ご意見等に対する回答−担当所属別



受付年月日項   目意見の概要公開年月日対応・取組状況
   2020/01/16県民の声回答遅延率は何パーセントあるのか教えてほしい。2020/01/23 令和元年12月に受け付けた県民の声で回答が必要なものが45件あり、そのうち期限を超過していたものは3件(6.7パーセント)ありました。この3件については、いずれも、回答期限までに、ご意見者の方に遅れる旨を連絡しています。
   2019/10/08出前説明会出前説明会に関する苦情に対して第三者的立場でジャッジできるシステムの整備、運用基準の明確化をすべきである。2019/10/16 出前説明会は、県民が希望するテーマ内容を熟知した所管課と説明会の開催希望者の双方で内容や日程等を直接調整する制度としていますが、これまでの開催実績から、この方法が最も迅速、かつ、希望者の意向に沿った内容の開催が可能と考えています。
 よって、県民の声の制度を利用して所管課の出前説明会開催に係る決定に不満がある旨の声が寄せられた場合においても、出前説明会制度を所管する立場の当課から当該所管課に対して制度の趣旨を損なうことのないよう十分な説明を行い、改めて所管課と希望者が開催を直接調整するやり方が最も双方納得のいく決着が期待できると考えており、第三者が開催決定の適否を判断する仕組みの整備は考えていません。
 一方で、この度いただきましたご意見を踏まえ、出前説明会の実施の可否等に関して実施要領を点検のうえ見直しを検討し、出前説明会開催希望者及び所管課の双方にとって、より分かりやすく納得できる制度・対応につながる取組にしていきたいと考えています。
 出前説明会制度のより適切な運用に向けて、出前説明会の実施の可否等に関して実施要領を点検のうえ見直しを検討します。
   2019/07/16県民の声のホームページ一括検索機能を追加してほしい。2019/07/23 「県民の声」は年度ごとにデータベースで管理し、インターネット公開していています。検索機能は、各データベースに付随する機能であるため、該当年度の「県民の声」しか検索できません。

 また、過去の「県民の声」データベースを統合すると、情報量が増え、ホームページの表示時間や検索時間が増大することなどから、利便性の低下が懸念されます。

 ご面倒ですが、「県民の声」ホームページの検索機能をご利用の際は、年度ごとに検索していただくようお願いします。
   2019/07/10個人情報漏えい事案が多いように思うが、封筒に注意喚起文を記載するほか、どのような対策を講じていますか。2019/07/25 封筒の入れ間違えによる書類の誤送付や、宛先番号の押し間違えによるファクシミリ誤送信など、確認ミスによる漏えいが多いため、平成29年9月に「個人情報流出防止の手引き」を作成し、非常勤職員等を含む全職員に周知を図りました。

 そして、漏えい発生後に限らず、日頃から電子掲示板などで注意喚起を行うようにしています。

 また、ミスを単なる個人ではなく組織の問題と認識して取り組むよう、管理監督者を対象にした研修を実施しています。

 平成30度からは、各所属において個人情報が適正に管理されているかを確認するため、県民参画協働課(旧県民課)による監査を始めました。
詳細を隠す:文化政策課文化政策課
   2020/02/10因幡万葉「朗唱会」万葉集を歌として歌い継ぐ努力がなされてきたか疑問を感じている。伊福部昭作曲「因幡万葉の歌五首」を伝えていきたい。2020/02/19 鳥取県では、新たな時代を担う次世代に万葉集を語り継ぐため、当県ゆかりの大伴家持等の歌に世界的に著名な伊福部昭氏が作曲しました「因幡万葉の歌五首」を県内音楽家がイベントで演奏するなど、歌(音楽)を活用した万葉集の継承に取り組んでいます。

 また、因幡国、伯耆国に国守として赴任した万葉歌人 大伴家持、山上憶良の功績と万葉集ゆかりの地であることを次世代に引き継ぐとともに県内外に広く発信するため、令和元年度に万葉集をテーマとしたフォーラム、高校生短歌大会、ゆかりの万葉歌人を登場人物とした創作演劇を開催しました。大伴家持、山上憶良のそれぞれのゆかりの地においても、全国から短歌作品を公募し表彰する「大伴家持大賞(鳥取市)」「山上憶良短歌賞(倉吉市)」等を開催しています。

