地域づくり推進部 文化財局 文化財課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 文化財課 所属長名 片山暢博 電話番号 0857-26-7523
組織目標
歴史的建造物や伝統芸能など貴重な文化財の学術的な評価を行うとともに、県民一人ひとり(とりわけ次世代を担う子どもたちが)文化財を通して鳥取県の歴史や文化の豊かさを学び、「ふるさと鳥取」に愛着と誇りを感じる機運・意識を醸成することを目指して、文化財の保存と活用の取り組みをバランス良く進める。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
県民が、郷土とっとりの歴史や文化を誇りに思い、文化財を大切にする機運の醸成
■SDGsのゴール
08 働きがいも経済成長も
(2)今年度の目標
鳥取県文化財保存活用大綱のアクションプラン作成(2件)、活用計画の検討及び市町村文化財地域計画の作成支援、文化財体験事業の開催(ふるさと未来創造工房3回、知楽塾10クラス)、文化財VR動画の作成(1件)、建造物調査(1件)、美術工芸品詳細調査(1-2件)、未指定名勝庭園調査(悉皆調査30件、詳細調査3件)、オオサンショウウオ生息状況調査(20回)、文化財保護審議会の開催(2回)、鳥取県文化財等保存・保護事業費補助金による支援
測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | − | − | 5 | | |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アクションプラン(教育振興基本計画) | | |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 「とっとりの誇り」文化遺産活用推進事業 (予算額(事業費)3241千円) |
2 | 情報発信「鳥取県の文化財」 (予算額(事業費)9501千円) |
3 | 調査研究「鳥取県の文化財」 (予算額(事業費)28963千円) |
4 | 文化財保護指導費 (予算額(事業費)17887千円) |
5 | 伝統芸能等支援事業 (予算額(事業費)1450千円) |
6 | 池田家墓所整備活用促進事業 (予算額(事業費)10985千円) |
7 | 日本刀と鬼伝説を活用した魅力発信事業 (予算額(事業費)6281千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
新型コロナウィルス感染拡大により思うように事業ができない場面もあったが、必要な調査を実施し、指定に結びつけることができた。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
鳥取県文化財保存活用大綱のアクションプラン作成 | 新型コロナウィルス感染拡大により専門委員(県外)の選定・招致ができず作成検討に着手できなかった。 |
市町村文化財地域計画の作成支援 | 北栄町の地域計画認定後のフォローを行うとともに、引き続き日野町、米子市の作成支援を継続している。 |
文化財体験事業の開催(ふるさと未来創造工房、知楽塾) | 予定数以上にふるさと未来創造工房14回、知楽塾8回を実施し、多くの児童生徒に文化財の製作体験などを提供することができた。 |
文化財VR動画の作成 | 三徳山VR動画を完成し、英語ナレーション版を追加作成する。 |
建造物調査、美術工芸品詳細調査、未指定名勝庭園調査 | 文化庁調査官の招致が十分にできなかったが、必要な調査は実施した。 |
オオサンショウウオ生息状況調査 | 懸案であった保存活用指針を策定するとともに、生息状況調査を実施した。 |
課題 | 今後の取組 |
下半期もコロナ感染拡大による出張制限等のため、文化財保護審議会委員や文化庁係官など県外有識者による調査が十分に実施できなかったが、必要に応じてオンライン会議を実施するとともに、文化財指定を着実に行った。 | 必要な調査を順次行うとともに、文化財所有者・団体等と綿密に連携を行い、文化財の保護保存の取り組みを進め、指定に結びつけていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。