農林水産部東部農林事務所八頭事務所農林業振興課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

　所属名　農林業振興課　所属長名　熊谷　均　電話番号　0858-72-3828

組織ミッション

地域の個性を活かしながら、自立する八頭農林業の推進
（林業振興）
　　１　低コストで儲かる林業の推進について支援
　　２　住宅、公共施設での県産材の利用推進について支援
　　３　地域特産物の生産量の増大と、安定した供給へ向けた取り組みを支援
　　４　県民と連携した森づくりを推進
　　５　「新たな森林管理システム」の意義ある実行支援
（農業振興）
　　６　多様な農業者の自立支援
　　７　地域の特性を生かした農産物の生産振興
　　８　環境に配慮した持続可能な農業の推進

１．政策内容と目標

（１）政策内容

地域に存在する木質資源の有効活用の推進

（２）今年度の目標

各種支援制度の活用による木材利用・素材生産の拡大を働きかける

（参考）該当する長期的目標

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
					○

●所属で設定する長期目標（設定がある場合のみ）

とっとり森と緑の産業再生ビジョン　素材生産量（全県）　３８万m3（Ｈ３２）

２．測定指標

指標１

指標名	指標の分類
素材生産量

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	44,000m3	１１９，０００ｍ３	１４４，０００ｍ３		170,000m3
時点	H24	H30年度見込み			H32

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
	とっとり森と緑の産業再生ビジョン; 千代川流域林業成長産業化モデル構想	素材生産並びに木材利用の実態と想定できる

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	間伐材搬出等事業　（予算額（事業費）697200千円）	適正な森林の保全・整備、木材の有効利用を図るため、間伐材の搬出に対する支援を行う。
2	低コスト林業機械リース等支援事業　（予算額（事業費）139654千円）	持続的な林業経営を推進するため、伐木搬出作業におけるコスト削減を目的とした低コスト施業体制を整備しようとする林業事業体等の機械化を支援する。
3	造林事業　（予算額（事業費）451445千円）	国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全、公衆の保健、地球温暖化の防止、木材生産等森林の持つ多面的機能に対する国民の要請が多様化する中、森林を適切に管理することによって、これらを高度に発揮させるため、一定の要件を満たす森林組合、林業事業体、森林所有者等が行う森林整備（植栽、雪起こし、下刈り、除伐等、間伐、森林作業道の開設等）に対し造林事業により補助する。
4	県営道整備交付金事業（フォレスト・コミュ二ティ整備）　（予算額（事業費）280000千円）	とっとり森と緑の産業ビジョンによる持続可能な森林経営の確立を推進するとともに、適正な森林整備の推進により森林の多面的機能の高度発揮を図るため、森林整備を効率的に行う上で不可欠な、林内路網の幹線である林道（森林管理道、林業専用道）を整備する。
5	林業成長産業化地域創出モデル事業　（予算額（事業費）172422千円）	地域の森林資源を循環利用し、地元に利益が還元され、地域の活性化に取り組む地域を「林業成長産業化地域」として選定し、優先的な支援する。

４．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
8
評価理由
天候に恵まれ災害も発生せず、間伐材搬出等事業による不用額を最小限に抑えながら搬出材積はほぼ年度当初の目標どおりとなった。

令和元年度の取組	成果
（振興担当）素材生産量の拡大に向けた支援	不用額を最小限に抑えながら搬出材積は年度当初の目標（１１９千m3)に対し、実績見込みは１１７千ｍ３とほぼ目標どおりとなった。
（普及担当）新たな森林管理システムに係る指導、林業事業体の問題点等把握	すべての市町でモデル地区を設定し、意向調査、住民説明を開催するなど、新たな森林管理システムに取り組ことができた。
（林道担当）Ｈ３０災害の復旧及び基盤整備	建設業者が多忙のため、多くの不落札が発生し、繰り越し工事が多くなったが、年度内に繰り越し工事の発注を行うことができた。

課題	今後の取組
各種補助事業等活用しながら千代代川流域の素材生産量を令和4年度に20万ｍ３を目指すとともに、その先の更なる展望を構築する準備への研究活動を市町・森林組合など関係機関と連携しながら推進していく。	（１）素材生産量２０万立米の達成に向けて、着実な推進　　　　＜具体的な取組＞　　　　　　・森林整備の推進（森林経営計画制度及び森林管理制度を地域の状況等に応じて活用　）　　　　　　・皆伐再造林の推進　　　　　・スマート林業の推進　　　・・・・・・・・　など　　（２）更なる展望を構築する準備への研究活動　　　　＜具体的な取組＞　　　　　　・森林所有者への還元（工場と森林の一体化）　・川上～川下の連携（サプライチェーンの構築）　・・・・・・・・・など>

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。