 今後も万葉集が後世に歌い継がれるよう、地域と連携して県内の文化資源を活用した取組を進めていきます。
   2020/02/03わらべ館いべんとほーるで実施された講演会の内容について、施設の趣旨に適するものか疑問に感じています。また、イベントスケジュールへの掲載が確認できませんが、ホールの貸し出しのみが行われたのでしょうか。2020/02/13 わらべ館(鳥取県立童謡館)の利用については、鳥取県立童謡館の設置及び管理に関する条例(以下「条例」という。)において、条例第7条第2項各号に該当する場合を除き、利用許可をしなければならないと規定されています。今回の講演会も、この条例の規定に基づき、利用の許可を行っています。

 なお、わらべ館は、童謡、唱歌、おもちゃ等を通じて特色ある地域文化の振興に資するため鳥取市内に設置しています。また、わらべ館について指定管理契約をしている公益財団法人鳥取童謡・おもちゃ館(以下「財団」という。)においては、定款により、童謡・唱歌やおもちゃに関する事業、その他必要な事業を実施することとしています。そして、そのような関連イベントを行うとともに、貸ホールとして幅広い目的で利用いただくことのできる場所として「いべんとほーる」を設けています。こうして、わらべ館を広く利用していただくことは童謡・唱歌やおもちゃに触れる機会にもつながることを踏まえますと、必ずしも童謡・唱歌やおもちゃに関するイベントのみに利用を制限していないことは、財団やわらべ館の事業趣旨にも反するものではないと認識しています。

 また、わらべ館で作成・配布しているイベントスケジュールについては、館の主催又は共催事業を広報するためのものですので、このたびの講演会は掲載していません。

 今後とも、皆さんに身近に親しんでいただける施設運営に努めていきます。

〇参考:鳥取県立童謡館の設置及び管理に関する条例(抜粋)

(設置)
第2条 童謡、唱歌等を通じて特色ある地域文化の振興に資するため、鳥取県立童謡館(以下「童謡館」という。)を鳥取市に設置する。

(利用の許可)
第7条 童謡館を利用しようとする者は、指定管理者の許可を受けなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときも同様とする。
2 指定管理者は、その利用が次の各号のいずれかに該当する場合を除き、前項の許可(以下「利用許可」という。)をしなければならない。
(1) 公の秩序を乱し、又は善良の風俗を害するおそれがあると認められるとき。
(2) 童謡館の施設設備をき損し、若しくは汚損し、又はそのおそれがあると認められるとき。
(3) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に掲げる暴力団その他
集団的に又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になると認められるとき。
(4) 前3号に掲げる場合のほか、童謡館の管理上支障があるものとして規則で定める場合に該当するとき。(※)
 ※第7条第2項第4号に基づき規則で定めた規定はありません。
   2020/02/03県民文化会館周辺や中庭に植栽されている街路樹について、樹形等をよく考慮して樹木管理をしてほしい。2020/02/14 県民文化会館敷地内にある高木(ケヤキ)については、植樹してから25年以上が経ち、樹木も大きく成長しました。それに伴って太い枝の落下や倒木の危険性が高まったため、樹木医の診断・アドバイスに基づき、平成30年の12月から翌年の3月にかけて高木(ケヤキ)の枝剪定作業を実施して、利用者の安全を確保しました。現在は、元の樹形を取り戻すために、先端から数多く出てきている萌芽枝の整枝剪定を行っています。

 現在は冬期のため葉が繁茂していない状況ですが、こまめに整枝剪定を行うことで数年後には自然樹形を取り戻す見込みです。

 今後、ケヤキ樹形剪定の計画的な取組についてご理解いただくため、看板等を設置し周知することを検討します。
   2019/12/16図書館駐車場先日駐車場を利用しようとした際、ある団体以外利用できないような案内をされました。また、駐車場を有料化し、施設利用者のみ無料処理することとしてはどうですか。2019/12/26 通常、県民文化会館で大規模なイベントがある際は、イベントの主催者側に誘導員を配置してもらうこととしています。その際には、県民文化会館の職員から主催者側に、3館(県立図書館、県民文化会館、公文書館)共同利用の駐車場であり独占的な取り扱いはできないことを伝えています。

