ご意見等に対する回答−担当所属別



受付年月日項   目意見の概要公開年月日対応・取組状況
   2021/12/20乳がん検診気軽に乳がん検診を受けられるようにしてほしい。2021/12/28 乳がん検診に対しては、「痛い」、「乳房を見られるのが恥ずかしい」、「乳房を触られることに抵抗がある」などの悩みを持つ女性が多く、これが受診率の伸び悩んでいる要因の1つとして考えられます。

 日本におけるがん検診の実施については、科学的な方法によってがん死亡率の減少が検証されているものが推奨されているところであり、乳がん検診は、現在、40歳以上の方のマンモグラフィ検査のみが推奨されており、県内の市町村においても同様の取扱いとしています。そのため現時点では、県が独自でMRI検査の導入を推進することは難しいと考えていますが、今後の国による検討の動き等を注視していきます。

 痛みのない超音波(エコー)検査を導入している医療機関は県内にもあるので、専門医の方と相談の上、受診されることも可能です。

 また、月経前は胸が張りやすく痛みを感じやすいため、月経終了後10日前後の比較的痛みを感じにくい時期の検診をお勧めします。

 乳がんはご自身で発見できる可能性のあるがんのため、定期的ながん検診受診に加え、日頃からご自身の乳房の状態に関心を持ち、意識しながら生活を送っていただくことも、がんの早期発見には重要です。

 がん対策は当県における重要な課題の一つであり、これらの普及啓発や県民の皆さまが利用しやすい検診体制の構築など、早期発見・早期治療に向けた取組みを推進していきます。
(回答日:令和3年12月24日)
   2021/11/24帯状疱疹ワクチン定期接種化してほしい。2021/12/08 現時点では、接種費用が無料となる予防接種法の定期接種に位置付けられておらず、県独自の助成制度もありません。

 帯状疱疹ワクチンの定期接種化については、国の専門家による委員会で議論されていますが、期待される効果や導入年齢に関して検討が必要とされているところであり、その検討結果を踏まえ、定期接種となった場合には、速やかに対応できるよう市町村とも連携していくこととしています。(回答日:令和3年12月2日)
   2021/08/12ハンセン病鳥取県出身のハンセン病療養所入所者が西尾元知事に寄贈した壺を展示してはどうか。2021/09/02 鳥取県出身のハンセン病療養所入所者が、西尾元知事に寄贈された壺は、県庁内の知事応接室において、適切に保管されていました。

 この壺については、県民の皆様に対して改めてハンセン病問題の大切さを伝えるため、令和3年8月4日から県庁の県民室において、常設展示を行うこととしました。
   2021/07/09難病の公費負担制度 特定疾患受給者証を受領するまでに自己負担した医療費を公費負担の対象とする手続きにおいては、診療証明書等の提出が必要とされているが、県でレセプト情報を確認するなど手続きを簡素化できないか。2021/07/26 医療機関の領収書及び診療証明書等の提出は、難病以外の病気などで受診されている場合もあり、診療された内容を確認するためにお願いしているものです。

 国民健康保険においては、市町村が保有するレセプト情報を県が閲覧することができる手続きが限定されており、指定難病に係る特定医療費の支給においてレセプト情報を閲覧することは困難です。
詳細を隠す:障がい福祉課障がい福祉課
   2022/02/07障がい者の精神科通院、自立支援1 精神科診療について、オンライン診療や処方薬の郵送を可能にしてほしい。

2 自立支援医療(精神通院医療)や障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)を自動更新にしてほしい。
2022/02/171 精神科のオンライン診療や処方薬の郵送の対応について
 個別医療機関におけるオンライン診療及び処方薬の郵送の対応については、実際に診療等を行う各医療機関の判断において行われるものですので、受診中の医療機関に相談してください。

2 自立支援医療(精神通院医療)や障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)の更新について
 症状が変わると、自立支援医療(精神通院医療)の対象外となったり、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)の等級が変わることがありえることから、いずれも法律等で更新手続きが定められており、鳥取県が独自に自動更新とすることは出来ません。 
   2021/12/06同行援護サービス視覚障がい者が安全に生活するために必要な介助だが、ガイドヘルパーの不足のため利用に制限を受けている。養成研修など早急な対応をお願いしたい。2021/12/22 当県では、同行援護サービスを提供する事業所が平成25年から令和3年にかけて16事業所減少しています。

 また、同行援護従業者については、養成研修を県が委託して平成24年度から毎年実施し、これまでに一般課程296人、応用課程150人が修了されています。令和元年度と令和2年度は事業受託者が確保できなかったため開催していませんが、現在、令和3年度研修の開催に向けて事業者と調整を進めているところです。

