地域づくり推進部 スポーツ振興局 スポーツ課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 スポーツ課 所属長名 明場達朗 電話番号 0857-26-7918
組織目標
いつでもどこでも誰でもスポーツを楽しめる環境づくりを推進し、スポーツを通じた県民の健康の保持増進や生きがいづくりを支援するとともに、スポーツ交流による地域経済の活性化・国内外への情報発信を進め、スポーツで鳥取県を元気にする。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
2020東京オリンピック・パラリンピック開催を契機に、スポーツ振興、国内外での交流推進、スポーツの好適地・鳥取を世界へ発信する等、地域活性化を図る
■SDGsのゴール
10 人や国の不平等をなくそう
(2)今年度の目標
・新型コロナウイルス感染防止策を講じた上で、聖火リレー、事前キャンプ受入等の東京五輪・パラリンピック関連行事を成功裏に開催する。
・更なる鳥取県関係アスリートの東京五輪・パラリンピック出場が内定するよう、支援を継続する。
測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
本県での大規模スポーツ大会及びキャンプ誘致件数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 24 | 9 | 19 | | |
時点 | 令和4年度 | 令和元年度 | 令和3年度 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
政策項目『新時代チャレンジ55』 第2期総合戦略『鳥取県令和新時代創生戦略』 アクションプラン(教育振興基本計画) | | |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 東京オリパラ対策事業 (予算額(事業費)180000千円) |
2 | 競技力向上対策事業 (予算額(事業費)306940千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
コロナ禍において事前キャンプの実施が見送られた案件もあった一方、オンラインで交流したり、様々な応援の工夫を行なった結果、これまで培ってきた相手国との良好な関係性を維持することができており、将来的なスポーツリゾート構想推進にあたり、しっかりとした「レガシー」を残すことができたと評価できることから。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
海外代表チームの東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプ受入
(ジャマイカオリ・パラ代表、セーリングJKモルナル、スポーツクライミングフランス代表)
聖火リレーの安全な実施 | ・コロナ禍の影響を受け、倉吉市における仏クライミングチームを除く全ての東京オリパラ事前キャンプが中止となった。それでも、全ての相手国とオンラインで交流し、記念品を贈るなどもてなしを実施した。これら一連の取り組みは国からも表彰された。聖火リレーについても、走行ルートの短縮や沿道の密対策等の感染拡大防止策を講じた上で、大きな混乱を生じることなく、成功裏に実施することができた。
・唯一実施されたフランスの倉吉キャンプは選手団から感染者を出すことなく全員無事オリンピックに出場でき、M.マウェム選手が5位入賞を果たした。選手団代表からは「事前キャンプでの全ての対応に感謝する。倉吉にまた帰ってきたい」と、謝意が示された。
・東京オリパラにおける本県との交流に対しジャマイカオリンピック・パラリンピック協会(JOA・JPA)及び同国政府から謝意が示された。JOA・JPAとは今後の交流継続について覚書を取り交わすことで合意しているほか、2024年開催予定の世界パラ陸上に出場する同国代表選手団の事前キャンプを鳥取市で実施する希望が示されている |
大規模競技大会の開催(ボルダリングユース日本選手権等) | 10月16日〜17日にスポーツクライミングジャパンツアーが、12月18〜19日にボルダリングユース日本選手権が、延期となったものの開催された(10/17のジャパンツアースピード第2戦は雨天中止)。新型コロナウイルス感染対策を講じた上で競技団体と連携して開催を支援することができた。 |
東京オリパラのレガシーを継承し、スポーツ大会や合宿の誘致をはじめとするスポーツツーリズムの発展に資する取組みを実施する。 | ・「スポーツリゾート」構想を推進するための取組を協議するスポーツ・観光関係実務者によるプラットフォームとして「スポーツリゾートとっとり推進連絡協議会」を立ち上げ(2021年10月)、同協議会での意見をもとにPRコンテンツの制作等次年度の取り組みを予算化。
・「スポーツリゾート」構想におけるブランディングの位置づけとして、国内外トップチームの合宿受入れを図ることとしており、従来から実施してきたジャマイカ陸上連盟(JAAA)とは、相互交流を継続することで認識一致。来る2025年世界陸上東京大会(開催地正式決定は2022年7月)におけるジャマイカ選手団事前キャンプ受入れ実現を目指し、気運の盛り上げを図る事業を計画、予算化。 |
課題 | 今後の取組 |
コロナ禍での東京オリ・パラレガシー継承 | ・JOA・JPAとのポストオリパラ交流に係る覚書締結について、草案内容のすり合わせに時日を要しており、次年度早々の締結へ向けて先方と協議を進めていく。
・R4年度はJAAAとの交流事業を計画しているものの、コロナ感染状況が悪化した場合、実施に影響を及ぼす恐れ。 |
「スポーツリゾート」構想の具体化 | ・昨年立ち上げた「連絡協議会」のスキームは、取組の内容検討には資するが、今後大きな流れを構築するためには、やはり本格的なスポーツコミッション的組織の立ち上げが必要ではないかという問題意識がある。そのため、関係する諸団体間において機運の醸成を図るため識者を招き「フォーラム」開催を計画しているところだが、当該事業の計画及び、スポーツツ―リズム振興、それぞれコロナ感染状況の影響は免れない。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。