交流人口拡大本部 関西本部の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 関西本部 所属長名 高務裕子 電話番号 06-6341-3955
組織目標
とっとり創生による持続可能な地域社会を実現するため、関西経済界等との連携や交流を促進するとともに新たな進出企業の開拓や既進出企業へのアフターフォロー等により県内の産業振興を促進します。また、ふるさと鳥取県定住機構と関西ハローワークとの連携を密にしたIJUターン促進による県内への移住定住や労働力の確保を進めます。さらに、県産品の販路拡大を促進するための取組みを関西圏・中京圏で幅広く展開するとともに、県内の観光や「食のみやこ鳥取県」の旬な情報、ワーケーションや副業等に関する施策を新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら関西圏の皆さんに発信し観光誘客や関係人口のさらなる拡大を進めます。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
観光誘客に向けた情報発信
■SDGsのゴール
08 働きがいも経済成長も
09 産業と技術革新の基盤をつくろう
(2)今年度の目標
コロナ禍の影響を受けている県経済の回復に寄与するため、関西圏におけるイベントや各種媒体を活用した情報発信を継続して行うことで、本県の認知度向上と観光誘客を更に促進する。
測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
発地別観光入込客数(近畿圏発) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | | 254万人 | | | |
時点 | | 令和元年 | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 観光客入込動態調査により明らかになる数値であり、近畿圏からの観光客数が客観的に把握できるため |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 鳥取県へ「いらっしゃい」事業 (予算額(事業費)18489千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
新型コロナウイルス感染症の影響により、特に上半期に活動の機会が制限されたため。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
1 関西圏のマスコミを活用した情報発信
テレビ、ラジオ、新聞等のマスコミ媒体や雑誌媒体を活用した情報発信を行った。
(テレビ7件、ラジオ7件、新聞15件、雑誌9件、Web媒体2件)
【主なもの】
○讀賣テレビ「そこまで言って委員会NP」での県特産品PR
○毎日放送「よんチャンTV」プレゼント企画(4回)
○関西テレビ「よ〜いドン!」プレゼント企画(1回)
○サンテレビ「キャッチ+」プレゼント企画(1回)
○Kiss FM KOBE「Wave!!!!」での特産品・観光PR
○Kiss FM KOBE「辛坊治郎Sunday Kiss」での観光PR、YouTubeチャンネル「辛坊の旅」での配信
○FM大阪での20秒CM放送(70回)
○MBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」プレゼント企画(1回)
○ABCラジオ「柴田博のほたるまち旅行社」での観光PR
○松葉がにPRメディアキャラバン(新聞、Web媒体)
○クラシズム(CLasism)での鳥取取材記事紹介、抜刷冊子の作成、とっとりの逸品紹介(夏号:岩ガキ、白いかなど、秋号:星空舞などとっとりのお米、星取県コラボ商品、冬号:松葉がに)
○あまから手帖での特産品等紹介(3回) | ・新型コロナウイルスの感染が拡大する状況の中、特に上半期は「自然豊かな鳥取県」のイメージ発信や旬の特産品の紹介を意識した取組を行った。
・感染拡大がやや落ち着いていた10月〜1月にかけては、蟹取県ウェルカニキャンペーンをはじめ、旬の特産物や観光情報など、実際の誘客に繋がる発信を意識した取り組みを行った。
・讀賣テレビ「そこまで言って委員会NP」はこれまで関西本部で培った人脈によって実現した貴重な情報発信であり、視聴率の高い人気番組で費用対効果の高い情報発信を実現できた。
・テレビやラジオのプレゼント企画では、多くの応募があり、効果的な情報発信ができた。
・Kiss FM KOBEと連携した情報発信(辛坊治郎Sundaykiss)では、YouTubeチャンネルでの動画再生回数が4万回を上回るなど、一定の効果を上げることができた。
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2 県内団体等と連携したイベント開催
関西圏の集客施設でイベントを開催することによって、旬の鳥取県情報を発信した。
【内容】
○鳥取県地域物産展(新名神高速道路・宝塚北SA) 2回実施
○中国四国9県観光物産展(ららぽーと甲子園)
○道頓堀リバーフェスティバル2021(湊町リバープレイス)
○全国アニメゆかりの地観光展(難波センター街商店街)
○第1回日本観光ショーケースin大阪・関西(インテックス大阪)
○通天閣「ビリケンさん」に松葉がにを奉納 | ・コロナ禍であり、パンフレットの手配りができないなどの制約があったが、ファミリー層を中心に多くの来場者へ鳥取県の魅力を紹介することができた。
・通天閣との連携では、従来とは「見せ方」を変えた情報発信に取り組み、在阪テレビ局や新聞社で取り上げられるなど、これまでにない発信効果を実現できた。 |
3 その他
・新名神高速道路宝塚北SAに鳥取県魅力発信コーナーを設置し、7/1〜7/31の1か月間、観光パンフレットを配架するとともに、観光PRイメージ動画を放映した。
・メールマガジン(毎週木曜日配信)、関西本部Facebookにより、随時、旬の観光・特産品情報等を発信した。
・地元紙「日本海新聞」に毎月1回「まいど!鳥取県関西本部です」を寄稿した。 | ・高速道路サービスエリアでのパンフレット配架によって、具体的な観光情報を多くの施設利用者に発信することができた。
・メールマガジン、Facebookによって、定期的にタイムリーな情報発信を行うことができた。
・県内購読率の高い地元紙で定期的に関西本部の取組を紹介することで、今後の連携に向けた可能性を広げることができた。 |
課題 | 今後の取組 |
観光需要回復に向けた情報発信 | 新型コロナウイルスの影響により落ち込んだ観光需要の回復に向け、タイミングを逃さず鳥取県の旬の情報・話題を発信していく必要がある。
また、SNSの活用など、タイムリーな発信をできる手法を積極的に活用するとともに、フォロワー増加につながる取組も併せて実施していく。
さらに、競合地域が多い関西圏で「鳥取県が選ばれる」ことを意識した露出内容の工夫が必要であり、ターゲット層を意識した多様な情報発信手法を組み合わせて展開する必要がある。 |
鳥取県への誘客 | 県内団体や旅行会社等とも連携し、実際に誘客につながるような取組が必要である。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。