番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 関西圏経済交流推進事業 (予算額(事業費)2837千円) | 関西圏と本県の経済団体・企業間の経済交流の一層の推進を図り、本県への新規立地や産学官連携及び本県企業の関西におけるビジネスチャンスの拡大を図るとともに、進出企業との関係強化、フォローアップの充実により、増設や本社機能の移転、県内への拠点集約を目指す。
1 とっとり経済交流セミナーの開催
○関西財界・進出企業のトップと県行政・経済界のトップの交流と信頼関係の醸成を図るとともに、企業誘致を推進する。
・場所:大阪市内
・回数:年1回
・参加者:関西経済連合会等関西経済会、進出企業代表者、誘致対象企業、知事、市町村長、県内経済団体等
2 商工会議所加入・展示会出展
○関西7商工会議所に加入し企業情報収集とネットワーク構築を図るとともに、展示会に出展する。
・商工会議所:大阪、神戸、京都、姫路、東大阪、尼崎、守口門真
・出展予定の展示会:テクノメッセ東大阪、NIKKOフェア 等
3 関西・鳥取県連携促進交流事業
○関西の経済団体の会員企業や包括協定を締結している関西圏の大学等を鳥取に招聘
・開催回数:年1回程度
・視察内容:県内企業、県内経済団体、産業・研究機関、大学、地域団体、県内インフラ状況(鳥取自動車道、境港航路等)
4 関西経済連合会(関経連)との連携
○関経連の鳥取サポーターチームと連携し、企業が鳥取に目を向ける契機となるセミナーや県内視察を行うことにより、関西企業と県内企業とのビジネスマッチングの推進を図る。
(1)懇談会
○関経連鳥取サポーターチームと鳥取県が、関経連と県が経済・産業振興などでの連携・協力について定期的に協議する。
・開催回数、・時期、場所については今後調整
(2)セミナー及び県内視察
・場所:大阪市内
・回数:年1回
(3)ビジネスマッチングの推進
・商談中又は商談予定の企業への更なる働きかけ
・その他の既訪問等企業への継続訪問等の実施
・未訪問等企業への個別訪問等の実施
5 関西圏における企業訪問、誘致活動の推進
関西圏からの新たな企業立地の促進、進出企業のフォローアップ・増設等の促進・支援、受発注のマッチング、日本海航路の国際物流通商機能の活用、コンベンション誘致などを目的として、企業・経済団体訪問を行い、情報収集・提供、必要な関係機関との調整・連携を図る。 |
2 | 大学との連携による就職応援・地域づくり推進事業 (予算額(事業費)6220千円) | 県内企業等への人材確保を目的に、関西圏の大学等の学生のIJUターン就職の推進に向けて、(公財)ふるさと鳥取県定住機構(直接の就業支援を行う)と連携し、大学等の学生への働きかけを行う。
また、地方創生・とっとりの元気づくりの推進に向けて、県内大学にはない分野や得意分野で関西圏の協定大学等と連携することにより、産業振興、地域振興や人材確保など本県の抱える課題の解決や大学・研究機関の教育・研究・社会貢献活動の発展につなげる。
1 関西圏の大学との包括、就職支援協定の締結
(1)県内出身者が多く、IJUターン就職支援に積極的な大学との就職支援協定の締結
・2大学以上
(2)その他
・大学との連携協定及び共同事業を実施するコーディネーター(1名)を配置し、県内中小企業と大学とのマッチングや理系学生へのアプローチの強化を図る。
2 関西圏の大学と連携した取組み
(1)学生に対する鳥取県内の企業情報、各種就職イベント等の周知
・ふるさと鳥取県定住機構とともに、各種媒体を駆使して積極的な情報提供を実施
(2)とっとり就職カフェ・とっとりの集いの開催
・龍谷大学をはじめ各協定大学と連携して実施(各大学1回以上)
(3)とっとりWorkWorkバスツアー
・関西圏の大学生を対象とした県内企業視察、県内経済団体若手経営者との交流・意見交換
・時期:夏〜秋頃(学生の参加しやすい夏休みなどを利用)
・回数:2回
(4)その他
・Uターン就職率調査の実施
・県出身学生とのネットワークづくり(世代間交流)
・鳥取県への就職準備ゼミ |
3 | ネットワーク形成事業 (予算額(事業費)240千円) | 鳥取県が、関西との結びつきを強めていくため、各分野で活躍するキーマン(県出身者、組織役職者等)との意見交換等により、人的・組織ネットワークを強化し、県の施策等への助言、助力を得るとともに、鳥取県の情報を関西に向けて発信することで、より関係性を深めていく。
1 関西キーマンネットワーク
県の施策立案、業務推進にあたって、関西圏の各分野で活躍するキーマンとの人的ネットワークを形成し、定期的に助言・助力を得る。
2 県人会等ネットワーク
県人会や同窓会の役員などと意見交換会を開催し、県人会や同窓会など県出身者とのネットワークを形成・維持し、情報を得るとともに本県の情報を発信す る
