商工労働部 産業振興課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 産業振興課 所属長名 村上敦志 電話番号 0857-26-7663
組織ミッション
・起業創業や新事業展開、販路開拓等の支援により、県内産業の高付加価値化を推進する。
・県内企業の競争力を高めるため、産学金官が連携して、新製品・新技術開発やマッチング、知的財産を活用した事業化に取り組みやすい環境づくりを進める。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
地域創業の促進
(2)今年度の目標
・地域創業や成長性の高い起業の促進
・地域と連携した起業創業の持続と成長に向けた支援
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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V幸せを感じながら鳥取の時を楽しむ〜鳥取+rhythmリズム〜 | (2)働く場 | @次世代産業の成長による県経済の持続的発展と商圏拡大 |
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
市町村・商工団体との連携による地域創業件数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 1,017件 | 343件 | 250件 | | 1,500件(H31〜R6年度) |
時点 | H27〜30年度実績 | H31年度 | R2年度 | R3.4月末頃集計 | R7.3.31 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | これまで継続的に把握されており、一定の信頼度のあるデータが把握できる。市町村創業支援事業計画においても商工団体が主要な創業支援事業者に位置付けられている。商工団体における相談、支援が今後創業支援の基本となる。地域での新規創業の継続支援を確保していく観点でも政策指標として商工団体の支援の件数を用いる。 |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 1,972人 | 460人 | 379人 | | 2,391人(H31〜R6年度) |
時点 | H27〜30年度実績 | H31年度 | R2年度 | R3.4月末頃集計 | R7.3.31 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
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指標3
指標名 | 指標の分類 |
県域で新規性・成長性の高い起業創業 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 13件 | 0件 | 10件 | | 50件(R2〜R6年度) |
時点 | H27〜31年度実績 | R2年度 | R2年度 | R3.4月末頃集計 | R7.3.31 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
総合戦略 | | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 起業創業促進事業 (予算額(事業費)62199千円) | 地域密着型の新規創業や新規事業展開に取り組む中小企業に対して、創業初期に必要となる経費負担の軽減や事業活動の支援を行うことにより、地域における創業や新事業展開の促進を図る。 |
2 | 伸びる起業家育成・応援事業 (予算額(事業費)14807千円) | 本県で起業に挑戦する人材及び成長性の高い事業プランを発掘し、将来の県内産業・経済にインパクトを与えることができる起業家を育成する。
あわせて、女性や若者等を含む起業家予備軍の裾野拡大や起業後間もない起業家等のネットワーク拡大のために、地域の先輩起業家や創業支援機関から起業や事業運営の実践的ノウハウを学び、相互に交流するミーティングを開催する。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
コロナ禍により創業件数は減少しているものの、オーディション事業(スタートアップチャレンジやU-18)やネットワーク事業など多くの参加者があり、成長性のある革新的な起業事例(ロールモデル)が生れてきた。 |
令和2年度の取組 | 成果 |
起業創業促進事業 | 創業当初の経費負担軽減を図る「スタートアップ応援事業補助金」は、令和3年2月末時点の新規交付申請件数は101件。昨年度の同時期の141件と比べ大きく減少しているが、新型コロナウィルス感染症の影響も考えられ、引き続き制度の周知を図っていく。
・商工団体の支援を受けて創業した件数は、年々増加(H27、197件⇒H28、240件、⇒H29、262件⇒H30、318件⇒R1、343件)している。R1の内数では、女性117件(34%)、移住者27件(8%)、若者(29歳以下)29件(8%)で、地域密着型の新規創業・事業展開による地域経済の振興につながっている。 |
伸びる起業家育成・応援事業(起業家育成オーディション事業) | ・スタートアップチャレンジには17チームから応募があり、9月と10月に各1回、オンラインにより、ブラッシュアップを行った。
・スタートアップチャレンジの1日目と同時開催したU-18(県内高校生の事業プラン発表)部門にも5校15チームからの応募があり、リモートで開催、審査員から高い評価を受けた。 |
伸びる起業家育成・応援事業(起業創業トライ補助金) | ・地域の雇用創出、地域経済に好影響を与える革新性・新規性の高い起業について、創業時の負担経費を軽減するため、創業費、創業後の管理費等に対して補助するトライ補助金について2件を採択し、支援中。 |
伸びる起業家育成・応援事業(起業家応援ネットワーク強化事業) | 起業家予備軍の裾野拡大、起業後間もない起業家等のネットワーク拡大のために「令和2年度起業家交流セミナー」を2月にオンラインで実施し、39名の参加申込があった。 |
課題 | 今後の取組 |
商工団体・市町村の創業事前相談の促進と創業後のフォローアップ | 市町村・商工団体(特に金融機関)と連携していくとともに、事業化に向けた伴走支援が継続的に受けられるよう、県内企業家等による支援体制を充実させていく。 |
女性や若者などの起業意欲向上と起業家相互のネットワーク構築に向けた継続支援 | 起業家交流セミナーにより、起業創業に向けた機運醸成や起業家相互のネットワーク構築を進めていく。 |
成長性の高い起業創出 | ・とっとりスタートアップキャンプ実施後の事業化に向けた支援であるクラウドファンディング型ふるさと納税を活用した資金調達においてより多くの寄付金を集めるため、募集方法・広報等のさらなる改善を図る。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。