| | | 2018/04/17 | 鳥取砂丘の景観保全 | 「砂丘内に立ち入り禁止ゾーンを設定する」ことに多くの方が反対した主たる理由は何か。観光客誘致、経済効果のために、自然本来の姿を犠牲にしないよう気を配っていただきたい。 | 2018/04/24 | 「砂丘内に立ち入り禁止ゾーンを設定する」ことに反対された方のご意見は、
・風紋は1箇所に出来るのではなく、複数個所に出来るもの。風紋を探すのも1つの楽しみ。立入禁止で特定の場所を見せるのではなく、見つけたときの喜びを感じてほしい。
・日本の国立公園特別保護地区のなかでも、どこでも歩けるのが鳥取砂丘の景勝地としての素晴らしいところ。自分で歩ける、触れる良さを大切にしてほしい。
・踏まれておしまいになるものは管理すべきだが、風紋は取返しがつかないものではない。
・自然は寛容。足跡の間の風紋も楽しむゆとりがほしい。
・砂丘は広い。風紋ができやすいところを案内するコースづくりが出来ればよい。その場所を周知する工夫も必要。
というものでした。
砂丘で働く我々としても、砂丘を訪れる皆さんがそれぞれ好きな場所で、風紋を間近に眺めたり、砂に触れてみたりして、自然の力や自然が作り出す砂の造形を感じていただければと願っています。
鳥取砂丘に対する県民の皆さんの思いは、本当に様々なものがございます。
大勢の方が共有できる方向性を探していくことが何より重要だと考えています。
立入規制という手法ではなく、広い砂丘をどのようにゾーニングするのか、鳥取砂丘関係者や県民の皆さんの意見を伺いながら、共通認識を育んでいきたいと思っています。 | |