地域づくり推進部 スポーツ振興局 関西ワールドマスターズゲームズ推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 関西ワールドマスターズゲームズ推進課 所属長名 小西慎太郎 電話番号 0857-26-7909
組織目標
県内開催4競技に、国内外から多くの人に参加していただき、鳥取らしい温かいもてなしと円滑な競技運営を実現することで、生涯スポーツの聖地であることをPRするとともに、エクスカーションを通じて、鳥取の美味しい食と素晴らしい自然・文化を満喫していただき、県内宿泊・観光消費を増やし、今まで来県の少なかった、欧・豪州の観光客の再来訪を目指す。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
関西ワールドマスターズゲームズの成功と生涯スポーツの振興
■SDGsのゴール
(2)今年度の目標
WMG参加者は、競技参加に加え、その前後の観光・交流も大きな目的であることが大きな特徴。WMGを開催することで、スポーツ振興、地域活性化(観光産業の活性化、県内消費拡大、地域PR、県民意識のグローバル化)や交流人口の拡大等を促進できるよう準備を進める。
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | ワールドマスターズゲームズ関西開催準備事業 (予算額(事業費)62434千円) |
2 | [債務負担行為]ワールドマスターズゲームズ関西開催準備事業 (予算額(事業費)千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
×(大幅遅れ) |
達成度の評価 |
- |
評価理由 |
大会の再延期が11月に決定され、大会に向けた準備作業は中断。再延期後の会期はまだ決まっていないため、広報なども身動きが取れない状態。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
【大会認知度向上及びボランティア確保のための取組】
※新型コロナの状況を踏まえ、県民向けの目立つ広報・露出は制限。
・新型コロナの状況を見ながら、日本海新聞でタイアップ記事を不定期掲載。
・オリジナル残日計のデザインを延期後バージョンに新調し、県立武道館に再設置したが、大会再延期に伴い撤収。
・県内の商工団体会報に、大会延期&ボランティア募集記事を掲載。
・県内高校(公立、私立)に、延期後日程のボランティア募集チラシを全校生徒分配布。
・県ボランティアセンターでの受付業務(紙、WEB)を継続実施。
・イオン鳥取北での「県民の日イベント」で、開催競技紹介ボード、ボランティア支給物品等を展示。
・鳥取短期大学、島根大学と連携し、大学生を対象としたボランティア特別講座を実施。
・大会再延期に伴い、ボランティア既申込者に対して、リスト継続登録していただけるよう意向確認を実施。既申込者全員にノベルティ等を送付。 | 再延期決定時点の県内開催競技のエントリー数、ボランティア申込者数は、以下のとおり。
・県内開催競技エントリー数(延べ):2,166名(国内:1,729名、海外:437名)
・ボランティア申込者数:277名(県ボランティアセンター受付分:264名、大会組織委員会エントリーシステム受付分:13名)
≪総括≫
選手エントリーについては、申込率(申込数/定員数)56.0%で、海外からも一定数のエントリーがあり、コロナ禍での状況としては上々だった。
ボランティア申込者数については、コロナ禍で思うようにPRができなかったが、一定数の申込みがあり、県受付分のうち231名が再延期後も継続登録していただけることになり、リスタートに向けたよい終わり方ができた。 |
【観光・周遊の取組】
・県内開催競技参加者の延泊、県内周遊を促すためのエクスカーション商品の造成に向け、プロポーザルを実施し、委託業者を決定。商品造成までは実施したが、大会再延期に伴い中止。
・スーパーはくと沿線自治体によるエントリーシステムを活用した相互観光情報発信(昨年度調整済、新型コロナにより未実施)も、大会再延期に伴い立ち消え。 | − |
【ボランティア運営の取組】
・下半期に、各会場への配置計画の作成、研修会内容の調整を行う予定だったが、大会再延期に伴い中止。 | − |
【マスターズビレッジ等の取組】
・下半期にマスターズビレッジ設置運営及び臨時大会受付会場での大会受付業務のプロポーザルを行い、準備を進める予定だったが、大会再延期に伴い中止。 | − |
【競技別の取組】
大会(競技部門)の成功的開催のために、各開催市町実行委員会や組織委員会との調整を実施。
≪アーチェリー≫
・定員数拡大に伴う要項改正、オリパラ競技備品からの借用調整、世界アーチェリー連盟の要望対応等。
≪自転車(トラック)≫
・トラック種目のテスト大会として、コロナ対策をした上で、6/26-27に全日本学生選手権を開催。
≪自転車(ロード)≫
・各道路管理者と調整し、ロードコース(公道)上に、案内看板を設置、路面標示を施工。
・ARアプリ事業者(Rouvy)と調整し、実際のコース映像を取り込んだバーチャルコースを作成、オンライン上で公開。2/27には、バーチャル・オンラインレース&体験イベントを開催。
≪グラウンド・ゴルフ≫
・日本人高齢者のニーズに応えるため、独自の紙エントリー用紙付PRチラシを作成したが、大会再延期に伴い未印刷。 | ≪アーチェリー≫
・8/27に定員数拡大の要項改正を行い、9/3-7にウェイティングリスト登録者を対象とした追加募集を実施。10/1から一般エントリー再開した。
≪自転車(トラック)≫
・昨年度のロード種目に続き、大規模なテスト大会をトラック種目でも実施でき、ノウハウを得た。
≪自転車(ロード)≫
・バーチャルオンラインレースには、26ヵ国134名がエントリーし(実走者数は、20ヵ国74名)、一定の効果は得た。 |
課題 | 今後の取組 |
長期延期に伴う関係者の共通認識の希薄化、県民等の大会認知度・機運の低下 | 定期的に開催市町・競技団体との会議を開催し、取組状況の確認・意見交換を行うと共に、コロナの状況を見ながら、各実行委員会で適宜、機運醸成事業等を実施していく。なお、県実行委員会は、WMG単独ではなく、令和6年秋の「ねんりんピック」に便乗して、その2年後のWMGも一緒にPRしていく方向。 |
競技団体担当者(開催市実行委員会配置)の変更・人材確保 | アーチェリー、自転車、柔道の3競技については、開催市に競技運営・準備等のノウハウがないことから、大会1年前の令和2年4月から、競技団体担当者(県教員)を各開催市実行委員会に配置(県スポーツ課に所属、市役所担当課に勤務)し、大会に向けた各種準備を進めていた。
⇒ 再延期に伴う担当者変更について、課題は多いが、令和4年度から競技団体等と人選の調整を進め、適宜、候補者の勤務先(県教委)等と協議を行っていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。