地域づくり推進部 文化財局 とっとり弥生の王国推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 とっとり弥生の王国推進課 所属長名 戸井歩 電話番号 0857-26-7934
組織目標
とっとり弥生の王国(妻木晩田遺跡・青谷上寺地遺跡)のほか、貴重な文化財の学術的な評価を行うとともに、県民一人ひとり(とりわけ次世代を担う子どもたちが)文化財を通して鳥取県の歴史や文化の豊かさを学び、「ふるさと鳥取」に愛着と誇りを感じる機運・意識を醸成することを目指して、文化財の保存と活用の取り組みをバランス良く進める。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
史跡青谷上寺地遺跡の整備推進
■SDGsのゴール
08 働きがいも経済成長も
(2)今年度の目標
・弥生の自然体感地区の土工事・水路工事を実施。
・エントランス地区(地点1)の造成工事を実施。
・エントランス地区(地点1)における展示ガイダンス施設の建築実施設計を実施、建築工事に着手。
・展示ガイダンス施設の展示実施設計を実施。
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 史跡青谷上寺地遺跡整備事業 (予算額(事業費)719233千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
関係機関との調整により進捗を管理し、概ね予定通りの内容、期間で業務を進めている。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
弥生の自然景観体感地区の工事用道路を含む土工事・水路工事を実施とエントランス地区の造成 | エントランス地区の造成は12月、工事用道路は2月に完了。弥生の自然景観体感地区の土工事・水路工事に着手。 |
展示ガイダンス施設の建築実施設計、建築工事 | 実施設計を9月に完了し、入札手続きを経て、1月から現地での工事に着手。 |
展示ガイダンス施設の展示実施設計 | 実施設計は10月に完了。現在、次年度の業務着手に向け展示製作委託の入札手続きを実施中。 |
課題 | 今後の取組 |
既設水路の機能維持や地下水位の高い地盤状況への対策など、課題に適切に対応しながら施工管理を行うこと。 | 農業用水路を機能させつつ工事を行うために設置する仮設水路や排水ポンプの位置や規格は、降水時の状況も予見しつつ位置や規格を決定することが必要。また、泥質地盤の中で湿地や高まりといった弥生時代の地形を造成するため、水抜きや土壌改良といった施工方法を段階的に整理しておく必要がある。 |
展示ガイダンス施設(重要文化財棟)工事で発生する酸性ガスを期限内に低減させること。 | 文化財への有害ガスの測定値が令和5年秋の段階で規定値以下に低減できるよう、展示工事を含めた使用材料の適切な選択や展示製作中の換気に努める。 |
関連部局、施工業者との連絡調整を今以上に充実させる。 | 月1回の総合定例会にとどまらず、少し先の工程を見越し問題点を予見するための連絡調整の場をもち、情報の共有に努める。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。