交流人口拡大本部 関西本部の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 関西本部 所属長名 高務裕子 電話番号 06-6341-3955
組織目標
とっとり創生による持続可能な地域社会を実現するため、関西経済界等との連携や交流を促進するとともに新たな進出企業の開拓や既進出企業へのアフターフォロー等により県内の産業振興を促進します。また、ふるさと鳥取県定住機構と関西ハローワークとの連携を密にしたIJUターン促進による県内への移住定住や労働力の確保を進めます。さらに、県産品の販路拡大を促進するための取組みを関西圏・中京圏で幅広く展開するとともに、県内の観光や「食のみやこ鳥取県」の旬な情報、ワーケーションや副業等に関する施策を新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら関西圏の皆さんに発信し観光誘客や関係人口のさらなる拡大を進めます。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
関西圏・中京圏ににおける県産品の販路開拓及び「食のみやこ鳥取県」の情報発信
■SDGsのゴール
08 働きがいも経済成長も
09 産業と技術革新の基盤をつくろう
(2)今年度の目標
@県を代表するブランド食材(特に、鳥取和牛、星空舞、松葉がに、tottoriジビエ)の魅力発信および取扱店舗の開拓
A6次産業化・農商工連携で開発された県産品等の販路開拓及びインショップ等でのPR展開
測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
県産品のブランド化協力店舗の拡大 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 6店舗 | 30店舗 | 35店舗 | 33店舗 | − |
時点 | 平成27年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和3年3月10日時点 | − |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | | 関西有名料理店及びゆかりの店への情報発信と販路開拓を展開することで県産品のブランド化を図るため。 |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
量販店等への定番商品目標(新規) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 89品目(年度あたり) | 112品目(年度あたり) | 120品目(年度あたり) | 77品目(年度あたり) | − |
時点 | 平成21年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和3年3月10日時点 | − |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | | 県産品の新たな定番商品数をつかみ販路開拓の状況を把握するため。また、鳥取県産品をいつでも買えるインショップ(店舗内の常設販売コーナー)でのPR展開を行うため。 |
指標3
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 289回(年度あたり) | 102回(年度あたり) | 120回(年度あたり) | 86回(年度あたり) | − |
時点 | 平成21年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和3年3月10日時点 | − |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | | コロナ禍において、新しい生活様式での情報収集や情報発信を行うことで「食のみやこ鳥取県」のPR活動を促進するため。 |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | メイドイン鳥取県 関西・中京圏販路開拓事業 (予算額(事業費)15575千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
新型コロナウイルス感染症の影響により、ある程度の活動機会が制限されたが、感染対策を講じてのイベントやオンライン活動により成果を上げることができた。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
1 「食のみやこ鳥取県」ブランド推進事業
・関西有名料理人を対象に県産食材産地視察を実施(4回)
・関西有名料理人を対象に県産食材勉強会を実施(9回)
・来客数の多い宝塚北SAで地域物産展を実施(1回)
・大阪市に次いで人口の多い堺市の高島屋堺店で鳥取県物産展を実施(1回)
・百貨店等でスイカ、梨、星空舞、松葉がになど旬の農産物の販促フェアを実施(9回)
・TV、ラジオ、雑誌でスイカ、梨、星空舞、水産物のPRを実施(22回)
・リーベルホテルで県産食材を使ったフェアを実施(1回)
・関西圏飲食店11店舗で県産食材を使ったフェアを実施(1回)
・ゆかりの店6店舗で県産食材を使ったフェアを実施(1回)
・通天閣ビリケンさんに松葉がにの奉納を実施(1回)
2 販路開拓コーディネーターの販路開拓支援事業(販路開拓コーディネーター3名配置)
・関西・中京圏のバイヤーへ県産品の提案、PR活動を実施
・コーディネーターの支援回数(2月末現在:708回)
・高速道路サービスエリア運営事業者17社と県内事業者とのオンライン商談会を実施(1回)
・関西圏バイヤー8社と県内事業者とのオンライン商談会を実施(2回)
・インショップにおける県産品モニター販売の実施(3回)
・百貨店でマルシェを実施(7回)
・専門店のPR活動に参加(12回) |
1 「食のみやこ鳥取県」ブランド推進事業
・料理人との県内産地視察を通じて新たな取引(鳥取和牛、琴浦グランサーモン、松葉がに、ヨコワなど旬の水産物)、新たな商品開発(熟成猪肉)が始まった。
・旬の農産物の販売を通じて鳥取食材のファンづくりができた。
・様々な媒体を活用して鳥取県の食を関西圏で広くPRできた。
2 販路開拓コーディネーターの販路開拓支援事業(販路開拓コーディネーター3名配置)
・サービスエリア運営事業者とオンライン商談会では12社19商品が定番化に繋がった。
・
・モニター販売により県内事業者へ商品のフィードバックができた。
・新規の百貨店(1か所)で鳥取県フェアの開催に結びつけることができた。
・オーガニック食品を中心に新規売込先の開拓ができた。 |
課題 | 今後の取組 |
県産食材のブランド化の推進 | 料理人へのフォローアップ強化、小口輸送体系の構築により、食材の取扱いを増やし、ブランド力を高める。 |
「食のみやこ鳥取県」のPR | 県産食材の旬を逃さず、ゆかりの店の活用や有名レストランとの連携により「食のみやこ鳥取県」を効果的にPRする。 |
県産品の販路開拓 | 需要が伸びているオーガニック商品等に注力しながら、商談会や販路開拓コーディネーターの日々の営業活動等を通じて、県産品の継続的な取引に繋げる。 |
量販店への販路開拓 | バイヤー産地視察やフェアを通じて、量販店向きの商材の販路開拓を進める。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。