 県民文化会館にも確認しましたが、確かに、先日は大ホール(梨花ホール)で開催された催しの主催者側により駐車場の誘導員が配置されていたとのことです。

 その際、仮に、特定の利用者以外を入れない状況があったのであれば看過できないことですので、事実を確認の上、県民文化会館から当該団体に必要な注意を促したいと思います。今後、主催者側と調整する際には、十分に説明の上、当日の誘導の状況にも今まで以上に注意を払っていきます。

 また、ご提案(3館利用者以外の駐車の有料化)については、3館利用者以外の駐車の抑制を図るための選択肢のひとつと考えています。

 一方で、現状は、大ホール(梨花ホール)で大規模なイベントがあったり図書館も含めてイベントが重なったときなどは、そもそも3館の利用者だけで駐車場の収容台数を超えるような状況であるため、県庁の駐車場をはじめ周辺の駐車場を開放することにより対応しているところであり、今後、周辺の駐車場の案内を適切に行うことや、引き続き公共交通機関の利用促進などの広報も行いながら、いただいたご意見もしっかり踏まえ、対策を検討したいと考えています。
   2019/11/29図書館駐車場用事の無い方が無料で駐車しているのはおかしいので、駐車券の発行又は有料化してください。2019/12/06 県立図書館、県民文化会館、公文書館が共同で利用している駐車場については、駐車可能台数が341台であり、特に大ホール(梨花ホール)での催し時など満車になる状況がありますし、県庁や市営武道館など近隣施設での催しがある場合は、県庁駐車場も満車となり、ご迷惑をおかけしています。
 市民会館及び旧市役所駐車場(尚徳町駐車場)について、市民会館利用者は無料で利用できる(尚徳町駐車場は最大3時間まで)こととされていますが、先日は旧市役所駐車場(尚徳町駐車場)の有料化開始直後のため、市民会館利用者への無料処理についての周知が不十分な面があったとのことでしたので、改めて市民会館利用者への周知をお願いしました。
 なお、3館共用の駐車場については、引き続き公共交通機関の利用促進などの広報に加え、ご意見も参考にしながら、満車の現状や原因等を把握した上で、有効な対策を検討したいと考えています。
   2019/11/05落ち葉県民文化会館沿いの県道歩道に落ち葉が多く堆積していた。2019/11/21 県民文化会館周辺にあるケヤキの木の落ち葉については、県民文化会館、県立図書館及び公文書館の職員による清掃活動を定期的に行っています。
 特に、落ち葉が多い10月中旬から11月下旬にかけては、図書館職員及び公文書館職員が週に1回図書館や公文書館の敷地内や図書館周辺の県道沿いの歩道等の清掃活動を行っています。
 また、県民文化会館ではバス停付近の歩道及び植樹帯の清掃・落ち葉回収活動を行い、その回収した落ち葉をポリ袋に袋詰めして、家庭菜園等の腐葉土作りに再利用していただくため、無料配布する活動も行っています。
 なお、いただいたご意見を踏まえ、関係機関と調整しながら、ケヤキの木を伐採するなど落ち葉を減らす取組も検討してみたいと思います。
 今後も、県民文化会館周辺の美化活動と環境負荷低減への貢献に努めていきます。
   2019/06/26ストリートピアノ鳥取県内でも空港や主要駅、施設などに設置を検討してみてはいかがでしょうか。2019/07/05 鳥取県では、県内どこでも文化芸術に親しむことができ、心豊かで潤いのある生活、活力あふれる地域の実現に向け、様々な文化施策を行っています。

 ご提案については、文化芸術に親しむ環境づくりの貴重なご意見と考えますので、既に実施されている施設等のお話も伺い、安全面での課題等を整理しながら今後検討していきます。
詳細を隠す:スポーツ課スポーツ課
   2020/03/30米子産業体育館現在地に存続させ、その機能を維持してほしい。2020/04/13 現在、老朽化した米子市民体育館と米子産業体育館とを統廃合し、東山公園内に新体育館を共同整備することを基本方針として、当県と米子市との間で検討しているところです。
 新体育館の整備方針について、令和2年度、利用者・学識者・地元の自治会などを交えて検討委員会を立ちあげ、検討委員会内で具体的な協議を進めることとしており、統廃合後の米子産業体育館も含めた会議室・フィットネスルーム等の機能のあり方についても、その検討委員会において、今後検討を進めていくこととしています。

