農林水産部 森林・林業振興局 林政企画課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 林政企画課 所属長名 伊藤賢 電話番号 0857-26-7296
組織ミッション
新規就業者の就労促進や林業労働者の技術習得の支援による林業労働者の確保の推進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
林業担い手の育成確保
(2)今年度の目標
とっとり森と緑の産業ビジョンの実現を通じて林業・木材産業の成長産業化を図り、緑の雇用、担い手対策等の着実な実施により、新規の林業担い手の確保・育成を進める。
H30年度新規就業者目標:60名
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
|
|
|
|
|
|
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | T【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | I低コスト林業(団地化、機械化及び高密路網整備による低コスト林業団地の形成等)の普及定着により収益性を向上させ素材生産の拡大を図るとともに、必要な林業担い手を確保し活力あふれる林業経営を展開します。公共施設での県産材使用を推進するとともに、県産材の品質向上によるブランド化、販路開拓等により県産製材品の需要の拡大を図ります。 |
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 60 | 0 | 60 | | 60人/年 |
時点 | 平成30年4月1日 | 平成30年4月1日 | 平成31年3月31日 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | とっとり森と緑の産業ビジョン、正規雇用1万人プロジェクト | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 鳥取暮らし農林水産就業サポート事業(鳥取県版緑の雇用支援事業) (予算額(事業費)65116千円) | 新規就労者の確保対策の実施と、就労後のOJT研修の実施経費等を林業事業体に支援することで、雇用(他産業等からの正規への転換を含む)及び移住定住の促進と林業技術の習得等を図り、担い手を育てていく。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
新規就業者目標数60名に対し、緑の雇用支援事業の活用実績が30名となったため。一方で、休業4日以上の労働災害件数が過去5年平均値に比べ確実に減少しているため。 |
H30年度の取組 | 成果 |
鳥取県版緑の雇用支援事業により、県内、県外の離職者や新規学卒者等を新たに雇用する林業事業体等に対して、林業に関する知識・技術の習得を目指したOJT研修に要する経費を助成した。 | 鳥取県版緑の雇用支援事業で新規就業者(国活用型21名 県単独型9名)への支援を実施。 |
平成29年3月に整備した、伐倒技術の基礎訓練施設「とっとり林業技術訓練センター」において、林業事業体の研修のほか、消防職員の研修、農林高校の研修等に活用した。 | 延べ278名が施設を活用し研修した。
また、平成29年の休業4日以上の労働災害件数は、過去5年間(H25〜29)の平均発生件数約23件から平成30年17件と大幅に減少。 |
(公財)林業担い手育成財団が森林の仕事ガイダンス(東京、大阪、名古屋)に出展し、就業相談に応じた。 | 東京で21名、大阪で13名(うち女性3名)の就業相談に応じた。 |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
課題 | 今後の取組 |
新規就業希望者の確保、掘り起こし | 鳥取県版緑の雇用支援事業において、平成31年度は3年目のOJT研修を支援する仕組みを創設。
林業労働災害の約7割が伐木造材作業中に発生しているという特性を踏まえ、林業技術及び安全作業意識の向上並びに林業の魅力を県民に広くPRし、新規就業者の拡大を図ることを目的に平成31年度に「日本伐木チャンピオンシップin鳥取」を開催予定。 |
素材生産量H32:38万m3達成に向けて、即戦力となる人材が必要 | 平成31年4月に日南町に開校する「にちなん中国山地林業アカデミー」研修生に対し、就業までに必要な準備金と安全衛生技能講習等の受講に係る経費を平成31年度から支援。 |
| |
| |
| |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。