地域づくり推進部 文化財局 とっとり弥生の王国推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 とっとり弥生の王国推進課 所属長名 山枡雅美 電話番号 0857-26-7934
組織ミッション
とっとり弥生の王国(妻木晩田遺跡・青谷上寺地遺跡)のほか、歴史的建造物や伝統芸能など貴重な文化財の学術的な評価を行うとともに、
県民一人ひとり(とりわけ次世代を担う子どもたちが)文化財を通して鳥取県の歴史や文化の豊かさを学び、「ふるさと鳥取」に愛着と誇りを感
じる機運・意識を醸成することを目指して、文化財の保存と活用の取り組みをバランス良く進める。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
青谷上寺地遺跡出土重要文化財指定品の公開
(2)今年度の目標
重要文化財指定の答申(3月18日)を受けた青谷上寺地遺跡の出土品について、6月に速報展、3月に指定記念展示を行なうとともに、講演会等の関連事業を行う。
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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○
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○
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●政策項目
●元気づくり総合戦略
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | W【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送る | @県民が鳥取県の歴史や文化を誇りに思い、三徳山や妻木晩田遺跡等のほか、史跡、街並み、郷土芸能、建築物、伝統芸能、民工芸等の鳥取県の様々な貴重な財産を大切にし、「郷土とっとり」に誇りを感じる機運・意識の醸成を目指します。民工芸品の県内販売場所を確保するとともに、県内外に情報発信を行い、広く紹介します。 |
2 | Y【育む】次代に向けて、躍動する「ひと」を育む | D子どもたちが鳥取県の歴史や文化を誇りに思い、史跡、街並み、郷土芸能、建築物、伝統芸能、民工芸等の鳥取県の様々な貴重な財産を大切にし、「郷土とっとり」に誇りを感じる機運・意識の醸成を目指します。 |
●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策目標 | |
4:文化・芸術の振興と文化財の保存・活用 | (2)文化財を大切にし、身近に感じ、親しむことができる地域づくり |
2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 青谷上寺地遺跡出土品調査研究等事業 (予算額(事業費)20766千円) | 情報量の多い青谷上寺地遺跡の出土品(木器・土器)について、多角的に研究を行い、その研究成果を情報発信し、史跡整備に活かす。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
9 |
評価理由 |
重要文化財指定に係る一連の行事や出土人骨の講演会等を開催し、広く県民に調査研究の成果を紹介した。 |
令和元年度の取組 | 成果 |
青谷上寺地遺跡出土品の重要文化財指定にあたり、6月に「おひろめ展」、9月に「指定記念講演会」、3月に「指定記念展覧会」を開催した。また、2月に「出土人骨最新調査研究講演会」を開催し、人骨の調査研究の成果を紹介した。その他、青谷上寺地遺跡の出土品についての調査研究(人骨、土器、木器)を進めるとともに、韓国の国立慶州文化財研究所に出向いて調査研究交流を図った。 | 「おひろめ展」で1,042名、「指定記念講演会」で130名、「出土人骨最新調査研究講演会」で150名の来場者があり、青谷上寺地遺跡出土の重要文化財指定品の重要性や調査研究の成果を広く県民に紹介した。(「指定記念展覧会」(3月15日〜3月28日)は、開催2日目で222名の来場あり。関連行事のフォーラム等はコロナウイルス感染症対策のため開催中止となった。)
その他、人骨、土器、木器の調査研究を進め、研究成果をまとめているところ。今後、報告書を刊行する予定。また、慶州文化財研究所に出向き、今後の調査研究交流に向けた協議及び調整を行った。 |
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課題 | 今後の取組 |
まだ不明な点が多い青谷上寺地遺跡の解明のため、調査研究をさらに推進していく必要がある。また重要文化財指定に係る一連の関連イベントを終えた後も、引き続き情報発信、調査研究成果の県民との共有を、戦略的に図っていく必要がある。 | 引き続き出土品の調査研究に取り組む。また一般県民向けのシンポジウムや講座、古代体験イベントの開催に取組み、史跡公園のオープンに向けて、広く県民に青谷上寺地遺跡について認知、理解してもらうとともに、当遺跡が楽しみ、学びの対象であることをアピールする。 |
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。