(1)県人会とのネットワーク(関西地区県人(友)会役員との集い)
・回数:年2回
・時期:5月下旬頃(「鳥取県ファンとの集いin関西」の事前協議)
2月頃(次年度の「鳥取県ファンの集いin関西」の日程等の協議)
(2)同窓会とのネットワーク(同窓会との情報交換会)
・回数:年1回
・時期:冬頃
(3)鳥取県勤務(赴任)経験者の集まり(サンシャイン会)への参加
これまで鳥取県内に勤務したことのある関西在住の方々を対象に、ビジネスマッチングの情報提供、ふるさと納税寄付などを期待する。
(4)「鳥取県ファンの集いin関西」の開催
・日 時:8月25(土)
・場 所:リーガロイヤルホテル
・出席者:知事、鳥取県議員、国会議員、市町村長、各地の鳥取県人(友)会委員、各地の県内市町村出身者、鳥取県勤務経験者、県内高等学校同窓会会員など
3 関西とっとりPRサポーター
鳥取県の魅力を広くPRするため、平成26年度末に設置した「関西とっとりPRサポーター」就任への働きかけを、関西企業の代表者等の皆様へ積極的に行い、鳥取県の情報発信の推進につなげていく。 |
H30年度の取組 | 成果 |
以下の事業を関係機関と実施した。
1 とっとり経済交流セミナーin関西(1月16日)
2 展示会への出展
テクノメッセ東大阪(11月7日・.8日)、NIKKOフェア(2月7日・8日)
3 鳥取県内企業・研究機関等視察会
鳥取県内(とっとり発医療機器開発産学連携の取組)視察(3月25日)
4 関西経済連合会との連携
(1)関経連会員を対象としたセミナー
とっとり発医療機器開発産学連携セミナー(1月31日)
(2)県内企業と関西企業のビジネスマッチング
関経連紹介の企業を鳥取県産業振興機構職員がリストアップした14社のうち10社を訪問。関西企業と鳥取企業との受発注成立に向け、効果的なアプローチ方法を鳥取県産業振興機構を交えて協議を行った。(6月29日、7月27日) | 1 とっとり経済交流セミナーin関西
関西の鳥取進出企業、鳥取ゆかりの経済人、知事、県議会議長、県内市町、県内経済団体等178名が参加した。セミナー会場の前室では企業のPRや観光・ふるさと納税等の情報発信を行うなど、鳥取と関西との経済的な結びつきを強める機会となった。
2 展示会への出展
(1)テクノメッセ東大阪
関西本部が出展し企業支援策やマッチング支援をPR。また、県内企業から希望のあった(株)サンテクノ(鳥取市若葉台)が、生産性向上を目的としたIotツールを展示しPRを行った。来場者8,000名。
(2)NIKKOフェア
本県の観光情報や物産のPRを来場者やフェアの参加企業に向けて行うとともに知事の基調講演により本県の物産・観光、施策等についてPRを行った。来場者6,500名。
3 関西経済連合会との連携
関経連との共催で開催した「とっとり発医療機器開発産学連携セミナー」には42名が参加し、事例発表事業者と参加企業との商談にも繋がった。また、セミナーと同じテーマで実施した鳥取県内視察には、13名が鳥取大学医学部等を視察。うち3名はセミナー・視察の両事業参加者であり、鳥取と関西との連携を強める仕掛けとなった。
なお、ビジネスマッチングでは、関経連を通じてアプローチできた10社の中1社で、鳥取企業との商談が行われた。 |
大学との連携による就職応援・地域づくり推進事業
1 IJUターン就職を促進する事業を大学側と協同で実施するため、鳥取県出身者が多い大学を中心に協定締結や連携事業実施向けた調整を行った。
2 包括協定大学との連携事業の実施
ア 京都産業大学
・法学部生による「五しの里さじ地域協議会(佐治町)の魅力発信」事業(9月12日〜15日)及び県内フィールドワークを実施
イ 龍谷大学
・ふるさとタイム(新入生歓迎交流会)への参加(4月7日)
・龍谷大学とっとりの集いの開催(7月18日)
ウ 京都女子大学
・現代社会学部地域連携講座で県職員が講義(5月15日)
・藤花祭(学園祭)への鳥取県ブース出展(11月3日)
3 学生に対する鳥取県内の企業情報、各種就職イベント等の周知
・立命館大学「とっとりふるさとタイム」を実施(5月18日)
・料理教室を通じた鳥取の魅力発信イベントを実施(10月20日)
・各種就職イベントや各大学で開催している相談会などでの情報提供などを実施
4 とっとり就職カフェ
・各協定大学と共催し、IJUターン就活の意識を醸成するために開催
・立命館大学(11月17日)、龍谷大学深草(11月19日)、関大大学(11月28日)、京都女子大学(12月1日)、近畿大学(12月7日)、神戸学院大学(12月11日)、龍谷大学瀬田(1月9日)、京都橘大学(1月11日)、京都産業大学(1月16日)、大阪商業大学(1月24日)、神戸女子大学(2月1日)、武庫川女子大学(2月7日)、立命館大学・理系向け(11月17日)、関西大学・理系向け(11月21日)
