県民の声・意見の内容(県民室・県民局)

平成16年度
項目格付方針について
意見の概要県の格付方針について教えて欲しい。
担当所属県土整備部管理課
回答内容@研修会の出席に関する加点についての御質問についてお答えします。 建設業者を技術と経営の両面から総合的に評価する県の格付制度においては、規模の大きな業者の方に有利となる傾向のある評価項目もありますが、これは技術・経営面の力量が企業規模に左右されることも多い現状においては、ある程度やむを得ないものと考えています。 研修加点は、技術や経営に関する研修を役職員に受講していただいたことを評価するものなので、受講に伴う負担が大きいからといって、小規模な企業に対して、受講が少なくても優遇すれば、かえって不公平になります。この項目は、企業規模による格差は絶対的なものではなく、小規模でも努力していただいた企業が報われることとなりますので、御理解をお願いします。  A経営事項審査の内容についての御質問についてお答えします。 御指摘のとおり人権研修等は、建設業者の技術や経営に直接関係するものではありませんが、県の格付制度では、こうした問題への取組みも評価の対象にしています。これは、公共事業を担う建設業者は、一般企業以上に公共的な存在であることを求められ、社会貢献等も期待されることから、社会的・政策的に必要とされる問題への取組姿勢を評価することとしているものです。 当然、それに取り組むかどうかは企業の自由ですが、一方で、契約相手の選択は契約当事者の自由でもあり、そのような関係の中で、契約相手に一定の資質を求めることに客観的合理性が見い出せる限り、思想・信条の自由を侵すことにはならないと考えます。 B公募型、簡易公募型の提出書類についての御質問についてお答えします。通常指名を廃止し、簡易公募型指名に移行することを検討していますが、その際には、建設業者の負担軽減のため、小規模な工事や定型的な工事等については、提出書類の簡素化を図ることを検討しています。 C部落解放鳥取県企業連合会の配点についての御質問にお答えします。部落解放鳥取県企業連合会は、任意団体なので、その設立運営について公的な許認可や監督は受けず、加入条件等は専ら同団体自身が定めています。当該団体は、社会的に弱い立場に置かれがちな同和地区業者の経営の安定・強化を促進して同和問題の解決を図ることを目的として、様々な活動を行っています。建設業者を対象とした同和地区建設業者育成連絡協議会の開催も、そうした活動の一つですが、県の格付においては、当該協議会に出席した建設業者について、格付点数を加点しています。 これは、当該団体の会員に対する加点ではなく、あくまで当該協議会に出席し、同和問題や零細業者の育成等について理解を深めようとする建設業者に対する加点なので、会員であっても当該協議会に出席しない者は加点されません。同和問題の解決を図るためには、当該協議会を会員でない者の意識啓発の場にもすることの方が効果的と思われますので、会員ではない企業が当該協議会へ出席した場合にも、加点するかどうかについて関係者と相談してみたいと思います。いずれにしましても、地域改善対策に関する特別措置法は失効しましたが、同和問題が完全にはなくなっていない現状においては、その解消のため、ソフト面を中心とした特別な対策もある程度必要だと考えています。これについては、特別な立法措置がなくてもできることはあり、当該協議会の受講加点もそうした施策の一つと位置づけています。 D等級格付けについての御質問についてお答えします。 現在の格付制度においては、各業者の経営状況のみならず、技術に関わる工事成績や研修の受講状況を評価するとともに、施工能力を担保する技術者の資格、人数も格付けの要件としており、施工能力のない業者の排除に努めています。また、平成17,18年度の格付けにおいては工事成績をより重視することを検討しており、業者の実力をより適正に評価していきたいと考えています。


前の画面に戻る