農林水産部農地・水保全課の工程表

基本的事項

　所属名　農地・水保全課　所属長名　森田智彦　電話番号　0857-26-7319

地域の農業戦略を支える生産基盤の整備・保全を行い、低コストで多様な農業が展開できるよう支援していく。　１　生産基盤の整備・保全・利用を支援　２　農村の身近な農地や水路を地域ぐるみで保全する活動を支援　３　住みよいまち・むらづくりの実現を支援

ため池の防災機能の向上支援

農業用ため池の防災安全度を高めるため、整備補修を行うとともに、ハザードマップ作成を推進する。さらに、ため池の耐震補強に向けたソフト及び整備事業の推進を図る。

政策項目	元気づくり総合戦略	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
○

番号	大項目	取組みの方向性
1	Ⅰ 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく	⑨本県の特徴である多様な農林水産物の生産に対応した生産基盤の整備を促進します。また、高品質な県内農産物の生産・加工を通じた輸出拡大や、食品加工産業への県内農林水産品の供給拡大、新品種や機能性食品など付加価値の高い新商品開発を通じた、農林水産物供給・加工の一大生産・供給拠点を目指すフードバレーの取組を推進し、農家所得の向上を目指します。

指標名	指標の分類
ため池整備箇所数	成果指標

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値	106箇所	134箇所	137箇所	136箇所	141個所
時点	H18年度末	Ｒ元年度末	R2年度末	R2年度末	R5年度末

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
		ため池の計画的な整備を図るため、実施予定計画に基づき目標値を設定

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	県営地域ため池総合整備事業　（予算額（事業費）455000千円）	老朽化したため池３箇所を改修する。 R2地区名：天神野、浅井、祢宜谷、西谷、古市、陰田、七谷、広岡、般若・般若区有、松谷第1 R2完了：浅井ため池（浅井）、般若区有ため池（般若・般若区有）、松谷第１ため池（松谷第１）
2	ため池防災減災対策推進事業　（予算額（事業費）134250千円）	農村地域の防災力を高めるため、ため池の調査点検やハザードマップ作成、浚渫や廃止等の保全対策、工事に係る農家負担金の軽減対策など、ハード・ソフト両面からため池整備を推進する。
3	地域で取り組むため池管理推進事業　（予算額（事業費）7664千円）	防災重点ため池の管理手法及び適切な管理体制について緊急的に整備し、地域での取組を具体化するため池管理体制を構築し、安全の確保及び住民全体の意識向上を図る。低水位管理実証事業の実施、日常管理チェックシート作成、機器整備、実地研修会実施

進捗評価
△（やや遅れ）
達成度の評価
8
評価理由
3箇所のうち2箇所は予定どおり完了できた。完了延期する箇所も、現場で生じた不測事態であり、全体的には概ね予定どおりと言える。

令和2年度の取組	成果
ため池の防災工事等に係る新法制定に伴い、今後の県内農業用ため池の計画的な整備に向けた検討を行った。	防災重点農業用ため池の指定、防災工事等推進計画の策定。県・市町の役割分担や、これまでの調査結果を整理し、防災工事実施に係る優先順位設定等を行った。

課題	今後の取組
上記推進計画に基づく防災工事等をはじめ、各地域の防災体制構築に資するための各種ソフト対策を両輪で推進していくことが必要。	各種ハード対策、ソフト対策のほか、避難訓練等の場を活用しながら防災工事推進を図る。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。