中部総合事務所 倉吉保健所 健康支援総務課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 健康支援総務課 所属長名 坂本光隆 電話番号 0858−23−3140
組織目標
県民が心身ともに健康で、いきいきとした暮らしができるように保健・医療・福祉サービスの連携を図るほか、生活習慣病の予防と健康づくりへの支援、精神障がい者を含む地域包括ケアシステム体制(医療・介護の連携)の構築をめざす。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
精神障がい者の地域移行・地域定着支援を促進する取組みを行う。
■SDGsのゴール
11 住み続けられるまちづくりを
(2)今年度の目標
精神障がい者の地域移行を地域全体で支援する仕組みを関係機関と連携しながら構築する。
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 精神障がい者地域移行・地域定着支援事業 (予算額(事業費)25602千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
6 |
評価理由 |
新型コロナ感染症の影響により、事業の内容を大幅に縮小せざるを得なかったが、関係者連絡会を開催し、今後の取り組みについて意見交換を行い、一部方針を決めることができた。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
@関係者との連携強化
・地域移行連絡会(11/29)をオンラインで開催。精神障がい者にも対応した地域包括ケアシステムの構築について、自治体の役割を市町担当者に認識していただくため国の動向の説明をするとともに、今後の取り組みとして地域支援者の訪問について、意見交換を行った。会に先立って地域支援者の病院訪問の実施要項を作成し意見照会を実施した。
A退院意欲喚起の働きかけ
・入院患者への地域移行に関する講話(9/30)をオンラインで実施。
・退院可能な長期入院患者の調査を実施した。そのうち、地域支援者の訪問への同意が得られた方は6名。病院の協力により、実施要項に基づいた、対象者一覧と同意書の提出を受けた。
・地域移行支援に関するリーフレットを作成し、関係者から意見を集約し修正しているところ。
B地域移行支援にかかわる人材育成
・西部総合事務所の委託により鳥取県精神保健福祉士会が実施したピアサポーター養成研修で、今年度6名の方が修了された。 | @圏域での新たな取り組みとして行う地域支援者の訪問について、関係機関から一応の賛同を得て、今後につなげることができた。
A入院患者さんへの地域移行支援に関する情報提供について、病院関係者の協力を得て今後も継続していくことになった。また、パンフレットの内容については関係者からの了解は得ているため、最終的に作成したものを確認してもらえば使用できる段階になっている。
B昨年度からのピアサポーターの養成研修により、現在中部圏域に4名登録できた。 |
課題 | 今後の取組 |
@新型コロナ感染症の状況を見ながらだが、地域支援者の入院患者への訪問を実施するため、該当市町と事例に関する調整が必要。
Aピアサポーターが活動できる圏域にするための関係者への啓発が必要。 | @市町へ対象者について個別に協議する機会を持ち、訪問を実施する。
A現在圏域に存在するピアサポーターや医療機関、基幹地域生活支援センターとも協議を行い、圏域に必要な今後の取組を検討する。ピアサポーターが体験を語る機会と、ピアサポーターについて関係者に知っていただく機会について検討する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。