 また、現在の米子産業体育館の指定管理者の管理期間は、平成31年4月1日から令和6年3月31日までの5年間であり、当該期間満了後、改めて次期指定管理者を公募するよう予定しています。
   2020/02/21鳥取マラソン新型コロナウイルスが広がっている中、鳥取マラソンを開催するのはいかがなものか。2020/03/09 鳥取マラソン実行委員会(鳥取県・鳥取市・(一財)鳥取陸上競技協会・新日本海新聞社)では、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた政府からのスポーツイベント中止の要請等を受け、ランナー、ボランティア、住民の皆さんの安全と健康を最優先に考え、令和2年3月15日に開催を予定していた「鳥取マラソン2020」の中止を決定しました。

 今後ともランナー、ボランティア、住民の皆さんにとって、より意義のある大会として成長できるよう努めていきます。
   2020/02/17鳥取マラソン新型コロナウイルスに伴い、中止すべきではないでしょうか。2020/02/28 鳥取マラソン実行委員会では、新型コロナウイルス感染症に関する最新の情報収集に努め、その適切な対応について関係各機関と連携を図りながら検討を行っています。

 現時点では、屋内での感染防止という観点から、大会前日の令和2年3月14日に開催を予定していた「前夜祭」は中止することとしました。

 翌3月15日の鳥取マラソンについては、同年2月26日に新たに発出された政府の要請を考慮しながら、鳥取マラソン実行委員会において、3月初めを目途に開催の可否を決定する予定です。

 最新の決定事項については大会ホームページ、SNS、新聞等に随時掲載していきます。

 【参考】鳥取マラソン2020(大会ホームページ) https://www.nnn.co.jp/event/marathon/
詳細を隠す:地域交通政策課地域交通政策課
   2020/03/24タクシー運行タクシー運行にもバス運行のように補助金を交付することを要望します。2020/04/08 ドアツードアの移動を可能にするタクシーは、高齢者や障がい者にとって重要な交通手段であり、タクシー事業者の維持存続は大切なことと認識しています。

 そのような中、県内では17市町村が高齢者又は障がい者の方向けのタクシー助成を行っています。また、県は今までバス中心であった公共交通に係る県支援制度を見直し、交通空白地に居住する75歳以上の高齢者、障がい者及び
要介護者の方等に対する市町村のタクシー助成にも支援できる補助制度を令和2年度に新たに創設しました。

 そのほか、県内のイベントにあわせてUDタクシーの乗り方教室を開催し、タクシー利用の普及啓発も行っているところであり、引き続き県としても市町村と一緒になってタクシーの利用促進を進め、タクシー事業者の維持存続に努めていきたいと思います。
   2020/03/24バス路線の廃止バス路線の廃止を抑制するためにもバスの利用促進を県民に発信していき、多くの県民に乗車してもらいたい。2020/04/08 近年では、特に運転手不足や利用者の減少等による路線の廃止・縮小が相次いでおり、県としても公共交通として維持・確保に向けた利用促進の取組が大切であるとの認識のもと、県はもとより、バス会社等の交通事業者、市町村、国などで利用促進協議会を組織し、毎年9月を公共交通利用促進強化月間として、大型ショッピングセンターでのバス利用のPRや、県内で開催されるイベントにあわせたバスの乗り方教室など利用促進の取組を行っています。

 また、各市町村におかれても、例えば、鳥取市では登録者に運賃半額等の特典がある「ノルデ運動」の展開や免許返納者又は65歳以上の高齢者にバス定期券の5割補助、さらに高齢者に利用し易いように令和元年10月にくる梨の路線を再編されたり、境港市では市内全地区において市営バスの乗り方教室の実施、米子市と日吉津村では高齢者の通院・買い物に合わせ商業施設や病院を繋ぐ米子市・日吉津村循環線を平成30年10月から運行開始するなど様々な取組を進めています。

