農林水産部 試験場統括本部の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 試験場統括本部 所属長名 村上敦志 電話番号 0857-26-7251
組織目標
多角的・客観的視点による試験研究課題の選定や効率的な試験研究の実施により、広範囲に普及可能な技術を確立し、県内農林水産業者の技術向上と経営安定につなげます。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
鳥取県農業生産1千億達成プランに位置づけた研究課題の調査・把握。試験研究の効率的な実施及び成果の普及・活用の取組支援
■SDGsのゴール
09 産業と技術革新の基盤をつくろう
(2)今年度の目標
県内3箇所におけるスマート農業機械導入による作業性等技術の実証及び効果検証。(田中農場:自動操舵田植の作業効率、ドローンによる生育診断効果、福成農園:経営管理システムと連動した効率的な施肥による水稲の増収効果、水位把握、ファームイング:可変施肥田植・追肥、収量把握による増収効果、リモコン式畦畔草刈機による省力化)
実証及び効果検証により得られた成果を取りまとめて、生産者等農業関係者への報告会を開催するとともに導入指針を作成し、スマート農業技術を周知する。
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | スマート農業技術の開発・実証事業 (予算額(事業費)6854千円) |
2 | スマート農業総合推進対策事業(R2国補正) (予算額(事業費)15,603千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
スマート農業の実証を県内3箇所で予定どおり実施した。
12月には農家や県内農業関係者関係者等に実証報告会を開催予定であったが、コロナウイルス感染症拡大のため中止としたが、これまで実証した成果をもとにスマート農業機器等の導入指針作成し関係機関に配布等を行った。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
スマート農業の実証を県内3箇所で実施。スマート農業機械等を活用し、機械の作業性や得られた圃場データ、労働時間等データにより、施肥設計や費用対効果について、農家や普及所、機械メーカー等関係者を交えての検討を行う。
また、得られた成果について、県内農業者等に実証報告会を実施するとともに導入指針を策定する。 | スマート農業の実証を県内3箇所で実施した。スマート農業機械等を活用し、機械の作業性や得られた圃場データ、労働時間等データにより、施肥設計や費用対効果について、農家や普及所、機械メーカー等関係者を交えての検討を行い、得られた成果をもとにスマート農業機器等の導入指針を策定した。 |
課題 | 今後の取組 |
スマート農業機器等の導入指針を活用し、スマート農業の技術普及を促進する。 | スマート農業実装加速化総合支援事業により、スマート農業機器の社会実装を加速化させ、スマート農業の技術普及を促進する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。