西部総合事務所 農林局 西部農業改良普及所の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 西部農業改良普及所 所属長名 竺原宏人(西部)、藤井和則(大山) 電話番号 0859-31-9685 (西部)、0859-53-3721 (大山)
組織ミッション
消費者の満足度を高める農畜産物の生産支援と所得向上を目指す農業者への自立支援
１．政策内容と目標
（１）政策内容
【西部農業改良普及所(大山普及支所含む）】
新規就農者の育成
（２）今年度の目標
１ 新規就農者の個別所得目標の達成率について （１）西部農業改良普及所：目標達成率が５０％以上の新規就農者を８０％以上育成する。 （２）大山普及支所：目標達成率が８０％以上の新規就農者を７０％以上育成する。
（参考）該当する長期的目標
| 政策項目 | 元気づくり総合戦略 | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン（教育振興基本計画） | その他 |
○
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| しごと新時代づくり | ①農業生産９百億円・製造品出荷９千億円に挑戦 |
| Ⅰ豊かな自然でのびのび鳥取らしく生きる～鳥取＋ism～ | （２）農林水産業 | ②将来を担う若き担い手の活躍 |
●将来ビジョンの取組の方向性（該当所属のみ）
| 番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
|---|
| 1 | Ⅰ 【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | ⑩退職された団塊世代の方、ＩJUターンされた方等も含め、認定農業者、新規就農者、集落営農組織、農外からの企業参入など多様な経営主体の育成・確保を推進します。 |
２．測定指標
指標１
| 指標名 | 指標の分類 |
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| 新規就農者の育成【西部農業改良普及所】 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
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| 数値 | 所得目標値の達成率が５０％以上の新規就農者の割合（西部） | ５４％ | ８０％以上 | ７５％ | ８０％以上 |
| 時点 | | | | | |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| 将来ビジョン | | 新規就農者の経営安定 |
指標2
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| 新規就農者の育成【大山普及支所】 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 所得目標値の達成率が８０％以上の新規就農者の割合（大山） | ４５％ | ７０％以上 | ２５％ | ７０％以上 |
| 時点 | | | | | |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 新規就農者の経営安定 |
３．目標を実現するための主要事業・主要制度
| 番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
|---|
| 1 | 新規就農者総合支援事業 （予算額（事業費）311551千円） | 新規就農者の確保・育成を目的に、就農初期に必要な機械・施設整備への助成、就農初期の営農・生活面での負担軽減を目的とした就農応援交付金及び農業次世代人材投資資金の支給等を行い、新規就農者のニーズにあわせて段階的な支援を行う。
また、農家後継者の就農促進・定着を図るため、農業次世代人材投資資金の対象とならない農家後継者の親元での就農研修に対する支援を行う。 |
| 2 | 鳥取県農業改良普及事業 （予算額（事業費）52928千円） | 農業改良助長法（昭和23年法律第165号）第７条に規定されている協同農業普及事業について、同法第８条に規定されている普及指導員（本県では、農業改良普及員及び農業専門技術員）が行うものである。 |
４．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
|---|
| ○（予定どおり） |
| 達成度の評価 |
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| 8 |
| 評価理由 |
|---|
| 計画通り進捗し、成果も得られた。 |
| 令和2年度の取組 | 成果 |
|---|
| （１）西部農業改良普及所
・就農５年目以内の新規就農者３０名及び経営が安定していない新規就農者４名に対して、それぞれの計画達成や経営の安定化に向けて技術指導と経営改善支援を実施した。特に課題がある４名については、関係機関とも連携しながら支援を行った。
・複式簿記の習得を図るため、スタートアップセミナーを３回、記帳会を５回、お悩み相談室を５回開催し、延べ５５名の参加があった。
（２）大山普及支所
・就農５年以内の新規就農者８名（野菜６名、果樹２名）に対して、それぞれの所得目標達成に向けて個別の計画を作成し、技術指導と経営改善支援を実施した。特に昨年度の所得目標未達成者４名に対しては、関係者による検討会を開催し、経営改善を図った。
・大山農業士会と共催して、若い農業者（大山町内の就農５年以内の新規就農者等）を対象とした農業セミナー（トラクターの基礎知識と日常点検、及びロープワーク）を開催した。 | （１）西部農業改良普及所
・特に就農１～２年目の新規就農者１３名に対しては重点的に指導した結果、それぞれ順調に経営を開始出来た。
・複式簿記の大切さや必要性が理解され、より正確な記帳を実践しようと考える新規就農者が増加した。
（２）大山普及支所
・ほぼ計画どおり新規就農者８名に対する技術支援等が実施できた。
・目標未達成者４名については定期的に生産販売状況及び経営状況について検討し、技術や経営支援等が実施できた。
・農業セミナーには新規就農者等６名が出席し、新規就農者のスキルアップと仲間づくりにつながった。 |
| 課題 | 今後の取組 |
|---|
| （１）西部農業改良普及所
・課題のある新規就農者へのより重点的な支援の実施
・複式簿記の習得者の一層の増加
（２）大山普及支所
・就農５年以内の新規就農者９名の目標所得達成
・昨年度所得目標未達成者６名の経営改善
・「農業セミナー」の継続開催 | （１）西部農業改良普及所
・課題のある新規就農者ごとに、関係機関と連携した支援体制を構築していく。
・体系的な研修会によって、複式簿記をより多くの新規就農者が習得するよう支援していく。
（２）大山普及支所
・９名に対し計画に基づいた技術と経営の支援
・未達成者６名に対する関係者による定期検討会による経営改善支援
・「農業セミナー」の開催（２回） |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。