農林水産部 東部農林事務所 鳥取農業改良普及所の工程表

基本的事項

所管組織、所管責任者

組織ミッション

１．政策内容と目標

（１）政策内容

（２）今年度の目標

（参考）該当する長期的目標

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他

�U　産業を元気に�G元気な農業に向けて農業活力増進プランを実行

２．測定指標

指標１

指標名	指標の分類
県育成梨新品種面積（管内）	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	28..2ha	29.1ha	32ha	30.3ha	34ha
時点	H30.3	H31.3	R２.３	R２.３	R3.3

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
政策項目	鳥取農業改良普及所普及指導計画	鳥取県農業生産1千億円達成プランの重点推進項目の一つであるため

指標2

指標名	指標の分類
アスパラガスの平均収量（重点対象農家）	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	641kg/10a	808ｋｇ/10a	1,000ｋｇ/10a	829kg/10a	1,100kg/10a
時点	H30.3	H31.3	R2.3	R2.3	R3.3

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
政策項目	鳥取農業改良普及所普及指導計画	鳥取県農業生産1千億円達成プランの重点推進項目の一つであるため

指標3

指標名	指標の分類
星空舞の生産拡大（管内）	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	1.9ha	1.9ha	100ha	103ha	300ha
時点	H31.3	H31.3	R2.3	R2.3	R3.3

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
政策項目	鳥取農業改良普及所普及指導計画	鳥取県農業生産1千億円達成プランの重点推進項目の一つであるため

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	鳥取県農業改良普及事業　（予算額（事業費）57397千円）	試験研究機関、市町村、農業に関する団体、教育機関等と密接な連絡を保ち、専門の事項又は普及指導活動の技術及び方法について調査研究を行うこと共に、巡回指導、相談、農場展示、講習会の開催その他の手段により、直接農業者に接して、農業生産方式の合理化その他農業経営の改善又は農村生活の改善に関する科学的技術及び知識の普及指導を行うことに必要な経費。 スケジュールは「普及指導計画」に記載

４．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
△（やや遅れ）
達成度の評価
6
評価理由
県育成ナシ新品種の栽培面積は当初目標を達成しなかったが、新甘泉のジョイント仕立てを中心に1.2ha増加した。 アスパラガスの平均収量は829kg/10aと目標に及ばなかったが、安定生産に向けた雨よけ施設の導入が進んだ。 星空舞の本年産栽培面積は103ｈａとなり、来年産の栽培面積は330ｈａが見込まれており、順調に生産拡大が図られている。

令和元年度の取組	成果
【県内育成新品種の産地化推進】 ・10月以降、種々の試験結果や調査結果をとりまとめ、生産者大会やいなば梨指導協議会等で報告した。あわせて今年の‘新甘泉’の生産・販売状況をとりまとめ報告した。また、黒星病対策研修会を開催し令和２年に向けた防除方法等について助言した。 ・「佐治ナシを考える会」（次世代にナシをつなぐ仕組みづくりを検討）を開催した。	【県内育成新品種の産地化推進】 ・栽培面積が30.3haまで増えたが目標の32haには届かなかった（その内‘新甘泉’は20.7ha）。またジョイント仕立てに取り組む生産者も30戸、417.6aとなった（その内‘新甘泉’は28戸、284.2a）。収穫後の黒星病防除（10月〜11月）を実施する生産者もみられた。 ・就農希望者３名の安定就農に向けた合意形成ができた。親元就農１名を除く２名に対する研修方法を検討している。
【アスパラガスの技術向上による安定生産】 〇10月以降の取組 ・重点対象農家に対し、被覆開始と被覆除去の時期の指導や、かん水量の提案など露地栽培と異なる基本的な栽培管理方法についての支援を行った。 ・10月にアスパラガスの生産者研修会を開催し、雨よけ栽培の効果（メリット、デメリット、経営試算）を発表し、施設導入の事業について説明を行った。	【アスパラガスの技術向上による安定生産】 ・重点農家の収量は徐々に向上しつつあるが、多品目との作業の兼ね合いによる防除不足等が原因で目標の１０００�s/10aには及ばなかった。 ・研修会の結果、令和2年度に3戸の生産者が雨よけ施設を事業導入することとなった。
【星空舞の生産拡大】 ・９月中旬以降、地域研究会の活動支援として管内１０か所のモデルほ場の収穫期調査を実施するとともに、調査データについては次年度版栽培ごよみの作成や栽培研修会の資料として活用した。	【星空舞の生産拡大】 ・ＪＡ鳥取いなば管内における令和２年度の星空舞生産登録者数が、141名から約800名へ大幅に増加した。 ・栽培面積も103haから330haへ増加見込みとなった。

課題	今後の取組
【県内育成新品種の産地化推進】 ・‘新甘泉’を中心にジョイント仕立てを推進していく。 ・ナシ産地の維持に向けた仕組みづくりを構築していく。	【県内育成新品種の産地化推進】 ・関係機関と協力し、推進を図ると共に、栽培技術の向上を図り収益性を高めていく ・担い手確保と園地の継承に向けた取組を果実部と一緒に（関係機関も巻き込んで）なって検討していく。
【アスパラガスの技術向上による安定生産】 ・販売額1億円に向けて栽培面積・反収増に努めていく。	【アスパラガスの技術向上による安定生産】 （雨よけ栽培） ・重点対象の農家への管理支援。 ・推進資料等を活用した導入支援を行う。 ・雨よけ＋拍動かん水の実証試験を行う。 （新規栽培者への支援） ・収量が軌道に乗っていない生産者に対し重点支援を行う。
【星空舞の生産拡大】 ・ブランド化を目指し、食味等品質の高位安定化対策が必要。	【星空舞の生産拡大】 ・登録生産者への栽培技術の徹底を図る。（研修会、情報提供） ・食味向上を目指したモデル展示ほの設置と試験結果のフィードバックを行う。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。