| | | 2020/06/01 | 有害鳥獣駆除 | シカやイノシシが多いため、山の奥の方では檜や杉の皮がかなり剥けているのが目立ちます。森林組合の方にも駆除をしていただけないでしょうか。 | 2020/06/08 | ご指摘の檜や杉の皮剥はシカによるものと思われます。県内でシカの林業被害は減少しているものの、県東部の植林地では幼樹の枝葉摂食や成木の剥皮が見られるため、植林地を防護ネットで囲む等の対策を進めていますが、広大な造林地をすべて囲むことは困難です。
そこで、増加が続くシカの個体数を抑制するため、県では捕獲目標を掲げ、狩猟者や市町村等の協力を得ながら捕獲強化に取り組んでおり、有害鳥獣捕獲に加え、猟友会に依頼して奥山での捕獲事業も進めているところです。なお、捕獲に従事する猟友会は、会員数の減少と高齢化が大きな課題となっており、捕獲を維持推進するため、被害の多い地域の森林組合においては職員も狩猟免許を取得するなど取り組まれているところです。
引き続き、シカ被害については地域の皆さんのご協力をいただきながら防護対策と個体数管理の両面で対策を進めていきたいと考えています。 | |