危機管理局 危機管理政策課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 危機管理政策課 所属長名 藤木慎一郎 電話番号 0857-26-7083
組織目標
○災害時に備えた平時からの福祉支援活動への体制強化
○市町村や関係機関と連携した「支え愛マップ」づくりを推進
○市町村と連携した避難体制の整備や避難所の環境整備
1.政策内容と目標
(1)政策内容
市町村、県内関係機関と連携した「支え愛マップづくり」の推進
■SDGsのゴール
関連なし
(2)今年度の目標
○各集落で共助の取組を推進するため、コロナ禍にあった手法により「支え愛マップづくり」を推進していく。
○市町村・市町村社協職員向けの研修を行い、集落へ「支え愛マップづくり」への推進を加速させていく。
測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 793地区 | 847地区 | 40地区 | 53地区 | 987地区 |
時点 | 令和2年3月末 | 令和3年4月1日現在 | 令和3年3月末 | 令和4年2月末 | 令和7年3月末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
第2期総合戦略『鳥取県令和新時代創生戦略』 | | |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 支え愛マップ作成推進事業 (予算額(事業費)7619千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
◎(予定以上) |
達成度の評価 |
9 |
評価理由 |
○新型コロナウイルス感染予防対策を講じて、支え愛マップづくりを進めた地域は、近年多発している自然災害への危機意識が高まっているためと考えている。
○一方で、高齢化が進みつつある地域に対し、支え愛マップへの取組みについての助言が思うようにできなかった。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
支え愛マップづくり | ○コロナ禍にあったが、53地区において作成された。うち、21地区は独自に取組んだ。
[補助金活用:促進事業32地区、ステップアップ事業8地区、住民組織間交流事業3地区]
○また53地区のほか、既に(過年度)支え愛マップづくりに10地区取組んでいることがわかった。 |
市町村・市町村社協職員向けの養成研修の開催 | ○新型コロナウイルス感染症の感染拡大前は、圏域別で各2回ずつ開催しているが、昨年度に引き続き、今年度もオンライン等による開催を企画していたが、コロナの感染拡大を受け、今年度も開催方法を再考することになった。
○7月に七夕豪雨が発生。支え愛マップづくりに参画していただく人材を育成する必要があったことから、当初対面での研修からオンラインによる研修に変更し開催した。
・8月4日(水) 座学・講義
・8月20日(木) 実践研修 |
住民への啓発 | ○支え愛マップづくりと活用についての説明会を開催し、支え愛マップづくりへの協力を求めた。
○今回説明した2市、1町は支え愛マップづくりが遅れているため、今後取組むという自治会が増えると思われる。
・12月6日(月) 鳥取市気高町
・12月9日(木) 鳥取市青谷町、琴浦町
・12月17日(金)境港市
・3月予定(調整中)三朝町
○この他にも、オンラインによる啓発研修を開催した。
・11月24日(水)
・12月14日(火) |
関係者による連絡会の開催 | ○関係者連絡会をオンラインにより開催(2回)した。
○県社協及び市町村、市町村社協など関係者による、支え愛マップ作成実践例の紹介と併せてコロナ感染症感染予防対策について説明した。
○また、関係者に対し、支え愛マップ作成実践例と新年度の補助制度等の説明を行った。
・7月29日(木)
・2月25日(金) |
課題 | 今後の取組 |
新型コロナウイルス感染症感染予防対策を講じて、支え愛マップづくりと人材育成を進める必要がある。 | ○年度当初に社協など関係者と意見交換して、今後の開催方法及び対応方針を確認する。
○人材育成に関しては、自治体及び社協職員だけでなく、資格取得している防災士への声がけも行う。 |
支え愛マップづくりへの取組みが進んでいない地域では、個別避難計画の作成も思うように進んでいない傾向にあるため、積極的に取組むよう促す必要がある。 | ○支え愛マップづくりに取組むことで、個別避難計画の記載事項の一部(避難所、避難経路等)に活用できることから、未策定の自治体に対し、取組みを促す。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。