総務部 行財政改革局 職員支援課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 職員支援課 所属長名 荒田すみ子 電話番号 0857-26-7039
組織ミッション
県庁の「働き方改革」や「規制改革」を進め、その成果を県民サービス向上につなげるために、
○「カイゼン」「規制改革」による業務の生産性・品質の向上を図るとともに、仕事のやり方・適正化、行政手続き等を見直す
○職員の心身の健康を保持し、安全で働きやすい職場環境を整える
1.政策内容と目標
(1)政策内容
仕事のカイゼンを続ける職場づくり
(2)今年度の目標
職員一人ひとりの創意工夫を結集して、自律的に業務改善に取り組み続ける県庁風土を作り、県庁改革を推進する。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
|
|
|
|
|
|
W 改革と絆で元気に | C教育現場も含めたカイゼン運動など、お役所主義を克服する 県政改革の推進 |
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
カイゼン活動による業務処理時間の短縮 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | ▲2,500時間 | | ▲1万時間 | | |
時点 | H26年度 | | H30年度 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 新たな課題や県民サービス向上にしっかり取り組むための「時間」を生み出すことが必要であるため、知事部局の職員が日々の業務の効率を1%向上させて業務処理時間を短縮する。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 県庁働き方改革推進事業 (予算額(事業費)1962千円) | 【全庁カイゼン活動】
○所属長が宣言して主体的に取り組むカイゼン活動のフォローアップ強化
・所属ごとに負荷の大きい業務(積年の課題等)の中から1つ以上のテーマを設定し、所属長の指示のもと、削減時間目標を設定し所属全体でカイゼンに取り組む。
○カイゼン推進員を中心としたチームで取り組むカイゼン活動の展開
・カイゼン推進員を中心とした所属職員によるチームで業務フローを点検し、プロセス改善など地道なカイゼンを積み重ねる。
【意識改革とスキルアップ】
○新規採用職員を対象とした研修の実施
・職員人材開発センターの新規採用職員を対象とした基礎研修においてカイゼン研修を実施する。
【成果発揮の促進】
○県庁仕事見直し隊と連携したカイゼン提案
・県庁仕事見直し隊と連携し、負荷が大きい仕事そのものを見直すカイゼン活動を支援する。
○カイゼン活動推進のための情報発信の強化
・全庁で共通的に実施している業務(例:補助金、奨学金、許認可)について、過去の取組事例を参考に取組のポイント、成果等を分かりやすくまとめ、メルマガ等により発信するほか、各所属のカイゼン推進員を通じて所属活動での活用を促す。
・優良な取組事例、各種ツールの有効活用方法等について、メルマガのほか、職員に広く読まれている掲示板DBを活用して情報発信。
○カイゼン発表会の開催の企画運営方法を見直し
・発表会の充実・魅力向上を図るため、若手職員を中心とした実行委員会形式で企画運営を実施。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
継続してカイゼン活動を実施し業務時間の縮減を図った。また、定期的に職員向けのメールマガジンで、カイゼン活動や業務効率化等について配信を行った。更にカイゼン発表会では、効果的な開催の検討を重ね実施し、横展開を図ることができた。 |
H30年度の取組 | 成果 |
【全庁カイゼン活動】
○業務フロー等の活用による平成30年度カイゼン活動について庁内周知(H30.5.1)
○カイゼン活動について庁内に周知
・所属長宣言テーマ及びチーム取組テーマの登録について(30.5.15)
・改善案の登録依頼(H30.7.3)
・取組進捗状況の登録依頼(H30.10.2)
・取組結果の登録依頼(H31.3.20) | ○業務フロー等を活用した全庁カイゼン活動の実施(見える化・標準化)
・所属長宣言テーマ:約7割(知事部局に限る)の所属でテーマ登録があり、155件の業務で業務時間の縮減が期待できる成果事例(縮減時間:19,100時間)が検討された。
・チーム取組テーマ;登録された329件の業務で業務時間の縮減が期待できる成果事例(縮減時間: 7,100時間)が検討された。 |
【意識改革とスキルアップ】
・新規採用職員フォロー研修(H30.10.5 対象:新規採用職員 85名参加)
・新任課長補佐級研修(H30.11.8,9,13〜15 対象:新任課長補佐級職員 123名参加) | ○カイゼン活動の意義や取組みの再確認と効果的なカイゼン手法の習得
・参加者から好評をいただくなど、カイゼン活動の意義への理解や有効性に対する評価が高い。
※アンケート結果(新規採用職員フォロー研修):研修生の理解度・満足度 4.3点/5点満点
参加者感想:「身近なところからカイゼンしていこうと思った」、「改善の意識を持って業務に取り組みたい」、「仕事=作業+カイゼンが印象に残った」等
※アンケート結果(新任課長補佐級研修):「仕事に役立つか」:役立つ41%、どちらかというと役立つ48%
参加者感想:「気づかされることが多かった」、「普段の自分の行動を振り返り、改善することが見つかった」、「現在の業務において、業務改善を行う必要があり、まさにためになる研修だった」等
|
【成果発揮の促進】
○カイゼン活動推進のための情報発信
・カイゼン活動における優良取組事例と各種ツールの有効活用テクニックの職員周知(H30.6.4,H30.7.4,H30.8.9,H30.9.6,H31.1.30,H31.3.4 計6回)
〇カイゼン発表会の開催(H30.12.14)及び事例の全庁への周知(H30.12.14) | ○カイゼン活動推進のための情報発信
・カイゼン発表会での表彰事例やカイゼン活動における優良取組事例を全職員に対して発信
〇カイゼン発表会開催による優良事例の横展開、意識向上
アンケート結果:「あなたが仕事を進めていく上で参考になりましたか」 3.6点/4点満点
参加者感想:「カイゼン意識の恒常化が大切と感じた」、「他の取組が参考になった」、「新しい切り口や考え方を知ることができた」等 |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
課題 | 今後の取組 |
職員のカイゼン意識、所属の取組に濃淡が見受けられる。また、カイゼンの好事例の横展開、全庁共通での取組の定着を協力に進める必要がある。 | これまでの取組を継続して働きかけるとともに、カイゼン活動スタートから10年の節目であり、管理職を中心にカイゼンの理念や考え方についてあらためて理解・浸透を図っていく。また、手引き及び事例集を作成等することにより、カイゼンに取り組む意義・目的/・手法等の理解を促進し、誰もが積極的に取り組んでいけるよう活動を展開していく。 |
| |
| |
| |
| |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。