURI JAPAN」（八芳園）での郷土芸能の披露、JR東海ツアー
ズの品川店でのPR、高島屋横浜店での鳥取県物産展、東京海上日動火災保険（株）での鳥
取県物産展
9月：JR東海ツアーズの新横浜店でのPR、KITTEでの蟹取県ウェルカニキャンペーンPRイベント、
ツーリズムEXPOジャパン、大橋小学校での梨交流
10月：明治大学連携講演会、松戸まつり、中国ブロック観光情報交換会、「ミシュランガイド京都・大
阪＋鳥取2019」販売記念PR、蟹取県からトリピーがやってきた！観光PR
11月：あいおいニッセイ損保での鳥取県物産展、「鳥取県は蟹取県になりました」フェア、めぐろ童謡
コンサート
1月：鳥取県ゆかりメディア懇談会
2月：鳥取県×松竹芸能「とっとり芸人 冬の陣」、中国ブロック観光情報交換会、鳥取県×旅行読売 「ひのＤＡＹ」、Ｊ－ＷＡＶＥラジオ「ＳＴＥＰ ＯＮＥ 鳥取県」公開収録イベント
【テレビ、雑誌等での鳥取県PR】
テレビ番組や雑誌のロケ誘致等により鳥取県の話題が取り上げられた。
〇テレビ １６件
東京ＭＸテレビや千葉テレビのニュースや情報番組などで旬の観光情報（星取県、蟹取県）が
放送。
テレビ朝日、フジテレビ、日本テレビ、ＴＢＳ、毎日テレビ、ＢＳーＴＢＳなどで蟹取県、大山、三徳
山、皆生温泉など鳥取県の観光や旬の情報が放送。
〇雑誌・新聞 ６０件
Discover Japan、Hanako、旅行読売、旅の手帖、ひととき、旬刊旅行新聞、天然生活などで大山
開山1,300年祭、大山、三徳山、日野などの観光情報や星取県、蟹取県の取組が掲載。
○インターネットメディア
JAPAN TODAY、SAVVY TOKYO、旅行読売WEB、エキサイトニュース、観光経済新聞WEB、松
竹ニュース、デイリースポーツ、日刊スポーツなどでイベントの模様や旬の観光情報が多数配信さ
れた。 | ○年度の前半は特に大山開山1300年祭のPRに注力し、首都圏でイベントでのPRだけでなく、テレビや雑誌等のメディアを使ったPRを実施し、知名度の向上を図ることができた。
○年度の後半は蟹取県ウェルカニキャンペーンのPRに注力するとともに、県ゆかりのタレントに出演いただくイベントを実施し、幅広い層に鳥取県をＰＲすることができた。 |
| ２ 首都圏在住の外国人へのPR
①伯耆国「大山開山１３００年祭」が実施されるのに際し、外国人目線での鳥取県の魅力発掘や鳥 取県の取組の国内外への情報発信を目的に、首都圏在住の外国メディア関係者を鳥取県西部 に招へいし、取材を行ってもらった。
また、県内関係者との関係構築や継続的な情報発信を行うことを目的に、プレスツアー参加者と のネットワーク懇談会を開催した。
ア 期日：平成３０年８月２日（木）、３日（金）
イ 取材先：米子市美術館「大山山麓の至宝」展、大山寺、漁師中村・築き会（UIJターン起業
家）、大山町国信地区豆腐小屋、たたらの楽校根雨楽舎、鍛冶工房宮光、菊水フォージン
グ、知事インタビュー
ウ 来県者：７社１１名
【テレビ】 （韓国）SBS、（ベトナム）Vietnam Television
【新聞社】 （韓国）京郷新聞、（バングラデシュ）Prothom Alo、（デンマーク）Weekend davisen
【雑誌】 （香港）亜洲週刊
【通信社等】（韓国）NEWSIS、（日本）Gplusmedia、（ドイツ）フリーランス
②外国人向けの英字ニュースサイトを運営する「ジープラスメディア」社の東京在住外国人ライター
等３名が県内観光の見どころを記事にするための取材に来県された。取材の結果、２本の記事が
同社の運営するサイトに掲載された。
ア 取材日：平成３０年１１月１日（木）～３日（土）
イ 取材先：鳥取砂丘、三徳山投入堂、石谷家住宅、円形劇場くらよしフィギュアミュージアム、
大山など
ウ 掲載内容：
【ガイジンポット（日本在住の外国人や訪日予定の外国人向けの日本最大級の英語情報
サイト）】
・7 Experiences You Can Only Get in Tottori, Japan
（鳥取でしかできない7つの体験）
【サヴィートーキョー（東京在住の外国人女性を対象にしたライフスタイル情報サイト）】
・20 Photos That Will Make You Fall In Love With Tottori (Like I Did)