 さらに令和2年度は、県職員自らの取組として、バス利用を進めていくための利用促進検討プロジェクトをスタートさせ、官民一体となってバス路線を守る取組を進めていきます。

 このような取組により、利用者にとって利用し易いダイヤ設定を目指すとともにバスを始めとした公共交通の利用促進をなお一層図っていきたいと思います。
   2020/01/24特急「スーパーはくと」の全便倉吉駅発着、特急「スーパーいなば」の倉吉駅乗り入れ再開特急「スーパーはくと」については全便倉吉駅発着を、そして過去(平成10年3月から13年3月の3年間)に1往復の倉吉駅発着便が運行されていた特急「スーパーいなば」については、倉吉駅乗り入れの再開についてそれぞれ関係先へ働きかけるようお願いしたい。2020/03/09 「スーパーはくと」の全便倉吉駅発着や「スーパーいなば」の倉吉駅乗り入れの実現のためには利用者が確保されることが必要であることから、地元自治体や経済団体が連携した京阪神・山陽方面からの誘客策や需要喚起の取組などを着実に行いながら、地元関係者が粘り強くJRに要請していくことが重要です。県としても、特急「スーパーはくと」の全便倉吉駅発着、特急「スーパーいなば」の倉吉駅乗り入れ再開についてJR西日本に対して要望しているところであり、引き続き誘客等の取組に対して応援していきます。
   2020/01/06公共交通機関の近代化キャッシュレス化等、ぜひとも県主導で改善させてください。2020/01/16 キャッシュレス化や乗り場を方面別にする等の改善については、現在、市町村や交通事業者とともに検討を進めており、引き続き利便性や分かりやすさ向上に向けて取り組んでいきたいと思います。

 また、交通事業者の予約サイトやウェブサイトについては、ご意見を踏まえて、県からも利用者目線で使い易いものとならないか改善提案をしてきたいと思います。
   2019/12/09公共交通利用促進鳥取藩乗り放題手形の利用促進や利便性向上に取り組んでもらいたい。
青山剛昌ふるさと館へのバスがなく、炎天下で20分歩くのはつらい。
2019/12/16 乗り放題手形のPRや路線バスの経路変更等による利便性向上に係るご意見については、バス事業者にお伝えするとともに県としてもPRなど積極的に協力し、一層の利便性向上を図っていきたいと思います。

 なお、青山剛昌ふるさと館へのバス路線については、令和元年10月1日より北条線が1日12便、赤碕線が1日4便乗り入れることになりました。
   2019/09/25鳥取藩乗放題手形観光客のバス利用を考えるなら、観光案内所にバス時刻表を用意するなど、もっと配慮が必要です。2019/10/02 路線バスを観光に利用していただくことを期待して発行している「鳥取藩乗放題手形」は、令和元年の7月から若桜鉄道も利用区間に含める等利便性向上に努めています。

 ご指摘いただいた地域の観光案内所にバス時刻表が用意されていないことについて、管理者に確認したところ、時刻表は受付と入口に掲示してあり、さらに希望者には印刷して配布もしているということでした。

 利用者減やドライバー不足等によりバス路線の縮小や撤退が続いていますが、今後も市町村、バス事業者、観光関係者等とともに路線の維持確保に努めていきます。
詳細を隠す:文化財課文化財課
   2020/01/24小川家(県文化財指定)の整備促進打吹地区の西側に位置する小川家は、平成27年に鳥取県指定文化財に指定されたが、現在整備中であり早期の完成を目指すとともに今後の活用に向けた支援をお願いしたい。2020/03/09 小川家住宅では、令和3年度の公開を目指した庭園の整備が県の補助事業で実施されているところであり、令和2年度も引き続き支援を行います。建物についても、現在、文化財の価値を護り伝えるために適した保存と活用の方法について、所有者と外部有識者による委員会で検討されており、検討結果に基づいて令和2年3月に「小川家住宅保存活用計画」の改定が行われる予定です。今後、この計画に基づいて、修理や公開活用のための整備を行う場合には、県が財政的、技術的支援を行います。
   2019/12/12麒麟獅子舞獅子頭を軽量化するなど、屋内外で誰でも楽しく舞う大衆芸能に改良できないか。2019/12/20 鳥取県東部に広く伝わる麒麟獅子舞については、県と関係市町が情報共有しながら、保存伝承の支援や普及啓発の取り組みを行っているところです。