 同行援護サービス事業所の維持・確保とそのための人材確保は喫緊の課題であり、引き続き、同行援護サービス提供における地域間格差が生じないよう各事業所に対してサービス提供を働きかけるほか、同行援護従業者養成研修の実施に向けて民間事業者と協議していきます。
(回答日:令和3年12月20日)
詳細を隠す:子ども発達支援課子ども発達支援課
   2022/02/25中部療育園受診予約が取りにくいが、4月以降の予約を申し込もうとしたら3月末でないと受付できないと言われた。2022/03/14 当園では、障がいの有無にかかわらず、身体機能獲得や認知発達及び学校等の社会適応の困難さや育児に悩みをお持ちの方々への療育支援を行っています。そのため、新年度などの節目は、受診や相談希望件数が普段以上に増加する傾向があります。全ての利用者様に公平に御予約の機会を確保していただくために、近年、新年度当初の定期受診の予約については、予約開始日を学業年度末頃に設定し、対応させていただいているところです。

 ただ、困り感や悩みによる制約が心身の状態や社会適応に大きく影響し、緊急で医療的な相談・対応を要する場合は、適宜、相談を受け付けておりますので、いつでもご連絡いただけると幸いです。

 引き続き、より多くの方々に円滑にご利用いただけるような診療システムの検討を行っていきます。
詳細を隠す:医療・保険課医療・保険課
   2021/04/22国民健康保険料市町村が単独で引き下げることは可能か。2021/05/07 平成30年度からの国保制度改革に伴い、保険給付費に必要な費用は、全額、県が市町村に交付することとなりました。

 そのための財源として県は市町村に対して納付金の支払いを命じ、その額に応じて市町村は、引き続き被保険者の保険料を算定し、徴収する仕組みとなっております。

 よって、保険料の引き下げは、各市町村が財政状況や収納状況、基金の活用等を総合的に勘案しながら決定することとなります。
詳細を隠す:生活環境部生活環境部
詳細を隠す:環境立県推進課環境立県推進課
   2021/11/12美保飛行場ボーイング787型機の就航に当たって、騒音調査は実施したか。2021/11/25県としては、平成29年7月のボーイング787型機就航に当たっての騒音測定は行っていませんが、美保飛行場周辺地域の航空機騒音測定は従来から年に4回実施しており、平成29年9月以降に実施した騒音測定の結果は、環境基準値を下回る値で推移しています。
詳細を隠す:くらしの安心推進課くらしの安心推進課
   2021/04/30動物取扱業者の規制令和3年6月から施行される数値規制の運用に関し、動物取扱業者に対してアンケート形式で基準適合調査を行ってはどうか。2021/05/17 令和3年6月に施行される動物取扱業者が遵守すべき新たな基準については、動物取扱業者へ通知するほか、県ホームページや説明動画配信により周知徹底を図ることとしています。また、動物取扱業者への立入検査については、県が定める監視指導計画に基づき実施する方針ですが、ご提案いただいた動物取扱業者へのアンケートの実施など、より効果的な立入検査の実施方法についても考えていきます。

 環境省が設置する相談窓口や基準の解説書などを活用し、不適切な動物取扱業者に対しては厳格に対応していきます。
   2021/04/15自転車のヘルメット新高校1年生から着用義務化が始まったことは良いことだと思うが、補助金の支給はないのか。2021/04/21 自転車用ヘルメット購入に係る助成制度については、高校生だけではなく全ての県民にヘルメット着用の習慣をしっかりと浸透させていくという観点から、ヘルメット着用に取り組む県内企業と協定を結んで啓発活動を行うなど、県民の自転車用ヘルメット着用率向上を図る事業を創設しているところであり、個人のヘルメット購入のための補助制度は設けていません。

 引き続き、交通事故発生時における自転車用ヘルメットの効能や着用の必要性についての理解を深めていただき、着用率向上を図っていきます。
   2021/04/14自転車のヘルメット購入の補助があるとありがたい。2021/04/21 当県では、ヘルメット購入のための補助制度は設けていませんが、万が一自分自身が交通事故に遭った際の頭部への被害軽減のためには、自転車用ヘルメットを着用していただくのが有効であることをご理解ください。
詳細を隠す:消費生活センター消費生活センター
   2022/03/03消費生活センター相談員の対応能力向上に努めてほしい。2022/03/17 県は、受託者からそれぞれの相談内容、処理結果等について報告を受け、相談員の対応状況の確認を行っています。

