西部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 環境・循環推進課 所属長名 木村雄二 電話番号 0859-31-9307
組織目標
水質汚濁問題への対応、国立公園満喫プロジェクトの推進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
国立公園満喫プロジェクトの推進
■SDGsのゴール
15 陸の豊かさもまもろう
(2)今年度の目標
大山夏山登山道整備を進め、訪日外国人のみならず国内旅行者も含めた受入れ促進すべく山岳インフラの充実化と自然環境保護の徹底を図る。
測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
国立公園関係訪日外国人利用者数(大山隠岐国立公園全体利用者数) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 14.9万人 | 2.0万人 | 2.6万人=2.0万人×1.3 | 観光庁及び環境省で集計中 | 14,9万人(コロナ禍前の令和1年度水準に復活させる) |
時点 | 令和1年度 | 令和2年度末 | 令和3年度 | 令和3年度 | 令和7年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | 国立公園満喫プロジェクト「ステップアッププログラム2025」 | 環境省や県、関係市町村が構成員になっている大山隠岐国立公園満喫プロジェクト地域協議会おいて承認されたマスタープラン「ステップアッププログラム2025」での指標である。 |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 国立公園満喫プロジェクト等推進事業 (予算額(事業費)296722千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
9 |
評価理由 |
新型コロナ禍のために国立公園関係訪日外国人利用者数(大山隠岐国立公園全体利用者数)の達成は難しいものの、日本人利用者の大山(弥山)の登山者数は堅調に推移。主要事業の取組みは予定どおりの成果で事業進捗が図られた。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
●登山道整備・・・夏山登山道を整備し、多くの登山者を受け入れ可能な山岳インフラの充実を図る。 | ●厳しい気候条件の下、木道移設を2箇所(8合目上、L=77m)と、丸太階段(4.2.合目〜6合目。L=447m)を11月末までに完成させ、夏山登山道の着実な事業進捗が図られた。 |
●入山協力金・・・コロナ禍を意識しグリーンシーズン(5カ月)通した実証事業を実施し、検証を行い本格実施に繋げる。 | ●グリーンシーズン(6月〜10月:5カ月)を通し、実証事業を実施した。
●協力金の実績は件数2,946件、2,258,526円(R3.11.1集計実績)であった。協力率は金額割で13.0%となり、R1年度社会実験時の想定協力率11.6%を上回った |
●@ナラ枯れ対策・・・ナラ枯れ被害木を伐採後、ブナ等の植樹作業を官民協働連携により実施する。
Aブナの苗木の確保 | 県の自然保護用地(伯耆町大字大内)において、9〜10月に350本のブナの植樹を協働作業で実施した。
A二ノ沢で700本のブナ幼木の採取を実施し、苗木を確保した。(5月) |
課題 | 今後の取組 |
●登山道整備・・・原生自然を活かした近自然型登山道整備を期待する意見がある。 | 夏山登山道6〜8合目について、整備方針を見直す。
→R4年度に専門家の招聘や登山団体との現地検討会や意見交換会を開催し、工法を見直す。 |
●入山協力金・・・協力金の電子決済対応など多様な支払い方法を求める意見がある。 | R4年度本格実施に合わせ、専用サイトを利用したクレジットカード払いとスマホ決済を導入する。 |
●ナラ枯れ対策・・・ナラ枯れ被害木を伐採後、ブナ等の植樹作業を官民協働連携により推進する。 | 県の自然保護用地(伯耆町大字大内)において、大山ブナを育成する会と連携し9〜10月にブナの植樹を実施していく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。