令和2年度工程表
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生活環境部 緑豊かな自然課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者


 所属名 緑豊かな自然課 所属長名 平木尚一郎 電話番号 0857-26-7199

組織ミッション

緑豊かな自然環境を未来に引き継ぎ、自然と共生する快適な地域づくりを目指します ・自然環境の保全と活用  ・自然公園の適切な維持管理と魅力の創造発信  ・都市公園を核とした鳥取らしい緑づくりの推進

1.政策内容と目標

(1)政策内容

自然環境の保全・再生と野生動植物との共生社会の実現

(2)今年度の目標

令和元年度に策定した生物多様性地域戦略の内容を広く県民に周知するとともに、生物多様性の保全を推進するため10月を目途に地域連携保全活動支援センターを設立し、希少野生動植物などの情報の取り扱いや環境配慮についての調整、県民と有識者とのマッチング、関係団体の人材育成等を行う体制を整える。

(参考)該当する長期的目標

政策項目元気づくり総合戦略将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)

番号大項目取組みの方向性
1V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ@県民、自然保護団体、NPO等と行政との協働に積極的に取り組みながら、自然環境の保全・再生を推進します。

●環境イニシアティブプラン

番号目標施策具体的な目標
1V自然・生物との共生@生物多様性を維持するための持続的な自然環境の保全・再生貴重な自然環境や希少動植物を各種の法律や条例で保全するとともに、官民連携した取組として生態系に影響を与えている外来種や植生に被害を及ぼしているニホンジカ等の対策を行う。
2V自然・生物との共生A持続可能な保全活動を行うための民学官が連携した環境の整備地域連携保全活動支援センターを設立し、人材育成、後継者対策を図るとともに、各主体が協働して生物多様性の保全活動に取り組む。
3V自然・生物との共生B生物多様性がもたらす恵みの持続的な利活用農水産業や観光などで生物多様性がもたらす恵みを持続的に利活用するため、その保全や適正利用に向けた活動を推進する。
4V自然・生物との共生C動植物の生息実態の共有と生物多様性の保全に向けた情報発信地方公共団体や自然保護団体、研究者等が協力して生物多様性に関する情報を共有し、情報の適切な管理・取扱を行いながら、すぐれた自然環境に関する情報を発信し、全ての県民が生物多様性に配慮する社会を目指す。

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
「鳥取県の絶滅のおそれのある野生動植物種のリスト」掲載種の保護成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値絶滅危惧種から絶滅種への移行(悪化)を可能な限りゼロにする。
時点
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
環境イニシアティブプラン 遺伝子や種の多様性を表す指標として適切と考えられるため。

指標2

指標名指標の分類
60歳未満の県内狩猟免許所持者成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値60歳未満の県内狩猟免許所持者887人1,300人
時点平成30年度令和12年度
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
環境イニシアティブプラン 狩猟者の高齢化を改善し、捕獲活動の中心的な役割を担う「60歳未満の狩猟者数」を増加させる。

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1生物多様性保全事業 (予算額(事業費)13525千円)地域連携保全活動支援センターの設立、・希少野生動植物保護対策、・外来生物防除対策、・生物多様性に資する保全活動支援
2特定鳥獣保護管理事業 (予算額(事業費)99220千円)・クマ、イノシシ・ニホンジカ特定鳥獣に係る生息調査の実施、・クマ追跡調査、クマ遭遇回避支援、シカ捕獲事業、狩猟捕獲の支援

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
7
評価理由
地域連携保全活動を支援する拠点として「とっとり生物多様性推進センター」を10月に立上げ、工事等における希少動植物の保全の取組みを推進した。 特定鳥獣(シカ、イノシシ)の捕獲は目標を上回る実績を達成した。 

令和2年度の取組成果
@とっとり生物多様性推進センターの活動準備 A生物多様性に資する保全活動支援 地域連携保全活動を支援する拠点として「とっとり生物多様性推進センター」を10月に立上げ、工事等における希少動植物の保全の取組みを推進した。 COP15に向けた次期世界的枠組に自治体の声を反映する「エジンバラ宣言」に本県も賛同署名するなど生物多様性保全の取組みをPRできた。
@秋のクマ出没増加に備えた対応 Aクマ、シカ、イノシシ特定鳥獣に係る生息調査の実施 堅果類の凶作が予想され、秋のクマ出没が懸念されていたが、例年並みの出没にとどまった。しかしながら、クマによる人身事故が発生するなど依然として人里への出没が多く、警戒が必要。 シカ、イノシシは計画以上の捕獲を達成できたが、依然として生息数を減じるまでは減らせていない状況。
課題今後の取組
生物多様性に資する保全活動支援・県内で実施される公共工事等への生物多様性の取組みの導入 ・県内活動団体等の支援
特定鳥獣(クマ、シカ、イノシシ)に係る保護・管理計画の改訂引続きシカ・イノシシの計画的な捕獲の実施 保護・管理計画の改訂にあたって科学的な根拠となる調査の実施 関係団体等との調整

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。



最後に本ページの担当課
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