地域づくり推進部 文化政策課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 文化政策課 所属長名 堀田 晶子 電話番号 0857-26-7125
組織目標
鳥取文化の伝承・創造・再発見を推進し、日常生活の中にある多彩な文化芸術に光を当て、感動(美、真、愛)に溢れる豊かな県民生活を推奨する。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
文化芸術活動の維持・活性化及び鑑賞機会の充実のための環境整備
■SDGsのゴール
08 働きがいも経済成長も
(2)今年度の目標
県有文化施設4館(県民文化会館、倉吉未来中心、米子コンベンションセンター、童謡館)の建物、及び設備の計画的な改修等を進めるとともに、各館におけるインターネット環境、及び映像配信機器を整備し、県民の利便性を一層、向上させる。
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 文化芸術拠点施設環境整備事業 (予算額(事業費)397623千円) |
2 | 倉吉未来中心舞台照明・舞台機構設備等改修事業(継続費) (予算額(事業費)890284千円) |
3 | ICT×アート活動支援事業 (予算額(事業費)32022千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
9 |
評価理由 |
県有文化施設4館(県民文化会館、倉吉未来中心、米子コンベンションセンター、童謡館)の建物、設備の計画的な改修等を行うとともに、ホール等のネット配信環境等の整備を進めた。
また、各施設の利用者等が公演等を映像配信に必要な機器を整備するとともに、配信技術を習得するための研修会を開催した。
これにより、各施設の安全性確保・利便性向上やICTの活用による多様な形で芸術表現や発信が可能となる環境整備を進められた。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
文化芸術拠点施設環境整備事業 | ●中長期保全計画に基づき、県立文化施設4館の建築・設備の改修や修繕等を行い、施設の長寿命化や省エネ化を実現した。さらには、突発的な事故による施設の機能不全を未然に防ぐことが期待できる。
(保全計画に基づき実施した主な事業)
・とりぎん文化会館照明及び受変電設備改修工事
・とりぎん文化会館第3会議室AVシステム更新業務
・倉吉未来中心自動火災報知設備更新工事
・米子コンベンションセンター外灯LED改修ほか工事
・童謡館多目的ホール外壁タイル修繕工事 |
倉吉未来中心舞台照明・舞台機構設備等改修事業 | ●令和3年1月よりホールを閉鎖し継続して進めてきた以下の工事が完成、営繕課より引渡しを受けた。
・ホール音響反射板等改修工事・・・6月30日完成
・ホール空調設備改修工事・・・6月30日完成
・特定天井耐震対策工事(建築・電気設備)・・・8月27日完成
・舞台機構改修工事・・・11月15日完成
・舞台照明改修工事・・・11月15日完成
・ホール監視カメラ更新工事・・・12月15日完成
これを受け、12月23日の杮落とし公演を皮切りに、令和4年1月4日よりホールの一般貸出を再開、以前よりも安全快適で高機能な利用環境を利用者に提供することが可能となった。 |
ICT×アート活動支援事業 | ●県立文化施設4館に動画の撮影配信機材を配備するとともに、ホール等にWi-Fi設備を整備することで、ICTの活用等により多様な形で芸術表現や発信ができる環境を実現した。また、施設利用者に対してはICTリテラシーを習得していただくことを目的として、県内3箇所において動画の撮影や配信技法についての研修会を行った。
【主な整備機材】
360°カメラ、4Kカメラ、スイッチャー、配信・編集PC
【研修会】
鳥取会場(10月1日)、倉吉会場(9月25日)、米子会場(10月6日)で開催し、一般利用者9名と施設関係者6名が参加。
●昨年度米子コンベンションセンター多目的ホール内に整備された5Gアンテナを活用し、高校生等による郷土芸能の演技を臨場感をもって披露した。 |
課題 | 今後の取組 |
毎年必要な改修等行ってきているが、施設4館とも開館より20年以上経過し、施設全体及び備品の多くに老朽化が見受けられる。特に受変電設備や空調設備など、大規模な設備群の更新が将来的に必要となってくるが、これを実施するための財源や施設の長期休館を伴う工事期間をいかに確保するかが課題。 | 営繕課が数年毎に見直ししている中長期保全計画を基に、重要な館の運営に支障が出ることが無いよう適切かつ計画的に更新・改修を行っていく。 |
一部の細事業(わらべ館展示ケース照明器具LED化改修業務)において、資材(LEDモジュール)の納期遅れにより年度内に完了ができず、来年度に繰越となった。このように電子部品を中心に今後しばらくは多くの資材で納期の遅れが続く見込であり、施設の保全体制しいては営業活動に大きな影響を及ぼす恐れがある | メーカーや工事業者、営繕課から納期の情報を適時聞き取りし、時間がかかりそうな案件を優先して早期に発注する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。