○環日本海における大交流新時代の拠点をめざし、当該友好地域(韓国江原道、中国河北省・吉林省、モンゴル中央県、ロシア沿海地方・ハバロフスク地方)と多様な分野で交流を促進し、グローバルかつ戦略的な連携関係を構築する。
○環日本海地域以外の友好交流地域(台湾台中市、ブラジル、米国バーモント州、ジャマイカ・ウェストモアランド県など)についても、これまで積み重ねてきた友好交流をさらに積極的に推進し、国際感覚の涵養、友好親善及び交流を通じた地域活性化を促進する。
○本県に在住(滞在)する外国人へのサポート体制を充実するとともに、全ての住民が安心して暮らせる多文化共生社会の実現を図る。
○交流人口の増加及び地域の活性化を図るため、全国各地の鳥取県とゆかりのある地域等と県内の市町村や民間団体との交流を推進する。
○旅券の申請受理、作成及び交付に関する事務を円滑かつ確実に実施する。
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 第25回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット参加事業 (予算額(事業費)1250千円) | 韓国江原道で開催予定の「第25回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット」に知事(予定)を団長とする鳥取県代表団を派遣。また、その事前協議のための「実務代表者会議」に交流人口拡大本部長又は観光交流局長を始めとする実務者レベル団を派遣。 |
2 | 韓国交流推進事業 (予算額(事業費)5461千円) | 本県の友好交流地域である韓国江原道との間で職員の相互派遣を行い、職員が語学や地方行政の習得を行うとともに、両県道の相互理解や人的ネットワークの形成を通じて、友好関係の更なる発展を図る。
また、県民の韓国に対する理解促進を図るため、韓国語学習者の成果披露の機会である「話してみよう韓国語」鳥取大会の開催、江原道で開催される国際的な芸術イベントへの青少年派遣、日韓友好交流資料館への支援等を行う。 |
3 | 中国交流推進事業 (予算額(事業費)2587千円) | 鳥取県と吉林省との友好親善に寄与する人材育成を行うため県内大学での県費留学生受入、また県内大学生の留学派遣を行う。受入学生に対しては奨学金を給付する。令和3年4月入学生のための試験を実施する。
また、鳥取県と河北省の書道を始めとした文化への理解をさらに深めるため、河北省高校生書道部を受入れ、県内高校生との書道交流等を実施する。
そして、2020年1月に米子-上海便が就航したことを契機に、上海市との交流を推進するとともに、日本の文化への理解を深めていただくため、次代を担う高校生を対象とした高校間交流事業を実施する。
さらに、香港の高校生を10名受入れ、日本の文化への理解を深めていただくとともに、県内高校生との交流を図る。 |
4 | 沿海地方友好交流協定10周年記念事業 (予算額(事業費)4475千円) | 2010年5月に鳥取県平井知事と沿海地方知事が友好交流協定を締結し、今年度で10周年を迎えるのを記念し、両地域で記念行事を開催する。 |
5 | ロシア極東地域交流推進事業 (予算額(事業費)3821千円) | ロシア極東地域との長年の友好交流関係を一層発展させるため、青少年等人的交流、交流地域での鳥取県PR、県内でのロシア紹介講座を実施する。 |
6 | 多地域連携スポーツ交流事業 (予算額(事業費)2552千円) | 本県が友好交流地域(江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方、モンゴル中央県)と開催している「北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット(以下「サミット」という)」での合意事項に基づき、環日本海定期貨客船や米子ソウル便等の交通インフラを活用して、スポーツを通じた多地域での交流促進や相互理解を図る。
本県、韓国江原道、ロシア沿海地方の3地域が持ち回りで開催しているスポーツ交流事業を本県で実施、各地域の中高生スポーツ交流団を招へいする。
また、サミットの参加地域において開催されるスポーツ大会に代表団を派遣する。 |
7 | モンゴル中央県交流推進事業 (予算額(事業費)3202千円) | モンゴル中央県との協力関係を発展させるため、引き続き農業・医療分野で農業技術研修員の受入、医療交流を実施する。また、行政分野においても引き続き修生の受入を実施する。
さらに、両県の交流を次世代に繋ぐため、引き続き中央県からの留学生支援鳥取県奨学金及び青少年交流事業を実施する |