総務部行財政改革局職員支援課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

　所属名　職員支援課　所属長名　荒田すみ子　電話番号　0857-26-7039

組織ミッション

県庁の「働き方改革」や「規制改革」を進め、その成果を県民サービス向上につなげるために、
○「カイゼン」「規制改革」による業務の生産性・品質の向上を図るとともに、仕事のやり方・適正化、行政手続き等を見直す
○職員の心身の健康を保持し、安全で働きやすい職場環境を整える

１．政策内容と目標

（１）政策内容

メンタル疾患の未然防止と円滑な職場復帰支援

（２）今年度の目標

新規発生の予防と円滑な職場復帰及び再発防止を図る
・ラインケアにの充実を図り、健康管理担当との連携による職場支援を促進する。
　・研修会等メンタルヘルスへの啓発と職場環境づくりを促進し、メンタル不全者の発生を予防する。
　・ストレスチェック、睡眠改善チェック等の実施しよりセルフケア能力を高める。
　　・産業医と連携した過重労働保健指導により健康障害の未然防止を図る。

（参考）該当する長期的目標

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他

２．測定指標

指標１

指標名	指標の分類
メンタル疾患の新規発生数（新規：過去５年間に健康管理区分の変更（通常勤務・健康→休養/制限勤務・要治療）のない者で、年度内に新たに休養/制限勤務・要治療となった者数

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	１５	１７	１６	１５（3月9日現在）
時点

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	職員労働安全衛生・福利厚生費　細事業名：メンタルヘルス等対策事業（1,083千円）　（予算額（事業費）54652千円）	１メンタル不全予防のための職場環境づくり　　①各職場での職域委員会等を活用した職場づくりの実践への支援　　②出前講座等の実施による理解促進　２セルフケア能力の促進と実践への支援　　①各種研修会の実施による啓発　　②ストレスチェック（9月）、睡眠改善チェック（2月）の実施　　③個別指導の実施　　３早期発見と早期対応による重症化予防　　①所属および個人からの随時の相談対応と指導助言　　②緊急性や職場環境調整に必要性について鑑別し、必要な連携を行う　　４療養支援と復職支援、および再発防止　　①発症後から休養・復帰、復帰後の一連の経過のなかで保健指導を継続する　　②所属と本人の療養状況を可能な範囲で共有し、再発防止を図る。　　③健康管理審査会の開催による専門的見地からの助言を活かした指導を行う

４．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
9
評価理由
各種対策を予定通りに行えた。相談に丁寧に対応することにより個別性を考慮した療養支援、職場支援となった。新規メンタル不調者数が目標値を下回り、各種対策の成果があったと思われる。

令和元年度の取組	成果
１メンタル不全予防のための職場環境づくり　　①各職場での職域委員会等を活用した職場づくりの実践への支援　　②出前講座等の実施による理解促進　２セルフケア能力の促進と実践への支援　　①各種研修会の実施による啓発　　②ストレスチェック（9月）、睡眠改善チェック（2月）の実施　　③個別指導の実施　　３早期発見と早期対応による重症化予防　　①所属および個人からの随時の相談対応と指導助言　　②緊急性や職場環境調整に必要性について鑑別し、必要な連携を行う　　４療養支援と復職支援、および再発防止　　①発症後から休養・復帰、復帰後の一連の経過のなかで保健指導を継続する　　②所属と本人の療養状況を可能な範囲で共有し、再発防止を図る。　　③健康管理審査会の開催による専門的見地からの助言を活かした指導を行う	〇鳥取県土整備事務所への出前講座（職域委員会の取り組み）として、全職員対象、管理職対象　　としたメンタルヘルス研修を実施した。管理職については、メンタル不調者の現状と具体的な対　　応方法を講義し、現場で役立ててもらった。〇４月新任係長研修、８月管理職研修、１０月に新規採用職員研修を行い啓発した。8月ではロール　　プレイを取り入れ面談の実際について講義しイメージ化を図った。〇７月メンタルヘルスマネジメント研修を行い、セルフケアにつながった。〇健康管理の動機付けと個別ケアとして新規採用職員健康相談（８８人）を行い、メンタル不調者へ　　のフォローを行うことができた。〇随時の相談および休養者・復帰者に対し、個別指導、所属支援を行い復職支援、再発防止を図る　　ことができた。10人が復職した。健康管理審査会の意見を所属にフィードバックし再発防止への　　　対応方法の助言が行えた。（昨年度：復職７人）　　〇ストレスチェック、睡眠改善チェックを行い、セルフケアについて啓発となった。　　また保健師相談を行うことにより、医療機関への早期受診ができ、重症化予防となった。　〇台風19号災害派遣（長野県等）職員のメンタル不調を早期発見するため、帰鳥後に体調管理　　　　　チェックをDBで個別に行い、健康管理に役立てた。（実施者；５０人）

課題	今後の取組
〇メンタル不調者の困難事例への対応が必要　〇身体の不要が心の健康にもつながることから身体疾患の予防、　　早期発見への健康管理意識の啓発が必要。	〇医療面のみでは対応困難な事例（能力面、性格特性など）また精神障がい者枠採用者への支援については、人事担当、所属　　と連携し対応を行っていく。　〇パソコン起動時の啓発やハイリスク者への個別対応等について治療疾病の重症化予防、作業関連疾患予防、早期発見早期　　治療の観点から精密検査受診勧奨及び啓発、教育を行っていく。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。