 また、相談業務において困難な事案等の場合は、各相談室に配置した現場責任者を介して情報共有及び必要な協議を行い、適切な問題解決に向けて連携して対応しています。

 今後、相談員の対応についてのアンケートや録音によるチェック等の方法を検討し、相談対応の質の向上を図っていきたいと考えています。 

 併せて、引き続き各種研修等を通じて、相談員の一層の技術向上を図るとともに相談対応能力の強化に努めます。
   2022/03/01消費生活相談行政職員に相談対応をしてほしい。2022/03/15 相談対応については、消費者安全法により消費生活センターを設置して、国家資格者である消費生活相談員を従事させることになっており、当県では鳥取県消費生活センター条例の規定に基づき消費生活相談員で構成する団体に消費生活相談業務を委託しています。

 そのため、センター職員が消費生活相談を直接お受けすることは考えていませんが、相談員が受けた相談について、法令に基づく行政処分等の検討が必要と考えられる場合は、相談員に加え行政職員も対応することがあります。

 また、困難な相談事案の場合等は、県と受託者が連携して対応することとしています。
詳細を隠す:緑豊かな自然課緑豊かな自然課
   2022/02/18燕趙園立派な公園なので、もっと宣伝して県外にも広めてください。2022/03/04 燕趙園は、鳥取県と中国河北省の友好締結5周年を記念し、その友好のシンボルとして平成7年に完成した本格的な中国庭園です。

 県内外の皆さまへ本格的な中国庭園の魅力が伝わるよう、燕趙園を情報発信していきます。
   2022/01/17鳥取砂丘新しいレジャーとしてホバーバイクの導入を提案します。2022/01/25 鳥取砂丘は毎年多くの方が訪れる鳥取県を代表する観光地です。鳥取砂丘を訪れる方々にとっては、その雄大な景観と、風紋をはじめとする砂の造形をご覧いただきながら、自由に散策いただけることが大きな魅力です。
 
 一方、鳥取砂丘は山陰海岸国立公園に位置し、保全と利用の両立を図る必要があるため、自然公園法や条例による規制があります。

 ご提案のホバーバイクについては、費用対効果や砂丘利用者の安全の確保等を鑑み判断したいと考えています。
   2022/01/17東郷湖羽合臨海公園自動販売機が故障中の状態が続いている。2022/01/28 東郷湖羽合臨海公園は、一般社団法人鳥取県観光事業団・株式会社チュウブ共同企業体が指定管理者として管理しています。

 指定管理者では、令和3年12月にご指摘をいただき、自動販売機設置業者に修理依頼を行っていましたが、修理時期の確認や催促を行っておらず、1か月修理できていませんでした。

 このたび、指定管理者が自動販売機設置業者に速やかな対応を求め、修理時期の確認を行ったところ、新型コロナウイルス感染症の影響で部品の納品が2月上旬になるとの回答であったため、代替機の設置を求め、1月25日に自動販売機を入れ替えることとなりました。
 
 今後も公園管理者として、利用者のご意見をお聞きしながら、指定管理者と協力して施設の満足度を高めていけるように努めます。(令和4年1月21日回答)
   2021/11/08鳥取砂丘砂丘西側でごみ拾いのためのセグウェイの乗入れが許可されたのは何故か。2021/11/15 今回の海岸沿いでのセグウェイの使用は、海岸漂着ごみの回収を目的に、特別地域内の車馬乗入規制区域における自然公園法の許可を得て、実施されたものです。

 海岸漂着ごみは、行政でも毎年回収を実施しておりますが、実施後もすぐ集積し、年間を通じ多くの観光客が訪れる鳥取砂丘の景観を阻害することから対応に苦慮しております。

 砂丘の景観保全に寄与したいとの意向から企画されたもので、セグウェイの使用に当たっては県、市、環境省、鳥取大学、土地所有者等の関係者と調整し、「動植物、地形、風紋への影響を極力与えない走行ルート、車両痕の対応、ゴミ処理方法等」の計画をもって自然公園許可申請を行っており、県はこの目的を達成するために必要最小限の行為と判断し許可しています。

 なお、今回の事業は試行的な取組みとして認めたものであり、集まったごみは鳥取市が回収をしており、量・種類を把握しています。(回答日:令和3年11月9日)
   2021/05/25鳥の死骸鳥(ハト)を見つけたときの行政の対応を確認したい。2021/05/31 死亡野鳥等については、国が定めた「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき対応していますが、ハトは感染リスクが低い種に分類されており、1羽のみの死亡の場合、回収及び検査は行っていません。

