交流人口拡大本部 観光交流局 まんが王国官房の工程表

基本的事項

所管組織、所管責任者

組織ミッション

１．政策内容と目標

（１）政策内容

（２）今年度の目標

（参考）該当する長期的目標

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
○

暮らし新時代づくり �Gジオ・星・食・自然・温泉や歴史・文化・マンガを活かし外国人宿泊客25万人へ �T豊かな自然でのびのび鳥取らしく生きる〜鳥取＋ism〜（１）観光・交流�A外国人が憧れる・訪れる鳥取

●将来ビジョンの取組の方向性（該当所属のみ）

番号	大項目	取組みの方向性
1	�T 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく	�C本県が、新たな分野である映画ロケ地やマンガ・アニメの王国として認知される取組を進め、それぞれのファンの来訪の増加を目指します。

２．測定指標

指標１

指標名	指標の分類
県内での主催イベントへの参加者数

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値			4000人
時点

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
		取り組みの成果を数値化できるため

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	まんが・アニメツーリズム推進事業　（予算額（事業費）26150千円）	〇漫画「四十七大戦」やＫＡＤＯＫＡＷＡ等との連携 〇香港・台中・上海における海外プロモーションの実施 〇まんが王国とっとり満喫周遊パスの発行 〇まんがアニメ資源活用誘客促進補助金によるまんがアニメ聖地の活動支援
2	まんが王国とっとり妖怪パワー発進事業　（予算額（事業費）11000千円）	〇岩手鳥取徳島３県での首都圏における情報発信 〇水木しげる生誕祭の開催
3	世界が認めた漫画家・谷口ジロー顕彰事業　（予算額（事業費）8500千円）	〇画業５０周年記念谷口ジロー原画展の開催
4	まんが王国コナンで誘客促進事業　（予算額（事業費）17405千円）	〇名探偵コナンまつりの開催 〇鳥取砂丘コナン空港の装飾拡充 〇名探偵コナンイラスト列車の運行
5	まんが王国発ソフトパワー事業　（予算額（事業費）67527千円）	〇国際マンガコンテストの実施 〇国際声優コンテスト鳥取大会の実施 〇まんが王国活動支援補助金等によるまんがアニメ聖地の拠点整備

４．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
△（やや遅れ）
達成度の評価
7
評価理由
新型コロナウィルス感染拡大の影響により、リアル系の取り組みの多くを実施することができず、一部はオンラインとの併用で一定の効果を達成できたものもあったが、全体的に例年より縮小した成果しか得られなかったため。ただ、マンガコンテストの応募者数や、谷口ジロー原画展の来場者数においては、コロナ禍のさなかでもそれなりの実績を残せたものもあり、それら全体を含めて「やや遅れ」ではあるが「達成度７」としたものである。

令和2年度の取組	成果
まんが・アニメを活かした本県の情報発信や国内外からの誘客を促進するため、本県ゆかりの まんが・アニメとタイアップしたプロモーションや県内周遊の仕組みづくりなどを行う。	○新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、現地展開（海外プロモーション）や受け地対策（満喫周遊パス）の多くが実施できなかった。 ○四十七大戦との連携についても、感染拡大により舞台の開催が見送られたこと等により、大きな成果は得られなかった。 ○コロナ禍のさなかではあったが、補助金により関係市町で行なわれたまんがアニメを活かした取り組みに対し、相応の支援を行うことはできた。
故水木しげる先生の遺業をたたえ、妖怪パワーにより、本県の魅力の発信と観光誘客を推進する。	○水木しげる生誕祭を、リアルとオンラインの併用により開催し、多くの方々に観覧していただくことができた。こうした形態で行うことのメリットデメリット両方があり、それらについて思索を深める良い機会となった。 ○岩手鳥取徳島３県連携事業については、KADOKAWAとの連携事業にシフトチェンジし、ところざわサクラタウンでのイベントへ知事がリモート出演することで作業を進めたが、感染拡大により直前に延期となった。
世界が認めた漫画家である谷口ジロー先生の出身地である本県が、世界各地のファンにとって聖地となることを目指し、谷口作品の魅力を広く情報発信することにより、国内外からの誘客促進に繋げる。	○谷口先生の漫画家デビュー５０年記念として、米子鳥取２会場で原画展を盛大に開催した。米子は７０００人近くが、鳥取も１６００人を超える方々が来場され、多くの方々に谷口作品の精緻で芸術的な描画を体感していただけたと同時に、谷口ジローの聖地・鳥取を大いにアピールすることができた。
名探偵コナンの国内外での高い知名度を活かし、「鳥取＝コナン」を発信することで本県への誘客を促進する。	○名探偵コナンまつりは初のオンライン開催で実施した。県内のコナンゆかりの地を中心に、映像で本県をＰＲすることができた。 ○コナン空港装飾については、キャラクターウォールやミニライブラリーなど新たな装飾を設置し、コロナ禍のなかファンの間で大いに話題となった。 ○これらの取り組みにより、コロナ収束後に来県する意向を示すツイートも多数見られ、一定の効果が感じられた。
鳥取県の強みのひとつであるまんがを活用した「まんが王国とっとり」の取組を推進し、国内外に情報発信することで観光誘客につなげるとともに、取組を支える地域文化を醸成する。	○マンガコンテストでは、７００を超える過去最多の応募が寄せられ、作品のレベルも高く、コンテストを通じてまんが王国とっとりを広く認知していただくよい機会となった。応募者や受賞者が今後インフルエンサーとしてＰＲしてくれることに期待したい。 ○声優コンテストは初の動画審査の大会として実施した。コロナ禍のさなかではあったが実施にこぎつけ、未来ある若者たちの期待に応えることができたとともに、彼らにまんが王国とっとりを強く認識してもらうことができた。彼らが今後インフルエンサーとしてＰＲしてくれることに期待したい。 ○補助金により関係市町に新たなまんがアニメスポットが整備され、さらなる魅力アップにつなげることができた。

課題	今後の取組
新型コロナウィルス感染拡大の収束を見越した誘客促進再開に向けての準備	ワクチンの接種が来夏頃に向けて進捗するなか、少なくとも国内誘客は再開することが予想されるため、夏の谷口先生原画展、８月のコナンまつり、９月のコナン空港装飾拡充、１０月のコナン列車リニューアルといった取り組みにより、まんがを切り口にした誘客促進を図っていきたい。 また、１月には水木先生生誕１００周年の年を迎える。メモリアルイヤーにふさわしい取り組みを行い、祝意を示すとともに誘客促進につなげていきたい。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。