県土整備部技術企画課の工程表

基本的事項

　所属名　技術企画課　所属長名　前田達美　電話番号　0857-26-7407

○公共工事の調査・設計、積算、監督等に関する技術の統括 ○低コストで高品質な社会資本の整備と維持管理 ○適正な利潤の確保と持続可能な建設産業の実現○県民との協働による地域づくり ○迅速な災害復旧 ○安全・安心で環境に配慮したコンパクトなまちづくり

低コストで高品質な社会資本整備及び維持管理

i-Constructionの実現に向けた、ICT活用による測量設計・工事の試行箇所の拡大と分析、ゼロ県債活用・余裕期間設定等による発注の平準化。さらには、受発注者の業務効率化を目的とした工事監理システムの整備に着手する。

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
○

Ⅲ幸せを感じながら鳥取の時を楽しむ（３）まちづくり①暮らしやすく、元気になるまちづくり

番号	大項目	取組みの方向性
1	Ⅰ 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく	⑥社会資本形成のほか、災害対応、除雪等の際の地域貢献も大きい建設業等の優れた技術力と人材を守り育てるとともに、新分野への進出に対し農商工観（農林水産業、商工業及び観光業の各分野）が連携し、必要に応じてフォローアップ（手当）するなど、県内産業構造の転換に対応した新分野進出を支援します。

コンクリート補修等特殊技術の向上

測定指標なし

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	ICT・産官学民連携建設生産性向上事業　（予算額（事業費）14756千円）	ＩＣＴ活用による建設生産性の向上　・タブレット保守、工事施工管理図書電子化

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
7
評価理由
ICT活用工事については４件の工事で試行。このほか受注者からの希望により、舗装工、地盤改良工の２件の工事で出来形管理でのICT活用を行った。 3次元を活用した測量設計については、新たに3次元設計データ作成、地元説明用資料の作成も含め件の業務で試行。

令和元年度の取組	成果
ICT活用による測量設計・工事の試行箇所の拡大	3次元測量設計の試行について、関係団体等と意見交換を行いながら、フロントローディング、地元説明用3次元モデル作成の業務を追加し試行範囲を拡大。ＩＣＴ活用工事については、3次元設計データの普段使いに向けた研修会を開催し、県内のコンサル、建設業関係者等約300名が参加。
ゼロ県債活用・余裕期間設定等による発注の平準化	ゼロ県債の積極的な活用により、国交省が目標とする平準化率０．９を達成。
受発注者の業務効率化を目的とした工事監理システムの整備	基本設計業務を完了し、システム整備の着手に向けた契約手続きを進めている。

課題	今後の取組
ＩＣＴ活用工事は、ＩＣＴ建機のリース料が高額なため、中小規模の工事においては利潤が少なく普及が進まない状況。	国交省に継続して積算基準の改定を求めるとともに、ＩＣＴ工事試行要領を改定し、まずは、はめの一歩としてＩＣＴ建機を使用しない、測量、出来形管理で３次元設計データ活用の普及を図り、ICT建機の活用に繋げていく。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。