観光交流局 まんが王国官房の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 まんが王国官房 所属長名 江原修 電話番号 0857-26-7801
組織ミッション
まんがを活かして国内外に鳥取県を発信する。
まんがを活かして国内外から鳥取県に誘客する。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
誘客につながるまんが王国とっとりの推進
(2)今年度の目標
○アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の放送効果を最大限に活かした観光誘客の促進
○山陰DC、台中花博等と連携したまんがによるインバウンドの促進
○まんが王国の核となる事業の確立(コナンまつり、水木しげる生誕祭、マンガアワードSHOW)
○他府県との連携事業による情報発信の強化
○市町や民間のまんがを活かした取組の活性化支援
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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V まちを元気に | N国内外の誘客につながるまんが王国とっとりの推進 |
T豊かな自然でのびのび鳥取らしく生きる | (1)観光・交流 | A外国人が憧れる鳥取 |
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | T 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | C本県が、新たな分野である映画ロケ地やマンガ・アニメの王国として認知される取組を進め、それぞれのファンの来訪の増加を目指します。 |
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | まんが・アニメツーリズム推進事業 (予算額(事業費)33419千円) | ○アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」とのタイアップによる誘客促進
○まんが王国とっとり満喫周遊パスの発行によるインバウンドの推進
○香港ブックフェアへの出展など海外プロモーションの推進
○まんが・アニメ資源活用誘客促進補助金によるアニメ聖地の活動支援 |
2 | まんが王国とっとり妖怪パワー発進事業 (予算額(事業費)12500千円) | ○水木しげる生誕祭の開催
○岩手・鳥取・徳島3県連携による妖怪文化の発信
○水木しげる全国巡回展を活用したPR |
3 | 世界が認めた漫画家・谷口ジロー顕彰事業 (予算額(事業費)5400千円) | ○原画展「描くひと 谷口ジローの世界」の開催 |
4 | まんが王国コナンで誘客促進事業 (予算額(事業費)19032千円) | ○名探偵コナンまつりの開催
○鳥取砂丘コナン空港展示装飾の拡充
○名探偵コナンイラスト列車の運行 |
5 | まんが王国発ソフトパワー事業 (予算額(事業費)92537千円) | ○国際マンガコンテストの実施
○国際声優コンテスト鳥取大会の実施
○高知県と連携したまんが王国広域周遊の促進
○まんが王国活動支援補助金やコーディネーター派遣などによる民間活動の促進 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
・水木しげるロード、青山剛昌ふるさと館などまんが関連施設の入り込み客数が大幅に増加した。
・名探偵コナンまつり、水木しげる生誕祭ともに定員を大幅に上回る参加申込があるなど、まんが王国としてのイベントが定着してきた。
・香港ブックフェアやジャポニスムへの出展、台中市との交流事業等を通して、効果的に海外への情報発信を行うことができた。
・高知県と連携したFAMツアーの実施や、まんが王国とっとり満喫周遊パスの発行など、インバウンド促進の新たな事業展開を行った。 |
H30年度の取組 | 成果 |
○まんが・アニメツーリズムの推進
・アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」とのタイアップにより情報発信を行った。
・「まんが王国とっとり満喫周遊パス」の発行によりインバウンドを促進した。
・香港ブックフェアへの出展や台中市との友好交流協定締結記念事業の共同実施等により海外プロモーションを進めた。 |
・鳥取県が鬼太郎の聖地として認知され、水木しげるロードの入り込み客が大幅に増加した。
・満喫パスを1588枚販売し、インバウンドと県内周遊の促進に寄与することができた。
・台中市との関係が深まり、マンガを活かした新たな交流事業の実施につながった。
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○水木しげる作品を活かした情報発信と観光誘客
・鳥取、岩手、徳島3県で京都を会場に怪フォーラムを開催し、妖怪文化による3県の魅力を発信した。
・会場を境港市から米子市に変更し、規模を拡大して水木しげる生誕祭を開催した。 |
・イベントの様子が関西圏のメディアで多く取り上げられ、本県の認知度向上に寄与した。
・生誕祭の参加申込が定員の3倍を超えるなど、イベントが成功した。 |
○谷口ジロー作品を活かした情報発信と観光誘客
・県立博物館を会場に原画展「描くひと・谷口ジローの世界」を開催した。
・仁風閣などを会場に谷口ジローの魅力を語るトークイベントを開催した。 |
・原画展に7000人弱の来場があり、谷口ジロー作品の魅力を発信することができた。
・谷口ジローの世界的評価を多くの県民と共有することができた。 |
○青山剛昌作品を活かした情報発信と観光誘客
・まんが王国とっとりならではの夏の恒例イベントとして、名探偵コナンまつりを開催した。
・コナン空港の一体化工事に合わせ、新たなコナン装飾を施した。 |
・コナンまつりに多くの県外者が来場し、コナン空港や北栄町など県内周遊にもつながった。
・新たなコナン装飾により、コナン空港が観光地化し、来場者が増加した。 |
○まんが王国の底上げ
・国際マンガコンテストを実施するとともに、表彰式をアワードSHOWとして演出した。
・国際声優コンテストを実施し、若者たちに夢へチャレンジする機会を提供した。
・高知県と連携し、メディア招致によりまんが王国の広域周遊観光をアピールした。
・パリのジャポニスムに出展し、谷口ジローのふるさと鳥取をアピールした。 |
・国際マンガコンテストにより、国内外にまんが王国を印象づけることができた。
・マンガ関連事業の実施により、鳥取を誇りに感じる若者が増加している。
・まんが・アニメをきっかけにインバウンドが増加し、外国人が訪れるべきスポットとしての評価が高まった。 |
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課題 | 今後の取組 |
○関連した話題とタイアップし、効果的な情報発信を行う。 | ・アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」、マンガ「四十七大戦」の舞台化、マンガ「ヒマチの嬢王」など話題の作品とタイアップして事業を行う。 |
○マンガを活かしてインバウンドと県内周遊を促進する。 | ・まんが王国とっとり満喫周遊パスを継続発行するとともに、新たに空港レンタカーと連携した周遊キャンペーンに着手する。 |
○まんが王国とっとりの柱となるイベントを確立する。 | ・名探偵コナンまつり、マンガアワードSHOW、水木しげる生誕祭をまんが王国とっとりの三大イベントとしてブラッシュアップする。 |
○マンガファンに認められる真のまんが王国をめざす。 | ・谷口ジロー漫画賞の創設など、漫画家が惚れる漫画家・谷口ジローを活かした取組を強化する。 |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。