総務部 公文書館の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 公文書館 所属長名 田中健一 電話番号 0857-26-8160
組織ミッション
「行政の活動記録、地域の文化・歴史資料である公文書などを収集・整理・保存して、県民に提供するとともに、後世に伝えること。」「地域の歴史を知り、地域に誇りをもてる人材を育てること。」
1.政策内容と目標
(1)政策内容
市町村と連携して歴史公文書等の保存活用を図る
(2)今年度の目標
県市町村歴史公文書等保存活用共同会議において普及啓発の推進、部会による個別課題の検討を行う。
災害時に県と市町村が協力して、的確な文書の救援活動を行うため、救援対象となる重要文書の所在情報について調査を行う。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
市町村の歴史公文書等評価選別基準の作成支援(歴史的価値のある文書を残すための手順のある市町村数) | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 4 | | 8 | 5(他の市町村でも廃棄時選別検討進行中) | 19 |
時点 | 平成28年度 | | | | 32年度末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | | 歴史的公文書の保存活用を行う上で、その基本となる評価選別基準を全市町村で作成するための未整備の市町村を支援するため。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 公文書館センター機能強化・充実事業 (予算額(事業費)7913千円) | 共同会議の開催(部会・研修会・明治150年特別企画展・記念講演会) |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
市町村との連携事業を予定通り実施し、新たに1町で町の評価選別基準を定め(文書事務の手引きにとり入れた)、他の市町村でも廃棄協議の際の基準として評価選別基準標準例を利用するよう検討が進んでいるため。 |
H30年度の取組 | 成果 |
共同会議の開催(部会・研修会・明治150年特別企画展、記念講演会の開催)。各部会、研修会の実施。市町村を個別に訪問し、評価選別基準の標準例(市町村用)の今後の活用等について協議 | 5月に県市町村歴史公文書等保存活用共同会議を実施(市町村用の歴史公文書等の評価選別基準標準例を決定)。8月に研修会・第1回各部会を開催。9〜10月に明治150年特別企画展、記念講演会を開催。10月に研修会、11月に第2回各部会を開催し、評価選別基準標準例を各市町村で活用する方法についての理解が進んだ。12月には、県内市町村の担当者を対象とした資料修復実技研修としては初となる資料保存・修復研修会を開催し、参加者からは所蔵資料の修復に役立てたい、酸性劣化をよく理解できた等の感想があり好評であった。
新たに1町で町の評価選別基準を新たに定め(文書事務の手引きにとり入れた)、他の市町村でも廃棄協議の際の基準として評価選別基準標準例を利用するよう検討が進んでいる。 |
地域歴史資料所在調査の実施 | 30年度は県内中世文書を中心とする民間所蔵史料の所在調査を予定通りに実施。県史編さん室で作成した地域史料所在目録をもとに、各所蔵者宅を訪問して所在状況・保管状況を確認した。計14件の文書群を調査し、数年来所在不明であった中世文書2件のうち1件の所在を確認することができた。また、この14件のうち未調査文書群3件については、県内研究者に協力を依頼して1点ごとの詳細調査(分類整理・目録作成・写真撮影)を行った。 |
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課題 | 今後の取組 |
今後、「歴史公文書等の評価選別基準の標準例(市町村用)」を参考にさらに多くの市町村で評価選別基準を作成し、実際に評価選別作業を実施していくため、引き続き課題解決のための部会での検討や個別指導が必要。
引き続き地域歴史資料の所在調査が必要。 | 引き続き、共同会議、部会、研修会等を通じて市町村連携支援を進めるとともに、域歴史資料所在調査を進めていく。 |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。