（鳥取と恋に落ちる20の写真） | 〇県内での取材だけでなく、現地で関係者との懇談会も実施したことで、記者たちの満足度も高まった。なお、現時点では露出結果はまとまっていないが、SBS（韓国）がテレビの全国放送で鳥取県の地方創生施策について報道する等、大きな成果があった。
また、プレスツアー終了後、首都圏に駐在する韓国メディアによる知事への取材（11月13日に実施）が決まり、更なる情報発信につながった。
○ジープラスメディアの取材後、同社が持つ媒体「Gaijinpot」において発表された「Top 10 Japan Travel Destinations For 2019」で鳥取県が1位に選ばれ、それが「news every」（日本テレビ）、「Ｎスタ」（ＴＢＳ）、「めざましテレビ」（フジテレビ）、「ビビット」（ＴＢＳ）等の全国放送の番組で取り上げられ、全国に鳥取県の魅力を発信することができた。 |
| ３ 旅行会社等への情報提供
JTB、近畿日本ツーリスト、ANAセールス、日本旅行、クラブツーリズム、 三越トラベルなどの旅
行社を観光プロモーターとともに訪問等して旬の観光情報を提供。
６月 中国ブロック観光情報交換会（39名）で大山開山1,300年祭等を紹介。
１０月 中国ブロック観光情報交換会（40名）で蟹取県等を紹介。
２月 中国ブロック観光情報交換会（37名）で大山の魅力、ジオコムス等を紹介。 | ○観光連盟の観光プロモーターと連携し、多くの旅行商品造成に結びついた。 |
| ４ 観光相談と紹介等
東京本部及びとっとり・おかやま新橋館への来所相談 4月～3月（累計）：1,031件
【相談事例】
・山陰デスティネーションキャンペーン の詳細情報について知りたい。大山開山１３００年イベン
トとあわせて観光したい。
・大山登山計画中。気候的にはどうか。登山ルート、宿泊について知りたい。
・往復でそれぞれ鳥取砂丘コナン空港、米子鬼太郎空港を利用して鳥取県内を回りたい。
お勧めの観光地と食について情報を教えてほしい。 | ○多くの方々の鳥取県への旅行ニーズに応えることができた。 |
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| 課題 | 今後の取組 |
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| PRの手法・内容について検討が必要。 | （１）平成２７年５月のスターバックスコーヒーの鳥取県初出店を契機として全国放送で鳥取県が取り上げられる機会も大きく増
え、地域ブランド調査の「情報接触度」では平成２８年度が３０位、２９年度が２７位と、以前（例：平成２４年度の４２位）と比べ
て改善されたところであったが、３０年度は４２位となり、再び低下した。
（平成28年の中部地震や平成29年の豪雪、砂丘でのポケモンGO実施の影響もある。）
（２）また、同調査の「魅力度」でも平成２８年度が４２位、２９年度が４１位、３０年度が４１位と順位は横ばいで、「魅力度」が下
がっていることから、発信している内容が鳥取県のブランド力を高めるまでには至っていないと考えられる。
（３）ただし、同調査での認知度は２８年度が４４位、２９年度が３１位、３０年度が３３位と上昇傾向にあり、鳥取県の情報が受容さ れやすい状態になりつつあると考えられ、「砂丘だけではない鳥取県」をPRするチャンスが到来している。
（４）今後、鳥取県の魅力度を上げるには、何を、誰に、どのような媒体で伝えるのが最も効果的なのかを本庁の関係課と検討
し、方針を決める必要がある。 |
| 東京に訪問する海外からの観光客へのＰＲについて検討が必要。 | ２０１９年秋に開催されるラグビーワールドカップと、２０２０年夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックのタイミングで今まで以上に多くの外国人観光客が東京を訪問することが見込まれ、それらが鳥取県をＰＲする絶好の機会となることから、首都圏における外国人観光客向けの鳥取県ＰＲイベントの開催について検討・実施する必要がある。 |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。