農林水産部農業振興戦略監生産振興課の工程表

基本的事項

　所属名　生産振興課　所属長名　妹尾秀司　電話番号　0867-26-7279

○規模の大小に関わらず、創意工夫を凝らして経営発展していくたくましい農家の育成
○水田フル活用による新たな水田農業の確立
○次世代に引き継げる収益性の高い農業経営基盤の確立と低コスト施設園芸の推進
○特産品の育成や直売等の推進による中山間地域の活性化

ＧＡＰの推進及び有機・特別栽培農産物の栽培面積の拡大

GAPの取り組み　２0、有機・特別栽培農産物等栽培面積の増加

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
○	○		○

番号	大項目	取組みの方向性
1	Ⅰ 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく	⑦水田の有効活用の視点から新規作物の導入や米を活用した加工品等の生産を促進するとともに、消費者のニーズにマッチした安全で安心な食材の供給拡大を目指し、県と農家とが連携して有機農産物、特別栽培農産物（農薬や化学肥料を削減するなど一定の要件を満たした方法により生産された農産物）等の独自の生産技術を開発し、普及を促進します。また、地域の実情に応じ、効果が高く、安価で省力的な鳥獣被害防止対策を普及定着させ、農作物等の安全安心を推進します。

番号	目標	施策	具体的な目標
1	【４自然共生】自然がもたらす恩恵を持続的に享受できる健全な自然生態系の確保	4-2 生物多様性・健全な自然生態系の保全	GAPの取り組み　２0、有機・特別栽培農産物等栽培面積の増加

指標名	指標の分類
ＧＡＰの取り組み

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	10	10	20
時点	平成30年度	平成30年度	平成31年度

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	ホップ！ステップ！！GAP推進事業　（予算額（事業費）3040千円）	県産農産物の安全性の確保、輸出拡大を促進するために県下の産地において、GAPの重要性の認識、制度理解の促進を図り、広くGAPの導入・普及を図ることを目的とし、鳥取県GAP推進協議会が行う事業推進の取組等に要する経費を助成する。
2	有機・特別栽培農産物等総合支援事業　（予算額（事業費）3348千円）	「鳥取県有機・特別栽培農産物推進計画」で設定した（１）生産者が取り組みやすい環境づくり、（２）技術の開発・普及、（３）消費者の理解促進、（４）販路確保の４つの推進目標の達成に向けた施策を推進する。

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
8
評価理由
有機ＪＡＳではきのこ類で新規認証が認証数は増加傾向である。また鳥取県有機農業推進ネットワークと連携して有機・特栽推進塾を計２回開催し、有機・特栽の更なる推進を図り、仲間作りや情報共有に寄与した。

令和元年度の取組	成果
１　有機・特別栽培の推進	有機・特栽推進塾等では、有機栽培等を志向する者にも参加いただき、会の開催をとおして認識の共有や仲間作りを図り、有機・特栽に取組む農業者の裾野を広げるきっかけとなった。
２　ＧＡＰの推進	愛ファクトリー（葉物野菜）、ＪＡ鳥取西部ブロッコリー生産部有志（3名）等がＪＧＡＰを取得し、国際認証ＧＡＰの取得が増加しており、平成２９年度からの累計で１３件となった（目標値の６５％）。一方、認証取得に至らなかったものの、ＧＡＰ認証取得に興味を示している経営体もあり、ＧＡＰに対する認識や理解は確実に浸透している。

課題	今後の取組
有機・特別栽培及びＧＡＰ等環境にやさしい農業の推進	有機・特栽推進塾、ＧＡＰ研修会等の機会を捉えて、既実践者だけでなく有機・特別栽培、ＧＡＰの志向者へ情報提供等を行う事で取組の推進を図るとともに、認証の取得だけに拘らず、それぞれの栽培基準等に準じた取組みが拡大するよう支援する。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。