交流人口拡大本部 東京本部の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 東京本部 所属長名 谷長 正彦 電話番号 03-5212-9078
組織目標
県政の円滑適正な執行や本県経済社会の活性化に役立つ情報の首都圏における収集・発信に努め、首都圏における本県農林水産品や県内企業製品の販路開拓・販売促進に打って出ます。また、人口減少に歯止めを掛けるべく、首都圏からの企業や観光客、移住者の誘致に最大限尽力します。さらには、コロナの時代に相応しい手法等を駆使して、公私ともに関係人口や交流人口の一層の拡大を図るよう全職員が一体となって取り組みます。
１．政策内容と目標
（１）政策内容
首都圏における県産品の販路開拓
■SDGｓのゴール
08 働きがいも経済成長も
（２）今年度の目標
○県産品の認知度向上と販路開拓を図るため、市場開拓局や県物産協会と連携した百貨店等での催事開催等を推進する。
○県産品を高質スーパーマーケットや専門店等での定番商品としての取引数を増加させるため、商談会等を通じた県内生産者とのマッチングのほか、バイヤーの鳥取県招聘等を通じて、顔の見える関係性を構築する。
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
| 番号 | 主要事業・主要制度 |
|---|
| 1 | 首都圏販路開拓推進事業 （予算額（事業費）4720千円） |
２．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
|---|
| ○（予定どおり） |
| 達成度の評価 |
|---|
| 7 |
| 評価理由 |
|---|
| コロナの感染拡大状況に応じて、オンラインとリアルを使い分けながら県産品の販路拡大の取り組みを進め、量販店でのフェア開催や。また、高級レストランとの人脈を構築し、食材勉強会やレストランフェアの開催を通じて、県産食材の消費拡大につながった。 |
| 令和3年度の取組 | 成果 |
|---|
| 【県内事業者の販路開拓支援】
○リモート商談会の開催
首都圏バイヤーの県内招聘はとりやめ、東京会場と鳥取会場をオンラインでつなぎ、県内事業者の販路開拓の機会を創出した。（７月２９日）
・首都圏バイヤー：７社
・県内事業者：２２社
○首都圏百貨店、量販店でのフェア・キャンペーンの開催
SainE（セーヌ）よしや、OONOYA、SUZUKIYA、いなげや、エコ・ピア、三浦屋、伊勢丹新宿、三越日本橋、日本の御馳走えん、三徳、シミズヤ、オリンピック
○物産展の開催
・川崎アゼリアサンライト広場において「川崎アゼリア鳥取物産展」を開催（８月２５日〜３０日）
・六本木ヒルズにおいて「鳥取県観光物産展」を開催（１１月１９日〜２０日） | 〇新型コロナウイルス感染拡大により、県内事業者の商談機会が減少する中、リモート商談会を実施し、県内事業者の商談機会を一定程度確保することができた。
〇県域を超える移動の制限により、県内事業者の販促活動の件数が減少し、首都圏百貨店や量販店で例年実施しているフェアの多くが中止となる中、販路開拓マネージャーの訪問活動や首都圏マーケット戦略プロデューサーのサポートにより、信頼関係が構築できている量販店１２事業者（１８回）のフェアを開催し、県産品の販路開拓および売上向上につなげることができた。
〇昨年度に引き続き、「川崎アゼリア鳥取物産展」を開催し、県産品の売上向上や知名度向上を図ることができた。
○六本木ヒルズ大屋根プラザで実施した「鳥取県観光物産展」は、六本木ヒルズ住民など１７００人の方に来場いただき、旬のカニのほか県産品や観光地の魅力を訴求することができた。 |
| 【旬の特産品のＰＲ】
○ＰＲメディアキャラバン
東京本部職員によるキャラバン隊が、スイカ、梨の認知度向上のため、首都圏のメディアへの訪問及び資料提供を実施した。
〇料理講習会
オンラインを活用し、県産食材をテーマにした料理講習会を実施した。
・らっきょう漬け方ＷＥＢ講習会（６月２日） 会場：江東区総合区民センター
・鳥取県砂丘らっきょう講座（６月９日） 会場：コトラボ阿佐ヶ谷
・ベニズワイガニ料理教室（１０月９日） 会場：コトラボ阿佐ヶ谷 | 〇スイカについてはYAHOOニュースなど１１媒体、梨については毎日新聞など１０媒体のメディア露出につながり、旬の特産物の知名度向上につながった。
〇コロナ禍にかかわらず、らっきょう漬け方ＷＥＢ講習会には２４名、鳥取県砂丘らっきょう講座には５１名、ベニズワイガニ料理教室には１４名が参加し、県産食材の知名度向上と関係人口の拡大を図ることができた。 |
| 【首都圏飲食店への販路開拓】
○六本木ヒルズレストランフェア「Roppongi Hills × 鳥取県冬の味覚」
＜期間＞１１月１９日〜１２月２日 ＜店舗＞六本木ヒルズ内１３店舗
＜主な使用食材＞カニ、鳥取和牛、星空舞、ジビエ、乳製品
○鳥取県産食材応援フェアを開催
・高級レストランでの応援フェア
＜期間＞２月１日〜３月１５日 ＜店舗＞都内１１店舗
・鳥取ゆかりの店での応援フェア
＜期間＞２月１５日〜３月２０日 ＜店舗＞都内６店舗
○都内高級レストランシェフを集めた食材勉強会を定期的に開催した。 | ○「Roppongi Hills × 鳥取県冬の味覚」では、県産食材にちなんだメニューが１３００食以上販売されたほか、期間中ヒルズエリアのさまざまな媒体で発信し、県産食材の知名度向上を図ることができた。
○都内高級レストランや鳥取ゆかりの店と連携したレストランフェアを開催し、コロナ禍で需要の落ち込んでいる県産食材の消費拡大を図ることができた。
○都内高級レストランシェフを招いた食材勉強会を定期的に開催し、県産食材のレストランとの新たな取引や、上記レストランフェアの開催につながった。 |
| 課題 | 今後の取組 |
|---|
| 〇コロナウイルス感染拡大以降、首都圏バイヤーの県内招聘や、県内事業者の上京が減少し、商談機会や新規取引の減少が懸念される。 | ○引き続き、販路開拓マネージャーが中心となって、既存取引先への販路を確保しつつ、オンラインなども活用しながら、新たな商談機会を確保し、販路開拓につなげる。
○開拓先の業種（百貨店、量販店）や規模（大手、中堅）と、県産品の供給能力や商品力をきめ細やかにマッチングして、さらなる販路拡大に取り組む。 |
| 〇コロナ禍による外食需要の低下により、飲食店への県産食材の販路開拓が進まない。 | 〇高級レストランとの人脈を構築し、影響力の大きい富裕層向けに県産食材のPRを図る。
○星空舞の販路開拓については、五つ星お米マイスターの資格を持つ都内精米店と連携して、新規取引先の発掘に取り組む。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。