生活環境部 くらしの安心局 くらしの安心推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 くらしの安心推進課 所属長名 朝倉学 電話番号 0857-26-7593
組織ミッション
【県民の食や生活に関する安心・安全の確保】 ・食品の安全性の確保 ・生活衛生営業の衛生管理の確保 ・適正な表示や計量の確保 ・動物愛護の推進 ・安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進 ・交通安全対策の推進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
○温泉資源の保全利用
○動物愛護の推進
○適正な民泊の推進
(2)今年度の目標
○温泉資源の保全利用:温泉の湧出量、水位、温度等の適切な把握を行う。
○動物愛護の推進:犬猫の致死処分数(収容後死亡含む)を犬8頭以下、猫180頭以下にする。
○民泊の適正運営に関するガイドラインに基づき、適正な管理指導を行なう。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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○
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●環境イニシアティブプラン
番号 | 目標 | 施策 | 具体的な目標 |
1 | 【5 安全・安心】安全で安心してくらせる生活環境の実現 | 5-1 大気・水・土壌環境の保全と地下水の適正管理 | 温泉資源の保護、可燃性天然ガスによる災害防止及び温泉利用の適正化を図るために、温泉掘削等の許可や温泉の定点観測等を行います。 |
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | | | | | |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | 温泉の湧出量、水位、温度等の適切な把握による水資源の保全 |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 犬195頭、猫1165頭 | 犬4頭、猫192頭 | 犬8頭以下、猫180頭 | 犬5頭、猫153頭 | 犬60頭以下、猫500頭以下 |
時点 | H24 | H30 | H31 | R1.12末 | H35 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | 鳥取県動物愛護管理推進計画 | 人と動物の調和の取れた共生社会の実現 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 温泉資源保全利用推進事業 (予算額(事業費)1351千円) | ・温泉定例調査の実施
・温泉定点観測の実施
・温泉掘削等の許可、指導 |
2 | 動物愛護管理推進事業 (予算額(事業費)9415千円) | ・動物の適正飼養の普及啓発
・民間の動物福祉・動物愛護啓発活動の支援
・県登録ボランティアの譲渡活動の支援
・県収容動物の飼養・管理 |
3 | 人と猫の共生社会推進対策事業 (予算額(事業費)4837千円) | ・県収容動物数の削減のため、繁殖制限措置へ助成
・地域猫活動への助成
・ボランティアと連携した動物愛護教室の開催 |
4 | 動物愛護センター機能支援事業 (予算額(事業費)22211千円) | ・民間公益財団法人との連携による収容動物の譲渡促進
・動物愛護センターの施設整備に対する助成 |
5 | 民泊適正化指導事業 (予算額(事業費)500千円) | ・住宅宿泊事業法及び鳥取県民泊適正運営要綱の周知
・住宅宿泊事業法及び鳥取県民泊適正運営要綱に基づく届出受付、実績報告受理及び監督、 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
・犬猫の致死処分頭数については、今年度の目標値をほぼ達成した。
・温泉成分等の調査については、東部地域の温泉を計画どおり実施した。
・民泊について、苦情等のトラブルはなく、制度が適切に運用されている。 |
令和元年度の取組 | 成果 |
温泉資源保全利用推進事業 | 県東部地域にある利用源泉について、湧出量、温度、水質等のデータが集積できた。 |
動物愛護管理推進事業
(1)譲渡ボランティア等の活動支援(動物福祉推進事業補助金)
(2)鳥取県動物愛護推進協議会の開催
(3)譲渡会、命の授業の開催
| (1)申請のあった6団体1個人に対し動物福祉推進事業補助金の交付決定を行い、活動を支援している。
(2)9月4日に令和元年度第1回鳥取県動物愛護推進協議会を開催し、各委員との意見交換を行った。
(3)譲渡会については、西部総合事務所において、譲渡ボランティア等と連携して3回開催し(来場者数:5月19日 82名、7月15日 241名、11月10日 名)、収容動物の譲渡を進めた。
命の授業については、西部総合事務所において2回、動物愛護センター(アミティエ)において1回実施した。 |
人と猫の共生社会推進対策事業
(1)猫の繁殖制限措置への助成(不妊去勢手術費補助金)
(2)地域猫活動モデル事業(不妊去勢手術費補助、飼養管理費補助)
○県民及び市町村担当者を対象とした地域猫勉強会を開催した(令和2年2月7、8日)。
○地域猫活動への支援に関する規定を盛り込んだ県の動物愛護管理条例の改正案を2月議会に附議した。 | (1)所有者のいない猫については、17市町村が計346頭の計画で不妊去勢手術費用の助成を実施している。飼い猫についても、全県で計400頭の計画で不妊去勢手術費用の助成を実施している。
(2)平成30年度に地域猫活動モデル事業を創設して以降、これまで実績がなかったが、今年度は伯耆町の1地域で地域猫活動モデル事業を活用した地域猫活動が実施された。また、飼養管理費補助については、クラウドファンディングでの寄附金を募集し、目標額4万円を達成した。 |
動物愛護センター機能支援事業
(1)収容動物の譲渡促進
(2)動物愛護の普及啓発
(3)動物愛護センター施設整備に対する助成
| (1)県保健所からアミティエへ合計32頭(犬18頭、猫40頭)の譲渡を行った。
(2)毎月アミティエフェスタを開催するとともに、9月に動物愛護フェスティバルを開催し(来場者数:約800名)、動物の適正飼養について普及啓発を行った。
(3)動物愛護センターのドッグラン内に階段が設置されたことにより、来場者の安全性が向上した。 |
民泊適正化指導事業 | 現在まで計12件の届出を受理しているが、民泊に関する苦情等のトラブルはなく、制度が適切に運用されていると考えられる。 |
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課題 | 今後の取組 |
温泉資源保全利用推進事業
○温泉資源の保全、適正利用 | 令和2年度は中部地域の温泉を対象として、温泉成分等の調査を実施する。また、温泉法に基づく許可申請を受けて、温泉資源の保全のため環境審議会を開催して審議を行う。 |
動物愛護管理推進事業
○子猫の収容・処分頭数削減 | 所有者不明の子猫の収容頭数削減に向けた取組として猫の繁殖抑制対策を推進するとともに、収容後死亡頭数の削減に向けた取組としてミルクボランティア制度を開始する。 |
動物愛護管理推進事業
○鳥取県動物愛護管理推進計画の見直し | 動物愛護管理法の改正内容及び国が策定する「動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針」の内容を踏まえ、鳥取県動物愛護管理推進計画の見直しを行う。 |
人と猫の共生社会推進対策事業
○地域猫活動の普及啓発 | 現在、地域猫活動事業への補助制度を設けている市町村は伯耆町のみであることから、他の市町村に対し事業実施を促していくとともに、県民に対し地域猫活動を広く普及啓発していく。 |
民泊適正化指導事業 | 「鳥取県民泊適正運営要綱」及び「民泊事業のガイドライン(指針)」に基づき、引き続き民泊事業者への制度周知、指導を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。