 県に相談があった場合は、このことを説明した上で、発見場所の管理者に処分していただくようお願いしています。

 なお、死亡野鳥には、様々なウイルスや細菌、寄生虫が感染していることがあるため、直接素手では触らず、処分する場合はビニール手袋や新聞紙等を利用していただくようお伝えしています。
   2021/05/06大山山頂の避難小屋ゴールデンウィーク中にトイレが1ヶ所しか使えず、トイレを待つ人で密な状態になっている。2021/05/18 大山頂上避難小屋のトイレは、男性用(大非水洗1箇所・小水洗1箇所)及び女性用水洗2箇所がありますが、冬の積雪期間中は太陽光発電の電力不足などにより、男女兼用で非水洗トイレ1箇所のみの供用としています。なお、水洗トイレは令和3年5月8日から供用開始していますが、令和4年度以降はゴールデンウィーク前に支障なく供用できるよう十分調整していきます。

 避難小屋は管理者が常駐していないので、原則、窓は開けた人が閉めるのがルールですが、室内が密になる場合など必要に応じて利用者に窓の開閉をしていただくよう、新型コロナウイルス感染防止対策として換気に関する注意喚起を徹底していきます。

 令和2年度には「登山における新型コロナウイルス感染拡大予防対策例(登山コロナ感染対策ガイドライン)」を作成し、登山前から下山時までの注意事項及び休憩時、トイレ使用時の注意事項などを整理し広く周知を図っていますが、なお一層の登山者への周知及び啓発に努めます。
   2021/04/30あやめ池スポーツセンター受付開始を待つ人で順番待ちの列ができるため、利用開始時間を1時間早めてはどうか。また、あやめ池スポーツセンターと布勢総合運動公園のトレーニング器具の更新実績について教えてほしい。2021/05/18 利用開始時間については、新型コロナウイルス感染予防対策として施設内の消毒後に利用していただくため、令和2年6月からトレーニングルームの利用開始を午前10時としているところですが、利用開始時間を早めることで利用者が分散するかどうか、利用者の方への事前告知期間を設けたうえで、令和3年5月21日から9時30分利用開始として検証することとします。

 また、あやめ池スポーツセンターと布勢総合運動公園のトレーニングルーム器具の更新実績は以下のとおりです。

(あやめ池スポーツセンター)
 H28年度  レッグプレス&カーフレイズ、アブドミナル&バック
 R元年度  トレッドミル(ランニングマシン)、コードレスバイク

(布勢総合運動公園)
 H28年度 アームカールマシン、クロスオーバーマシン、ラットマシン、ロープーリーマシン
 H29年度 スパインプレスベンチ
 R元年度 プルオーバーマシン、ショルダープレスマシン
 R2年度 ランニングマシン、トライセプスプレス

 令和3年度は、あやめ池スポーツセンターのロータリートルソー&ツイストを更新予定です。引き続き老朽化が進んでいる器具については、状況を把握のうえ更新に努めることとしており、今後も利用者のご意見をお聞きしながら、施設管理者と協力して施設の満足度を高めていけるように努めていきます。
   2021/04/22あやめ池スポーツセンター入場制限があるために利用を待つ人が密になっているが、利用開始時間を早めてはどうか。また、器具の老朽化が著しく、布勢総合運動公園のトレーニングルームとの差が生じている。2021/05/07 現在(令和3年5月6日時点)、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、利用可能時間を1ブロック3時間とし、3ブロック制としております。トレーニングルームへの入室を最大15名までとしておりますが、多くの方に利用していただけるよう、1人当たり最大1時間という利用時間の上限を設けています。そのため、各ブロック受付で16人目以降になっても最大1時間待てば利用することが可能であり、お待ちになる方には整理券をお渡ししています。

 トレーニングルームの受付開始時間を1時間早めてはどうかというご意見につきまして、先着順で受け付けていることから、受付開始直後には同様に順番待ちの列ができることが想定されるため、受付開始時間を1時間早めることは考えていません。なお、順番待ちの際に密な状態にならないように、足元の目印に沿って間隔をあけて並んでいただくようお願いするなど、再度、感染拡大予防対策を徹底します。

 また、器具の老朽化が著しく、布勢総合運動公園のトレーニングルームとの差が生じているというご意見につきまして、どちらの施設も県民の心身の健康増進を図ることを設置目的としておりますが、布勢総合運動公園については広域の総合運動公園として、県の競技スポーツの振興を図る中核的施設という役割もあります。そのため、施設の規模や器具の設置数の違いはありますが、あやめ池スポーツセンターについても毎年、指定管理者と協議のうえ、順次器具を更新していきます。