生活環境部 衛生環境研究所の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 衛生環境研究所 所属長名 若林健二 電話番号 0858-35-5411
組織ミッション
○県民の安全と豊かな環境の確保ための調査研究拠点としての機能を発揮
○健康危機管理対応として、県民の安全確保に必要な試験検査の実施
○環境の保全・再生と活用に資する研究・調査の実施
○住民・NPOの環境学習・環境活動の支援
○試験検査精度の信頼性確保
1.政策内容と目標
(1)政策内容
住民・NPO等の環境学習や環境活動の支援並びに北東アジア地域と連携した環境保全活動の推進
(2)今年度の目標
〇住民団体、学校、NPO等への環境学習・活動の支援
〇施設公開イベントの開催や各種イベントへの出展
〇第16回鳥取県・江原道環境衛生学会への参加
〇大学の研究者等との研究会の開催
(参考)該当する長期的目標
政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
|
○
|
|
○
|
|
○
|
●環境イニシアティブプラン
番号 | 目標 | 施策 | 具体的な目標 |
1 | X環境活動の協働 | C家庭・学校・職場・地域等へのESD教育の推進 |
○環境教育・学習の中核的拠点として、衛生環境研究所の展示内容や技術的ノウハウを活用しながら、小中学生の環境学習や各種団体の活動を支援する。
・小中学校等の総合学習等の支援や出前講座への講師派遣を行う。
・夏休み親子実験教室等イベントの開催により研究所のPR、衛生・環境学習の機会を提供する。
・環境学習用の資機材整備、貸出しを行う。 |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
1 北東アジア地域と連携による環日本海地域における環境問題の課題解決に向けた取り組みの推進
2 当所の調査研究について、計画や成果について外部評価を受けてニーズに沿った役立つものとするとともに、大学等の研究者等と情報交換・連携し、また研究成果を発信てし、研究の充実を図る。
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
環境学習への参加数及び施設見学者数 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | | | 1000 | | |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
第16回鳥取県・江原道環境衛生学会(江原道開催)への参加 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | | | 学会への参加 | | |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 衛生環境研究所発信事業 (予算額(事業費)1749千円) |
〇 関係機関と広く連携し、当所の試験研究成果及び環境・感染症情報を県民、企業等へ積極的に情報発信するとともに、環境学習・活動を支援し、試験研究成果の有効活用及び県民の意識向上を図る。
〇当所と韓国江原道保健環境研究院で環境衛生学会を開催し、相互の友好と両地域の環境衛生分野の取組充実向上を図る。
◇平成13年8月に締結した「鳥取県と江原道との環境衛生分野における学術交流に関する覚書」に基づき、当所及び韓国江原道保健環境研究院相互の友好と両地域の環境衛生分野の学術交流を推進するために、学会を開催する。
〇調査研究の充実
◇外部評価の実施
当所が行う調査研究について、県政の重要課題や県民ニーズに沿って、県民・住民団体・企業等により役立つ研究成果を還元できるよう、学識経験者及び県民代表による評価を行い、その結果を研究課題の選定や見直し等に反映する。
◇分野別研究会の活性化
大学等の研究者等との情報交流を深め、研究活動の活性化を図る。
◇地方衛生研究所全国協議会・全国環境研究所協議会への参加
全国の地方自治体の衛生研究所・環境研究所との連携を密にし、業務に必要な知識・技術の向上を図る。
|
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
×(大幅遅れ) |
達成度の評価 |
2 |
評価理由 |
新型コロナウイルスのパンデミックを受けて社会的な行動変容の中、当所は新型コロナウイルスの検査の中枢機関であり、検査機能維持を重視するとともに3密回避などを念頭に、イベントを主催する側としてもあるいは環境学習を申し込まれる側も慎重な行動となった。
結果として、事業進捗は芳しくなかった。 |
令和2年度の取組 | 成果 |
【環境学習・活動支援】
衛生環境研究所の技術ノウハウ等を活用しながら、小中学生の環境学習や各種団体の活動を支援する。 | ○出前講座などへの講師派遣を行った。(環境学習及び施設見学者数:51名(3月末時点))
○「ホタル観察会」、「夏休み親子実験教室」等のイベントは、取り止めとした。 |
【発信事業】
調査研究成果、環境情報等を広く一般県民に提供し、環境情報に対する県民の関心を高めるとともに、感染症情報を提供する。 | ○調査研究課題について、有識者による外部評価を実施した。(9/15)
○HP、マスコミ等を通じて、広く県民へ感染症情報を提供した。
○「江原道保健環境研究院」との研究会や分野別研究会は開催することが出来なかった。 |
課題 | 今後の取組 |
環境学習の場として研究所の利用促進と環境学習の機会の提供を図るために環境学習や施設見学等行っているが、目標とする人数に達していない。 | 新型コロナウイルスへの必要な対応を継続することが前提ではあるが、その中で可能な範囲で引き続き以下の取組みを適切に行うことにより、環境学習の場として研究所の利用促進と環境学習の機会の提供を継続的に図る。
○施設見学の積極的な受入れ。
○出前講座への柔軟な対応。
○「ホタル観察会」、「夏休み親子実験教室」等のイベントの実施。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。