5 とっとりWorkWorkバスツアー
・8月8日(京都〜県中部地区)、8月9日(大阪・神戸〜県東部地区)を実施 | 1 関西圏の大学との就職支援等協定の締結
下記大学と就職支援協定を締結し、同大学学生のIJUターンに向けた連携の素地ができた。
・大阪薬科大学と就職支援協定締結(4月19日)※医療・保険課所管
・京都橘大学と就職支援協定締結(7月10日)
・甲南大学と就職支援協定締結(2月4日)
2 関西圏の大学と連携した取組
協定に基づいた各大学の協力により、学生の就職に向けた情報発信や情報交換を行いUターン就職のイメージづくりに繋がる取組を行った。
・龍谷大学ふるさとタイム:県出身学生14名が参加
・龍谷大学とっとりの集い:県出身学生25名が参加
・立命館大学とっとりふるさとタイム:県出身学生8名が参加
・とっとりWorkWorkバスツアー:35名の学生が参加。
・とっとり就職カフェ:82名の学生が参加。(理系学生向けイベント:17名参加)
これまで協定を締結するも事業実施に至っていなかった大学と新規に事業を実施するとともに、理工系学生向けイベントについても昨年度から参加者が増加した。
また、今春卒業の大学生に係る就職状況の状況調査を雇用政策課と共同実施した結果、Uターン就職率は30.2%(関西圏の調査対象24大学中18大学から回答)であった。 |
1 関西キーマンネットワーク
随時必要に応じ、訪問などを実施
2 県人会等ネットワーク
(1)県人会とのネットワーク
・関西地区県人(友)会役員との集いを5月24日・3月8日に開催
・関西地区鳥取県人会主催による「鳥取県ファンの集いin関西」を8月25日に開催
・各県人会の行事に参加
(2)同窓会とのネットワーク(同窓会との情報交換会)
・各同窓会の総会に出席
・各同窓会との合同情報交換会を3月19日に開催
(3)鳥取県勤務(赴任)経験者の集まり(サンシャイン会への参加)
5月25日、10月31日、2月6日に開催され、関西本部からも出席し、県情報の提供と情報交換を行った。
3 関西とっとりPRサポーター
現在55名の方に委嘱 | 「鳥取県ファンの集いin関西」には、関西の県人会員、鳥取進出企業、地元市町村、県内関係団体等233名が参加した。この他、県人会や同窓会行事への出席により、鳥取県の情報発信やネットワークの維持・拡大ができた。 |
関西圏における企業訪問、誘致活動
立地戦略課と協力しながら、鳥取県が誘致を目指す新規成長分野関連企業(航空機、自動車、医療機器関連企業)を中心に、鳥取県の地域の特性を活かせる食品関係や高付加価値の技術を持つ企業などに対し、企業訪問を行った。
既に進出した企業に対しても、県の新しい制度などの紹介、説明を行い、雇用の維持拡大、新たな投資などを働きかけた。
企業訪問件数(4〜1月) 184件 | 訪問企業から新増設に関する相談があり、助成制度の案内を行うとともに県内の空き工場や工業団地の視察を受け入れ、現在折衝中の案件あり。 |
移住定住の支援
(1)ふるさと鳥取県定住機構主催相談会への参加
・鳥取出張相談会 12回実施(月2回水曜日にシティプラザ大阪で開催)
・平日ナイター相談会 3回実施(偶数月に関西本部交流室で開催)
・鳥取来楽暮カフェ 5回実施(6月以外の毎月開催)
(2)IJU関連イベントでの相談の実施
・住む・働く・鳥取県移住フェアin大阪(6月10日)、おいでや!いなか暮らしフェア(7月28日)、朝日UIターン相談会(9月2日)、移住・交流フェアin大阪(9月2日)、中国四国もうひとつのふるさと探しフェア(9月29日) | 就職コーディネーターの活動状況
今年度相談件数(4月〜2月) 256件
来所36件、相談会115件、電話・電子メール105件 |
県立関西ハローワークの運営
平成29年7月3日に県立ハローワークを開設し、関西からのIJUターン就職希望者の就職支援を積極的に行っている。
○イベントへの参加
休日の相談の対応するため鳥取出張相談会や鳥取来楽暮カフェに参加し、IJUターンを検討されている方の相談を行う
○転職ベントへの参加
リクナビ転職フェア(7月14日)、移住・交流フェアin大阪(9月2日)、マイナビ(2月16日)等へ出展 | 県立ハローワーク及びふるさと鳥取県定住機構への相談者等の状況 (4月〜2月)
・相談件数合計・・・・・・・・2,001件
(うち一般781件、学生1,220件)
(うちイベント、相談会相談件数・・・・・412件)
・採用決定者数・・・・・・・53件 |
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