 令和元年5月には、麒麟のまち圏域(鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、兵庫県香美町、新温泉町)によるストーリー『日本海の風が生んだ絶景と秘境−幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」』が日本遺産に認定され、フォトコンテストやVR(仮想現実)動画作成、グッズ作成など、麒麟獅子舞の魅力を知ってもらうための取り組みが進められています。また、学校の麒麟獅子舞を学ぶ活動に協力したり、子どもたちを対象としたワークショップ(体験)を開催したりしています。いただいた意見の中で、獅子頭の軽量化は、子どもたちが舞う際に取り組みやすく、獅子舞に親しみを持ってもらうことにつながるように思います。

 今後も県と関係市町が連携して、麒麟獅子舞の保存伝承、ひいては麒麟獅子舞を活用しての地域づくりを進めていく中で、いただいた意見を参考にさせていただきたいと思います。
詳細を隠す:とっとり弥生の王国推進課とっとり弥生の王国推進課
   2019/11/25鳥取城再建設計図、費用の問題もあるとは思いますが是非とも、久松山、山頂に山城を再建して頂きたく要望いたします。2019/12/03 国の史跡は基本的にその所有者または管理団体が管理・活用にあたることとされており、久松山にある国史跡鳥取城跡については、鳥取市が管理団体として、平成18年に策定された「保存整備基本計画」に基づき、幕末期の姿を復元する整備事業を現在進めておられるところです。

 国史跡内に櫓などの建物を復元する場合には、文化財保護法に基づく国の現状変更許可を得ることが必要であり、国が定めた「史跡等における歴史的建造物の復元に関する基準」に適合するよう、発掘調査成果や図面・絵図、古文書、写真などの十分な根拠に基づいて、その建物の外観や大きさ、構造等を正確に復元することが求められます。

 現在、復元が完了した擬宝珠橋や、今後復元が予定されている城門は幕末期に存在し、そうした資料に恵まれていたのに対して、江戸時代の初め頃に失われた山頂部分(山上ノ丸)は、建物を復元するために必要な資料が得られていません。したがって、令和元年11月の現時点では、山頂部分での建物の再建(復元)は計画されていません。

 今後、調査・研究に基づく城門・櫓(山下ノ丸)の復元整備を進め、史跡の価値と魅力を高めることによって、鳥取城を地域の誇る宝として、また観光資源としても活かしていけるよう、県として支援していきたいと考えています。
   2019/08/21むきばんだ史跡公園妻木晩田遺跡周辺にイヌワシは生息していないため、剥製は展示から下げるべきである。2019/09/04 ご意見をいただいた展示を行っているむきばんだ史跡公園ガイダンス施設「弥生の館むきばんだ」では、妻木晩田遺跡で暮らした弥生人の生活や文化が想像できるような展示解説を行っており、ここでは“自然と共に生きる弥生人の暮らし”の紹介を目的にイヌワシやサギ、シカなどの剥製や樹木などを展示しています。これらの展示は、弥生時代の遺跡から出土した動物骨や花粉化石などを根拠として製作しており、アホウドリやマグロの造形物も展示するなど、現在、日常的に里山周辺に生息している動植物だけを対象としているものではありません。

 ご指摘のとおり、現在の妻木晩田遺跡周辺にはイヌワシは生息していませんが、古代において、弥生人が森の奥深くあるいは草地で狩猟等を行う際にイヌワシと接触する機会はあったようで、日本海に面した平野部に位置する、弥生時代の遺跡である鳥取市青谷上寺地遺跡ではイヌワシの骨が出土しています。また、島根県でも弥生時代の遺跡である松江市タテチョウ遺跡でイヌワシの可能性をもつタカ科の骨が見つかっているなど、弥生人とイヌワシの関わりは深いことがわかります。

 以上により、イヌワシの剥製の展示は、当園に来園された方々に弥生人と自然との関わりを理解していただく上で効果的であると考えていますので、今後、展示の目的を説明するキャプションを付すなどして、展示を継続したいと考えています。
詳細を表示:子育て・人材局子育て・人材局