子育て・人財局福祉相談センターの工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

　所属名　福祉相談センター　所属長名　川本由美子　電話番号　0857-23-1031

組織目標

児童や女性に関する相談に適切に対応できるよう体制を強化するとともに、児童虐待・DVの未然防止や被害者支援、児童の権利擁護の取組を推進することで、児童や女性が安心して生活できる環境を整えます。また、療育手帳の判定を主とした相談対応により、障がいのある方が福祉サービスを利用しながら自立した社会生活を行えるよう支援します。

１．政策内容と目標

（１）政策内容

子育て講座等の普及、啓発を図る

■SDGｓのゴール

03 すべての人に健康と福祉を

（２）今年度の目標

子育て講座（ペアレントトレーニング）の普及を図るとともに、既受講者のフォローアップ及び技術的知見等の情報交換を行う。

測定指標

指標１

指標名	指標の分類
子育て講座の実施

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値			【講座実施】 ①とり〇子育て講座 ②とり〇子育て（フォローアップ講座） ③職員とり○講座 ④ちはっさく等子育て講座
時点

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
その他計画等	児童相談所子育て支援事業、児童虐待防止対策関係事業	子育て環境の諸課題への対応の一助として、子育て中の保護者等を対象とした子育て講座、グループカウンセリングを実施することで、親や里親の支援を図る。

指標2

指標名	指標の分類
市町村において子育て講座が開催できるよう普及・啓発する

	基準値	年度当初値	今年度目標値	今年度実績値	長期的目標値
数値			【研修会実施】子育て講座指導者養成研修…３回
時点

根拠となる計画等	その他計画の名称	計画指標の選定理由
その他計画等	児童相談所子育て支援事業、児童虐待防止対策関係事業	暴力暴言を使わずに子どもの問題行動を減らして望ましい行動を効果的にしつける子育て方法を地域や子育て支援を行う関係機関に普及させることにより、児童虐待の発生予防と早期発見・対応に寄与する。また、それにより子育てをしている保護者等の支援につなげる。

目標を実現するための主要事業

番号	主要事業・主要制度
1	児童相談所費　（予算額（事業費）20523千円）
2	児童相談所体制強化事業　（予算額（事業費）19579千円）

２．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
8
評価理由
子育て環境の諸課題への対応の一助として、当所で子育て講座を実施し保護者等への支援を図ることができた。また、市町村等関係機関へ子育て講座について普及、啓発を行うため研修会を実施するとともに、市町と協働で子育て講座を実施した。

令和3年度の取組	成果
【講座実施　～保護者対象～】 ○相談ケースに於いてニーズのある保護者を対象に個別対応で子育て講座（ペアレント・トレーニングプログラム）を実施・新型コロナ感染予防のため、集団での講座開催から個別対応へ実施方法を変更し対応した。フォローアップ講座は感染状況を鑑み、個別対応での実施。また、メール配信及び手紙送付で保護者との関係継続を図った。	・相談者の子育てに関する必要な知識の習得やスキルの向上を図ることができた。【子育て講座】 ○実施回数　33回　　実施人数　10名（延べ人数　53名）【フォローアップ講座】 ○実施回数　2回　　　実施人数　5名（延べ人数　9名）
【講座実施　～児童相談所職員対象～】 ○職員の資質向上を目指し、職員向けに子育て講座を実施	・相談業務、一時保護業務に於いて、講座の内容を活かし本人、保護者等へ対応している。 ○実施回数　9回　　実施人数　9名（延べ人数　27名）
【研修会実施】 ○市町村における子育て講座指導者養成研修を開催・鳥大井上教授の講座への協働の立場として参加。市町村の講座開催状況の把握や、児相としての情報発信を行った。・県外講師を招いてのペアレントトレーニング関連講座は、新型コロナ感染状況を勘案し、県内各市町担当、関係機関、県内児相に参加を呼びかけ、オンラインで開催した。・市町村への普及、啓発のため、個別ケースを対象として市町と協働でペアレントトレーニング講座を実施した。	・市町村が子育て講座を実施できるよう普及、啓発が図ることができた。・講座実施経験がないことから単独での実施が難しい市町村と協働で講座を実施することで、市町村が講座を実施していくことの礎を築くことができた。

課題	今後の取組
子育て支援、虐待予防の一環として、児童相談所が子育て講座を実施する。また、併せて市町村が実施主体となって子育て講座が開催できるよう啓発していく。	引き続き児相での子育て講座を実施する。また、市町村が主体的に子育て講座が実施できるよう普及、啓発を継続していく。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。