| | | 2019/11/25 | 鳥取城再建 | 設計図、費用の問題もあるとは思いますが是非とも、久松山、山頂に山城を再建して頂きたく要望いたします。 | 2019/12/03 | 国の史跡は基本的にその所有者または管理団体が管理・活用にあたることとされており、久松山にある国史跡鳥取城跡については、鳥取市が管理団体として、平成18年に策定された「保存整備基本計画」に基づき、幕末期の姿を復元する整備事業を現在進めておられるところです。
国史跡内に櫓などの建物を復元する場合には、文化財保護法に基づく国の現状変更許可を得ることが必要であり、国が定めた「史跡等における歴史的建造物の復元に関する基準」に適合するよう、発掘調査成果や図面・絵図、古文書、写真などの十分な根拠に基づいて、その建物の外観や大きさ、構造等を正確に復元することが求められます。
現在、復元が完了した擬宝珠橋や、今後復元が予定されている城門は幕末期に存在し、そうした資料に恵まれていたのに対して、江戸時代の初め頃に失われた山頂部分(山上ノ丸)は、建物を復元するために必要な資料が得られていません。したがって、令和元年11月の現時点では、山頂部分での建物の再建(復元)は計画されていません。
今後、調査・研究に基づく城門・櫓(山下ノ丸)の復元整備を進め、史跡の価値と魅力を高めることによって、鳥取城を地域の誇る宝として、また観光資源としても活かしていけるよう、県として支援していきたいと考えています。 | |