中部総合事務所 農林局 農業振興課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 農業振興課 所属長名 丸田 謙一 電話番号 0858-23-3164
組織目標
職員相互の情報の共有や意思疎通の強化、適切な役割分担により柔軟で効率的な組織としての面的な総合力強化を図る。
各自の業務については相互補完や関係機関等と協調しながら主体的に取り組み、責任をもって完結させるスキルを養う。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
主要品目の生産基盤強化(ブロッコリー、スイカ、長芋)
■SDGsのゴール
15 陸の豊かさもまもろう
(2)今年度の目標
・主要品目(ブロッコリー)の作付面積の拡大
・新たに栽培に取り組む農家に対する支援(ブロッコリー、スイカ、長芋)
測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
中部管内のブロッコリー栽培面積 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 175ha | 175ha | 300ha | 224.3 | 500ha |
時点 | R2 | R2 | R3年度末 | R3年度末 | R5 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | 鳥取県農業生産1千億円達成プラン | 重点分野別の具体的取組「園芸産地の基盤強化」により |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | ブロッコリー産地の広域化・生産強化総合対策事業 (予算額(事業費)50559千円) |
2 | 鳥取県産地生産基盤パワーアップ事業 (予算額(事業費)196050千円) |
3 | 鳥取型低コストハウスによる施設園芸等推進事業 (予算額(事業費)166554千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
今年度目標の300haに対し実績は224.3haであり、初年度の取組としては評価出来る。(達成率75%) |
令和3年度の取組 | 成果 |
現在栽培実績の無い三朝町、湯梨浜町については新規栽培希望者を募り、両町で栽培に関する説明会の開催、栽培試験圃場での研修(中耕培土、弾丸暗渠の効果検証)により栽培農家数の増加を促進した。 | 【三朝町】(R2実績→R3実績:0→0.44ha)
・6戸が単町事業を活用し、試験栽培を実施。(苗代や資材費の助成)試験面積は0.44ha。
・反収の良かった農家の成績を優良事例としてまとめ、栽培意欲のある農家等へ紹介予定。
・令和4年の初夏どりの栽培を行う予定の農家は現在のところ4名。
【湯梨浜町】(R2実績→R3実績:0→1.2ha)
・新規栽培農家は4戸。令和4年には新たに1戸が栽培を開始する見込み。 |
従来から栽培している琴浦町、北栄町、倉吉市についてはブロッコリー産地の広域化・生産強化総合対策事業を活用し、機械導入を進め、規模拡大農家の支援を行った。 | 【琴浦町】(R2実績→R3実績:148ha→182ha)
・産地生産基盤パワーアップ事業を活用し、令和4年に製氷機の導入が決定。
・地域プランが承認された。販売額の増加(R2:414百万円→R9:470百万円)を目指す。
【北栄町】(R2実績→R3実績:14ha→24.3ha)
・新規栽培の可能性が高い地域でもあり、農家の掘り起こしを実施。
・1名と1営農組合が令和4年に栽培を開始する予定。
【倉吉市】(R2実績→R3実績:13ha→16.3ha)
・梨の廃園を活用できないか検討中。 |
毎月JAと農林局で検討会を開催し、進捗状況の確認や指導員との意見交換により現場の問題点等について把握を行った。 | ・普及所、専技、JAが協力し、新規栽培者に向けた栽培指針を完成させた。
・12月に今年度のまとめとして「第6回検討会」を実施。令和2年から令和3年にかけて増加した面積は49.3haであった。
・JA中央は、当初100ha以上の増加を目指していたが達成できなかったものの、面積拡大の機運は上がりつつある。 |
課題 | 今後の取組 |
新たに取り組む農家の掘り起こしに注力する。 | 「ブロッコリー産地の広域化・生産強化総合対策事業」を活用し、梨の廃園跡地での栽培や水田転作作物として栽培できないか模索し、提案していくことが重要。
関金地区など、以前栽培していたが現在は栽培していない地域については、特に力を入れて提案していく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。