商工労働部 雇用人材局 産業人材育成センターの工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 産業人材育成センター 所属長名 山下 喜夫 電話番号 0858-26-2247
組織ミッション
企業及び求職者のニーズに的確に対応した職業訓練を訓練生に提供し、就職支援を強化する。また、在職者訓練を拡充・強化し、企業をとおして戦略産業と雇用の創造を図る。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
離職者対象の短期職業訓練
(2)今年度の目標
離職者対象訓練修了者の就職率向上
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | T 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | A地域産業のニーズを踏まえて産業人材育成センターのあり方を抜本的に見直し、ポリテクセンター(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構所管)と一体となった職業訓練を行い、県内産業を支える産業人材を育成するとともに、職業能力開発を行い、県民の就業支援を推進します。 |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
求人企業・求職者双方のニーズに応える離転職者向け職業訓練及び就職支援の充実
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 82・3% | | 84% | 83.7% | 85%以上 |
時点 | 令和2年3月 | | 令和2年4月 | 令和3年3月 | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 離転職者等に実践的な技能・知識を習得させて再就職の支援を行う短期訓練(3ヶ月程度)を実施しており、訓練修了後の早期就職が重要な目標であること。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 職業訓練事業費 (予算額(事業費)493,092千円) |
1.離職者に配慮したきめ細かな訓練の実施
・(年間を通して)訓練委託先と訓練生に係る情報交換を密にすることによる訓練内容の充実や効果の高い訓練の実施、人間力、社会性を育成するための内容強化
・(随時)訓練生への就職に有用な実践的資格の取得促進
・(随時)メンタルケアが必要な訓練生に対し相談員を派遣
2.就職支援強化(就職支援員及び巡回就職支援指導員)
・(年間を通して)委託先との定期的な情報交換、公共職業安定所等と連携した効果的な就職のサポート
・(年間を通して)訓練生へのきめ細かな相談やキャリアコンサルティングの実施
・(年間を通して)訓練生が就職希望する企業への訪問及び求人依頼・開拓。
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4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
倉吉校は、委託先及びハローワーク等との情報共有を積極的に行うなど、関係機関と連携した就職支援を行った結果、目標値を達成することができた。米子校は、目標値にわずかに届かなかったが、基準値を超えることができた。 |
令和2年度の取組 | 成果 |
(共通)
・ハローワーク求人情報オンライン提供ソフトを利用し、対象となる求人一覧表を提供し、委託先及び訓練生の利便性を高め、活動を促した。
(倉吉校)
・ハローワーク鳥取・倉吉及び県立ハローワーク鳥取・倉吉と継続して情報共有等を行い、支援の連携強化を実施。
・令和2年1月に開始した新ハローワークインターネットサービスの利用強化を促進。委託先及び訓練生に対しては、自ら求人票を検索・閲覧するよう指導。また、当校でもログイン機能を活かし、応募、採用状況を把握した上で効果的な就職支援を行った。
・新型コロナ感染症予防のため、オンラインシステムを利用した面談や就職支援を実施。
・個人面談時に委託先就職担当者に同席を求めるとともに、面談結果概要について、ハローワークと情報共有を行った。
・就職活動が鈍いと感じるコースについては、早期就職を促すために昼休憩に巡回就職支援指導員が、訪問、個別面談を実施。
ハローワークへの就職相談を受けるよう促し、個々の訓練生の相談日程を調整。
・個人面談での情報を基に、個々にマッチする情報提供を行った。
(米子校)
・訓練期間中に3回の面談を実施
・ハローワーク、委託先との情報共有を行い支援の連携強化を図った。
・就職意識を入校時から意識するようオリエンテーション時の設営や訓練導入講座を実施した。
・担当職員が委託先に出向き訓練状況や訓練生の訓練取組姿勢を把握した。
・委託先との就職状況の情報交換を行いきめ細かい支援を行っている。
・訓練生一人ひとりとの信頼関係が構築でき、就職支援の質が高まった。 | ・ハローワーク、県立ハローワーク及びその他支援機関との情報共有により、効率的な支援及び迅速な求人情報の提供を行うことができた。
・新ハローワークインターネットサービスの利用を普及させ、自ら就職活動を行うことの習慣化につなげた。
・当校で応募・採用状況が把握できるため、委託先及び訓練生への相談に効果的に対応することができた。(ハローワークへの問合せ回数、時間の削減。訓練生との信頼関係構築等。)
・オンラインで面接を実施し、コロナ禍でも安全に就職支援できる方法を身につけた。
・委託先就職担当者と個々の訓練生の就職状況を情報共有し、スムーズな就職支援を行うことができた。
・就職意識の低い訓練生への就労意識の喚起。
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課題 | 今後の取組 |
(倉吉校)
・受講生の確保(特に介護系)。
・企業が求める職種と求職者とのマッチング。
・訓練終了後、3か月以降の継続した支援。
・訓練生のコミュニケーション能力、ビジネスマナー向上や資格取得などの意識を高める。
・東部地区訓練生・修了生に対する就職支援セミナー等への参加の促し。
・新型コロナウイルス感染症の影響で求人倍率が低下してきており、雇用環境が悪化している。厳しい環境でも就職できるよう、訓練生のスキルアップや支援の強化の検討が必要。
(米子校)
・訓練生の状況把握に努め、個々に応じた就職支援を行う。
・担当職員による委託先、ハローワークとの就職状況の情報共有の強化。
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・職員による訓練生の状況把握に努め、声かけを行うなど信頼関係を構築する。
・企業訪問による求人開拓を継続して実施。求職者とのマッチングの促進。
・就職試験に向けた指導を強化。
・委託先担当者による訓練修了者の就職状況把握や支援の強化に対する指導。
・引き続き担当職員が委託先に出向き、訓練の実施状況や訓練生の訓練への取組姿勢を把握。
・委託先、ハローワークとの訓練生情報の共有強化。
・委託先及び訓練生の新ハローワークインターネットサービスの利用定着とログイン機能による効果的支援の継続。
・新型コロナウイルス感染症による雇用環境の変化の把握と状況に応じた支援策の検討。
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※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。