県土整備部 河川課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 河川課 所属長名 田村満男 電話番号 0857-26-7375
組織ミッション
○河川整備・維持の効率的・効果的な実施と市町村と連携した水防計画により水害に強い安心・安全な地域づくりを行う。
○海岸整備・維持の効率的・効果的な実施により国土(県土)保全と美しい山陰海岸の環境を創出・保持する。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
とっとりらしい水害対策の推進
(2)今年度の目標
「県管理河川の減災対策協議会」で進めている取組(アクションプラン)に加え、平成30年7月豪雨において浮き彫りになった課題、それらに対する取組について国、県、市町村等と連携して実施していく。
・ダム放流の安全避難対策(事前放流の本格運用、ダム下流の浸水想定図作成、ダム情報の伝達 等)
・防災行動計画(タイムライン)の作成
・要配慮者利用施設の避難確保計画作成の推進(説明会の開催等)
・「鳥取方式」洪水浸水リスク図の公表(H30一部公表、H31年全ての河川で公表)
・河川情報の充実(危機管理水位計、河川監視カメラの増設) 等
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 適切な避難行動推進事業 (予算額(事業費)4000千円) | ダム貯水池のライブカメラ映像配信(東郷ダム) |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
概ね予定通りのを進めた。(洪水浸水リスク図の公表は新型コロナの影響で繰越) |
令和元年度の取組 | 成果 |
ダム放流の安全避難対策(事前放流の本格運用、ダム下流の浸水想定図作成、ダム情報の伝達 等 | ・対象となる2ダム(佐治川ダム、賀祥ダム)で事前放流の本格運用開始。(佐治川:平成31年3月18日、賀祥:令和元年6月19日に利水者と覚書締結)
・県内5ダムを対象とした浸水想定区域図作成に今年度着手し年度末までに完成。
・各ダムで下流住民を対象とした説明会、チラシ配布を実施。
・佐治川ダムにおいては、ダム放流を想定した図上避難訓練、支え愛マップ作りを実施。(避難体制の整備)
・ダム警報施設改良、ダム流入予測システムの精度向上、ダム放流情報掲示板の整備について検討を進めている。 |
防災行動計画(タイムライン)の作成 | 天神川・千代川の多機関連携タイムラインについて完成予定 |
要配慮者利用施設の避難確保計画作成の推進(説明会の開催等) | ・12/12に日吉津村で要配慮者利用施設管理者向けの研修会を実施。 |
「鳥取方式」洪水浸水リスク図の公表(H30一部公表、H31年全ての河川で公表) | 地元(役場)までの説明済、最終成果物については新型コロナの影響で繰越 |
河川情報の充実(危機管理水位計、河川監視カメラの増設) | ・国補正等を活用し、危機管理水位計、河川監視カメラとも増設を進めている。
(水位計:6月補正12箇所、11月補正5箇所、2月臨時補正25箇所、監視カメラ:6月補正16箇所) |
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課題 | 今後の取組 |
令和元年東日本台風(台風19号)での被害発生を踏まえ設置した「水防対策検討会」での検討結果(提言)の実行 | 「水防対策検討」で取りまとめた下記の取組を計画的に進めていく必要がある。
<短期的取組>
@堤防強化対策(堤防舗装、維持管理強化、水防体制強化)
Aバックウォーター対策(樹木伐採、河道掘削)
B河川情報(水位計、河川監視カメラ)の発信強化
C浸水想定区域に関する住民理解の促進
Dダム放流に関する安全・避難対策
<中長期的取組>
E流域貯留施設(遊水地、霞堤等)の検討 |
防災行動計画(タイムライン)の作成 | 県管理河川におけるタイムラインの見直し |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。