農林水産部 試験場統括本部の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 試験場統括本部 所属長名 岡垣敏生 電話番号 7388
組織ミッション
鳥取県農業生産1千億達成プランに位置づけた研究課題等の調査・把握。農林水産部試験研究機関の試験研究課題について外部評価委員による評価を実施し、多角的・客観的視点からの試験研究課題の選定、試験研究の効率的な実施及び広範囲に普及可能な技術等の確立を図る
1.政策内容と目標
(1)政策内容
鳥取県農業生産1千億達成プランに位置づけた研究課題の調査・把握。試験研究の効率的な実施及び成果の普及・活用の取組支援
(2)今年度の目標
県内3箇所におけるスマート農業機械導入による作業性等技術の実証及び効果検証。(田中農場:自動操舵田植の作業効率、ドローンによる生育診断効果、福成農園:経営管理システムと連動した効率的な施肥による水稲の増収効果、水位把握、ファームイング:可変施肥田植・追肥、収量把握による増収効果、リモコン式畦畔草刈機による省力化)
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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2.測定指標
測定指標なし
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 鳥取版スマート農業推進事業 (予算額(事業費)13379千円) | スマート農機やICT等先端技術を取り入れた「スマート実証農場」を県内に整備して実証研究を行い、データの分析・解析を通じ、最適な技術体系を確立する2か年の研究事業(R3年度まで) |
2 | スマート農業総合推進対策事業(R1国補正) (予算額(事業費)117,829千円) | 最先端の技術を取り入れた「スマート実証農場」を県内にモデル的に設置。スマート実証農場の設置から運営については農業試験場・園芸試験場及び農業改良普及所が参画し、技術の実証及び検証を行い、普及性の高いスマート農業技術の推進を図るR2年度からの2か年事業 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
スマート農業の実証を県内3箇所で予定どおり実施した。また、12月には農家や県内農業関係者関係者等に実証報告会を開催し、実証した検証結果の報告やスマート農業機器等のポスター展示を行い、多くの参加者にスマート農業技術を紹介した。 |
令和2年度の取組 | 成果 |
スマート農業の実証を県内3箇所で実施。スマート農業機械等を活用し、機械の作業性や得られた圃場データ、労働時間等データにより、施肥設計や費用対効果について、農家や普及所、機械メーカー等関係者を交えての検討を行う。
また、得られた成果について、県内農業者等に実証報告会を実施する。 | スマート農業の実証を県内3箇所で予定どおり実施した。また、12月には農家や県内農業関係者関係者等に実証報告会を開催し、実証した検証結果の報告やスマート農業機器等のポスター展示を行い、多くの参加者にスマート農業技術を紹介した。 |
課題 | 今後の取組 |
スマート農業機械等の作業性や得られた圃場データ、労働時間等データの引き続き実証・分析を行う必要があり、得られた結果を活用し、施肥設計や費用対効果について農家や普及所、機械メーカー等関係者を交えての検証を引き続き実施するとともに、その成果を県内農業者等に報告し、スマート農業機器等の導入指針を策定する必要がある。 | スマート農業機械等の作業性や得られた圃場データ、労働時間等データの引き続き実証・分析を行い、、施肥設計や費用対効果について農家や普及所、機械メーカー等関係者を交えての検証を実施し、得られた成果について、県内農業者等に報告会を実施するとともにスマート農業機器等の導入指針を策定する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。